【ドラゴンボール】の中で最も印象的な悪役と言えば、だれを思い浮かべるでしょうか。恐らくほとんどの方は、「フリーザ」と答えることでしょう。それだけ、悪役としてフリーザがインパクトが強いキャラクターなのかもしれません。果たしてフリーザはどのようなインパクトがある名言があるのでしょうか。
今回はフリーザについて解説。名言や作中での活躍等について紹介していきます。
フリーザの基本情報
名前 | フリーザ |
性別 | 男 |
所属 | 不明 |
種族 | 宇宙人 |
戦闘力 | 53万→100万以上 |
必殺技 | デスビーム、デスボール等 |
年齢/誕生日 | 不明/不明 |
身長/体重 | 不明/不明 |
声優 | 中尾隆聖 |
初登場 | 原作21巻 |
その他 | コルド大王の息子、クウラの弟、フリーザ一味の頭領 |
フリーザの特徴
フリーザは「宇宙の帝王」と呼ばれる宇宙人。初登場時は宇宙最強とも言われており、惑星の地上げ屋を営んでいます。初登場時前から数々の星を支配しており、現地の人々を働かせています。
フリーザは「フリーザ軍団」と呼ばれる軍団を率いており、部下にはドドリアやザーボン、ギニュー特戦隊といった面々が揃っています。また、フリーザは悪役として登場していながらも、部下には寛大で、多少の失敗であれば挽回のチャンスを与えている寛大な性格をもっています。
フリーザの戦闘能力は非常に高く、戦闘力は53万と公言しており、4段階変身できる能力を持っています。作中ではこの能力を使って孫悟空達を苦しめていました。
フリーザの来歴
フリーザはベジータのスカウターからドラゴンボールの情報を手に入れ、ドラゴンボールを入手しようとナメック星へと向かいます。そこではナメック星人を襲いながらドラゴンボールを手に入れていきます。
しかし、ナメック星人の抵抗やベジータ、クリリンや孫悟飯といったアクシデントによって後手後手に回り、挙句の果てには手に入れたドラゴンボールさえ横取りされ、ドラゴンボールの願いを叶える機会も失ってしまいます。
激昂したフリーザはピッコロや孫悟空、孫悟飯といった面々をいたぶり、クリリンを爆殺。これをきっかけに孫悟空が超サイヤ人になってしまい、フリーザは最大まで変身して応戦。ところが、徐々に劣勢に追いやられてしまい、孫悟空からは戦闘を打ち切られてしまいました。
屈辱を味わったフリーザは激昂して錯乱。自分の放った技を自分に当ててしまい、下半身を失ってしまいます。渾身の一撃もまったく通用せず、孫悟空の爆風に巻き込まれてしまいました。
人造人間編では瀕死の状態で父親のコルド大王に回収され、サイボーグ手術を受けてメカフリーザとなって登場。Z戦士への復讐を果たそうと地球に来襲しますが、トランクスによってバラバラにされ、あっという間に退場。セルの構成に使われるという結末を迎えてしまいました。
この時点でフリーザは死亡していますが、その後もアニメでは「復活のF」で「ゴールデンフリーザ」として再登場。他にもドラゴンボール超ではたびたび登場しています。特に宇宙サバイバル編では孫悟空やベジータたちと手を組んでいます。
フリーザの担当声優
フリーザの担当声優は、中尾隆聖さん。中尾さんは中学生の頃から声優活動を行っているという経歴を持った大ベテランの声優さん。また、舞台俳優としても活躍しており、活躍の幅が広い声優さんでもあります。
中尾さんはドラゴンボールではタンバリンやクウラの役もこなしており、中尾さんの主な代表作には、「アンパンマン(バイキンマン役)」、「ザ☆ドラえもんズ(エル・マタドーラ役)」、「ワンパンマン(ワクチンマン役)」等様々な役柄をこなしています。
フリーザの名言
フリーザは独特のインパクトがあるキャラクターですから、名言が多数存在しています。ここではフリーザの名言を2つご紹介します。
「願いを叶えるのはこのフリーザ様だ!貴様ら下等生物なんかではない!」
それまで温厚な口調で接していたフリーザが、このセリフで初めて本性を現したセリフです。敬語、かつ一人称が「私」、二人称が「貴方」だったフリーザが、急に「貴様」や「下等生物」、「フリーザ様」といった荒々しい口調に変ってしまいます。
これ以降フリーザはその時の気分で口調が大きく変わるようになり、非常に大きなインパクトを残しました。
「俺に殺されるべきなんだー!」
厳密には「俺は宇宙一なんだ…!」から始めるセリフです。孫悟空から気を分けてもらって回復し、フリーザはプライドを大きく傷つけられました。
自分のプライドを傷つけられたフリーザは、自分を宇宙一だと思い込んでおり、孫悟空は自分によって倒されるべきだと考えるようになってしまいます。
結局はこの後すぐにボロボロになってしまい、人造人間編で父親に助けられるまで漂流するという結果になってしまいました。
大きなインパクトを残した悪役、フリーザ
フリーザは恐らく誰もが知っている悪役。出てきた時は圧倒的な強さを持ち、孫悟空らを苦しめましたが、その後の活躍ではかませ犬のような存在になってしまい、様々な面でインパクトを与えたキャラクターとなっています。