レベッカとは新世界にあるドレスローザ編にてヒロイン的存在として登場した人物であり、「コリーダコロシアム」に所属している剣闘士の女性です。
ファンの間ではかわいいと人気も高いレベッカですが、剣闘士として戦う強さなども魅力的な人物です。
そんなレベッカの強さや特徴、名言なども交えてご紹介していきます。
レベッカの基本情報
名前 | レベッカ |
性別 | 女 |
所属 | 元コリーダコロシアム 囚人剣闘士 |
覇気 | 見聞色 |
肩書き | ドレスローザ王国 侍女 |
出身地 | 新世界 ドレスローザ |
年齢 | 16歳 |
誕生日 | 8月4日 |
身長 | 171cm |
血液型 | S型 |
好物 | 兵隊さんの手作りケーキ |
初登場 | 71巻、704話「ルーシーとキュロスの像」 |
家族 | キュロス(父)スカーレット(母)リク・ドルド3世(祖父)ヴィオラ(伯母) |
声優 | 林原めぐみ |
レベッカの特徴
レベッカの髪はピンク色で長い髪をサイドから編み込み一つに束ねています。
剣闘士としての服装は、金の兜を被りビキニアーマーと呼ばれる鎧を装着していますが、面積は小さく露出度の高い格好をし、マントを付け茶色の手袋をしています。
レベッカの戦闘衣装が扇情的であるのは作者曰く、「重量制限を気にしている」ことが理由らしく、レベッカは素早い行動を得意としていることから、軽量化のため面積を少なくした鎧を着用しているのではないかと考えられます。
世界会議にて再登場した際には、黄色のワンピースを着用していました。
レベッカの過去
レベッカは幼少期にドフラミンゴ一味にドレスローザを襲撃され、その際にシュガーの能力により父親であるキュロスはブリキ人形に変えられてしまいました。能力によって人形に変えられた者の記憶は消されてしまうため、レベッカの記憶から父親の記憶が消されてしまいました。
それと同時に母親はドンキホーテ海賊団によって殺害され、当時まだ幼かったレベッカは「怒りの雷兵」となったキュロスに育てられました。レベッカは父親とは知らず「兵隊さん」と呼び慕っており、戦闘術などの稽古をキュロスである兵隊に教わっていました。
レベッカの戦闘能力
レベッカは覇気である見聞色の使い手であるため、回避能力も高く素早さや技巧を駆使して戦うことが多いです。武器は剣闘士の基本的なスタイルで刀が潰してあるロングソードと盾を使用しています。コリーダコロシアムでの戦法は、水路を背に突撃してくる敵の勢いを利用し水に突き落とし場外にさせる「背水の剣舞」という戦法をとっています。傷つけることなく勝利するレベッカの性格が伺える戦法です。
この消極的な戦法で勝利を重ねてきたことにより、周囲から嘲笑されながらも「無敗の女」と呼ばれています。ですがそんなレベッカの実力を内心では認めており、レベッカの戦い方を「美しい」と感じている人も少なくはなく、コリーダコロシアムにて参加者として戦ったキャベンディッシュも感心するほどです。
ですがそんなレベッカの素早さを上回りルフィがレベッカを取り押さえたときは、周囲の剣闘士たちが驚愕し「速さで負けるなんて…」というシーンも描かれています。
レベッカの声優
レベッカの声を担当された林原めぐみさんは、1967年3月30日生まれ東京都出身で、ウッドパークオフィスに所属し声優のほか、歌手・ナレーター・作詞家(MEGUMI名義)・ラジオパーソナリティ・エッセイストをされています。
1986年「めぞん一刻」の1話にて声優デビューし、その後も多くのアニメの声優を務め、大人気アニメ「らんま1/2」の早乙女らんま、「新世紀エヴァンゲリオン」の綾波レイ、「名探偵コナン」の灰原哀などの数多くの有名キャラクターの声を務めています。
レベッカの名言・名シーン
ここではレベッカの名言や名シーンをご紹介していきます。
「もう守られるだけじゃイヤなんだ!!! 今度は私が兵隊さんを守りたい!!!」
この言葉は、レベッカを育ててくれた人形の“兵隊さん”が命を賭けドフラミンゴを討とうとしていましたが、その無謀な考えにレベッカは兵隊さんが死んでしまう事を恐れ、自分を守り続けてくれたおもちゃの兵隊である育ての親を助けたいと願い放った言葉で、ドフラミンゴに対し刃を向けることを決意したレベッカの名言です。
「私はキュロスの子だよ!!!」
シュガーを討ったことにより能力が解け、元の姿に戻ったキュロスでしたが、過去に殺人を犯したことがレベッカの父親としてよくないことだと考え、自分の存在を消そうと「王子の子供である」と嘘を言いますが、レベッカはそれでも自分の父親はキュロスしかいないと伝え、父親として認めているレベッカの言葉です。
「うん!!! 一緒に暮らそうよ!!!」
上記の続きになりますが、キュロスはこんな自分がレベッカの父親でいていいのか不安を抱いていましたが、レベッカはおもちゃの姿になっても守り続けてくれたキュロスを、父として慕い愛情を感じていたためキュロスの「私が…父親でいいのか…?」という言葉に対し答えた言葉であり、親子としての絆が深まった名シーンです。
レベッカのまとめ
ドレスローザ編にてヒロイン的存在として登場したレベッカでしたが、聖地マリージョアにて開かれた「世界会議(レヴェリー)」にて再登場しました。
今後の登場の可能性は低いといわれていますが、キュロスと二人で幸せに暮らす生活を選んだレベッカの今後の更なる登場にも期待する人は多いのではないでしょうか。
かわいいと人気のレベッカですが、心も強く勇敢に戦いに挑む姿や、親子との絆が描かれるなど、人気の理由も納得のできる人物です。