【ドラゴンボール】には様々なロボットが登場しますが、その中でも「ロボットのおじさん」と呼ばれるロボットがいることをご存知でしょうか。
数あるロボットが登場するドラゴンボールの世界で、このロボットのおじさんはどのようなキャラクターなのでしょうか。今回は、ロボットのおじさんと呼ばれるロボットについて、詳しく解説します。
ロボットの基本情報
名前 | ロボット |
性別 | 無し |
所属 | 無し |
種族 | 機械 |
戦闘力 | 60(推定) |
必殺技 | 無し |
年齢/誕生日 | 不明/不明 |
身長/体重 | 不明/不明 |
声優 | 塩屋浩三 |
初登場 | ドラゴンボールZ9話 |
その他 | 特に無し |
ロボットの特徴
ロボットはSSSタイプのプロトタイプであり、「万能カプセルロボットC-6号」という名前です。かなり年代が古い型であり、少なくても80年前から存在している型であることがわかっています。
C-6号は遺跡発掘調査用ロボットとして開発されましたが、料理機能も追加されており、80年以上前のロボットですが、性能は万能であることがわかっています。
しかし、戦闘用のロボットではないので、戦闘力は決して高くないことが推察でき、作中では戦闘シーンは書かれていません。しかし、重い岩の柱を持ち上げることができるため、最大で60(牛魔王クラス)はあるのではないかと言われているようです。
さらに、C-6号はロボットでありながらも他者とコミュニケーションをとることが可能で、作中では孫悟空の息子の孫悟飯とコミュニケーションを図っているシーンが多数存在。孫悟飯からは「おじさん」と呼ばれており、他のロボットとの差別化を図るために、このことから読者からも「ロボットおじさん」と言われています。
ビジュアル的には円形の形をした胴体に、短い手足が生えているという特徴を持っています。
ロボットの来歴
ロボットはドラゴンボールZの9話で登場。この話はアニメオリジナルストーリーとなっており、孫悟空が地下遺跡のネムリアの神殿に落ちたことがきっかけに出会います。
この時までに約80年間稼働をしておらず、80年前ぶりに機動を再開しました。二人の仲は当初はあまり良くありませんでしたが、孫悟飯と生活をするようにると徐々に優しさを見せるようになりました。孫悟飯との生活ではセンサーの修理をしてもらったり、料理をしてあげたりと共同生活をしながら、過ごしていました。
しかし、遺跡は徐々に崩壊していくことになり、孫悟飯だけは助けようと谷の向こうまで投げ飛ばしますが、この行動でエネルギーを使い果たしてしまい、機能を停止してしまいます。
そのまま崩れた岩の下敷きになり、完全に力尽きてしまいました。
アニメではここで出番が終わりますが、ゲームの「ドラゴンボール改 サイア人来襲」で登場。アニメの出来事の半年後に、修行の一環で悟飯がもう一度ネムリア遺跡に訪れ、遺跡にあったロボットのスペアバッテリーで再起動していました。
ロボットの声優
ロボットの担当声優は、塩屋浩三さん。塩屋さんは1955生まれのベテラン声優さんです。現在は青二プロダクションに所属しており、主な代表作には「勇者エクスカイザー(ドリルマックス役)」、「戦国BASARA(今川義元役)」、ドラゴンボールZでは魔人ブウの役を務めています。
また、塩屋さんはロボットを演じることに対して、感情を抑えた演技が要されていたため、悟飯に対して感情が出てくるセリフを抑えるのに苦労したそうで、数ある役の中でも印象に残った役の一つであることを語っています。
ロボットの名シーン・名セリフ
ロボットには様々な名シーンや名セリフがあり、目立たないキャクターでありながらも、かなり印象に残るキャラクターとなっています。ここではロボットの名シーンや名セリフを紹介していきます。
孫悟飯との生活
孫悟飯と生活を重ねていくうちに、孫悟飯に対して愛着を持つようになります。ピッコロとの修行の一環として置いていかれた孫悟飯偶然行き着いた先にいたのがロボット。最初はぶっきらぼうな性格が災いしていましたが、徐々に愛着を持ち、最後は崩壊する遺跡から孫悟飯を救出するべく、全力で孫悟飯を投げました。
元々力を溜めていたのは自分が脱出するためで、自分の為ではなく、孫悟飯の為に力を使い果たしました。こうした感動のシーンが、ロボットの名シーンとなっています。
優秀なロボットぶり
ロボット(C-6号)は戦闘用ロボットではなく、あくまでも遺跡調査用のロボットです。しかし、万能なロボットであり、料理システムを内蔵していることから、料理をすることができます。
孫悟飯の生活でも料理を振舞っている等の活躍を見せており、優秀なロボットぶりを見せつけています。恐らく昔から遺跡調査チームの生活を担っていたのでしょう。
孫悟飯の人生観を変えたロボット
ロボットは孫悟飯と生活を共にし、孫悟飯を窮地から助けるためにそのエネルギーを使いました。孫悟飯はこのロボットの散り様を見て、修行に勤しむことになりました。