【ドラゴンボール】の世界では主に地球が舞台となっていますが、地球に元から住んでいた人物の一人に、ヤジロベーがいます。ヤジロベーは特に優れた能力を持っていないにもかかわらず、作中では様々な場面で活躍しています。果たしてヤジロベーはどの程度の戦闘力を持っているのでしょうか。
今回はヤジロベーについて解説。戦闘力や作中での活躍等について紹介していきます。
ヤジロベーの基本情報
名前 | ヤジロベー |
性別 | 男 |
所属 | 第7宇宙(地球) |
種族 | 人間 |
戦闘力 | 180→970 |
必殺技 | 特になし |
年齢/誕生日 | 不明(エイジ735年生まれ)/不明 |
身長/体重 | 165cm/78kg |
声優 | 田中真弓 |
初登場 | ピッコロ大魔王編 |
その他 | 特になし |
ヤジロベーの特徴
ヤジロベーは地球に住む人間。特定の住居を持たず、狩猟しながら各地を放浪する生活を送っています。日本刀を携えており、作中では日本刀の達人として活躍しています。この刀は魔物を簡単に斬ったり、サイヤ人の戦闘服でさえも斬ることができます。
ドラゴンボールのキャラクターにしては珍しく身長と体重がはっきりと明確になっているキャラクターで、身長は小さく、体重は太り気味。非常に太っている見た目通り、かなり大食いのキャラクターとなっています。
また、首からドラゴンボールをぶら下げており、それが彼の運命を変えることになります。
ヤジロベーの来歴
ヤジロベーはピッコロ大魔王編で初登場し、ドラゴンボールを探していた孫悟空と対面。この際に首からドラゴンボールをぶら下げていたため、孫悟空はヤジロベーがピッコロ大魔王の一味であると勘違いし、ヤジロベーに襲いかかっています。
戦いの中でその誤解は解けましたが、そこにピッコロ大魔王の部下のシンバルが登場。どちらがシンバルを倒すかじゃんけんで決め、勝ったヤジロベーはシンバルを難なく刀で斬りつけて倒し、シンバルを焼いてやべています。
その後はピッコロ大魔王にやられた孫悟空のために、孫悟空を背中に背負ったままカリン塔を登り、孫悟空とカリン様を対面させています。
ヤジロベーはその後第23回天下一武道会に登場し、予選に出場しますが、対戦相手のシェンにボコボコにやられてしまい、予選敗退となってしまいました。
サイヤ人編でも登場し、クリリン達と神様のもとで修行し、大猿化しかベジータのしっぽを斬るという勇気ある行動を示しています。その後もフリーザ編や人造人間編、魔人ブウ編と様々なところで活躍しています。
ヤジロベーの戦闘力
ヤジロベーの初登場時の戦闘力は180で、当時の孫悟空とほぼ互角の戦闘力を持っています。この数値は当時の孫悟空はもちろん、天津飯くらいしか超えておらず、特に誰からも修行を付けてもらっていないにもかかわらずこの数値になっているので、当時は地球人最強とまで呼ばれていました。
最終的には970まで上がりますが、元々修行嫌いな性格を持っていることが災いし、潜在能力はこれ以上あるにも関わらず、物語終盤には完全に周りにおいていかれてしまっています。
最も、970という数字も、神様のもとで無理やり修行させられての数字なので、ヤジロベーがいかに修行嫌いな性格をしているかがわかります。
ヤジロベーの担当声優
ヤジロベーの担当声優は、田中真弓さん。田中さんはドラゴンボールではクリリンの担当声優でもありますが、これはクリリンが作中で死亡するため、その声を惜しんだ作者の鳥山明さんが、クリリンを演じていた田中さんにヤジロベーの担当もお願いしたというエピソードがあります。
このため、田中さんはヤジロベーとクリリンの声の演じ分けをするため、ヤジロベーを名古屋弁で演じているのです。
ヤジロベーの名セリフや名シーン
ヤジロベーは物語全般で登場するので、名シーンや名セリフと言えるようなセリフがいくつも用意されています。ここではヤジロベーの名セリフや名シーンを2つ紹介していきます。
シンバルを丸焼きするシーン
初登場したピッコロ大魔王編では、ピッコロ大魔王の部下であるシンバルを刀で倒し、それを丸焼きにして食べています。いくらシンバルが弱かったとはいえ、ピッコロ大魔王が産んだ魔族が刀で切り裂かれてそのまま食べられてしまうシーンは驚愕でした。
シンバルが倒されたことに関してピッコロ大魔王は、「わが魔族を倒す戦士がいるとは」と驚いていましたが、シンバルを倒したヤジロベーは戦士でも何でもなく、一般の地球人なのです。
「飛べねぇんだよ オレ」
人造人間編において、孫悟空達と一緒に行動しないことをブルマに責められた際に発したセリフ。孫悟空たちとは違い舞空術を会得しているわけではないので、ヤジロベーは空を移動する手段をスカイカーに頼っていました。
サイヤ人達と行動していることの多いブルマも、流石にこのセリフには困惑してしまい、ヤジロベーがただの一般人であることを再認識したことでしょう。
活躍の多い一般人、ヤジロベー
ヤジロベーはただの一般人であるにも関わらず、類まれなる戦闘力を発揮しており、シンバルを一刀両断しています。ただし、面倒臭がりな性格が災いし、最終的には「一般人より強い一般人」というポジションに落ち着きました。