「NARUTO」の木ノ葉隠れの里において伝統ある一族の日向一族の1人である日向ハナビ。どんな性格であるのか、他の日向一族との関係性やどんな能力を使えるかなどをじっくりとまとめていきます。
日向ハナビの基本情報
名前 | 日向ハナビ(ひゅうがはなび) |
所属 | 木ノ葉隠れの里 |
階級 | 下忍(The Last)→上忍(BORUTO) |
性別 | 女性 |
誕生日 | 3月27日 |
声優 | 浅井清己(あさいきよみ) |
日向ハナビの特徴
ハナビは日向一族の宗家の次女です。他の日向一族と同じく血継限界である白眼を持っているのが、特徴です。時期によっては髪の長さはセミロングからロングの間で変わります。
本来は長女のヒナタが跡取りとなるはずでしたが、ハナビの方が強かった為に宗家の跡目になりました。家族には、姉で5歳上のヒナタ、父にヒザシ、父の弟の息子で従兄弟には6歳上のネジがいます。
日向ハナビの性格
ハナビはとても姉想いで優しい人物です。物分りが早く、冷静な分析ができるタイプで稽古で戦っていたネジを見て、強いことを理解します。父の教えに従って人にはそれぞれ抗えない運命があると教えられ、それを頑なに信じていて、人は簡単には変わらないと思っていました。また努力家でもあり、1人で鍛錬に励む姿が見られました。
幼少期の日向ハナビ
幼少期は少しやんちゃな女の子でした。姉であるヒナタは宗家の跡目として修行で忙しそうにしながらも遊びたいと言い出し、代わりに1人で勝手に隠れて侍女を困らせることもありました。夜になって修行が終わったヒナタと遊ぶも、ヒナタが疲れて寝てしまった時にはそっと寝かせてあげる優しさを持っていました。
一方で、ネジとヒナタの道場での稽古を覗いてしまい、日向家の分家にかけられた呪印の秘密を幼いながらも知ってしまいました。
ハナビとヒナタ
ヒナタが下忍になる前からハナビはヒナタに憧れを抱いており、姉として好きで「ヒナタ姉様」と呼んで慕っていましたネジの方が強いことや忌み嫌われるナルトを見つめるヒナタを発見して、ヒナタが弱いことを知ります。
しかし、暁のメンバーを倒したナルトの活躍に鼓舞されて、努力し強くなるヒナタのことを見て、考えを改めます。改めてヒナタが優しくて強い存在で、尊敬すべき姉であると再認識します。
「The Last」でのハナビ
本編ではほとんど登場しなかったハナビは、ナルトとヒナタが付き合うまでに至った映画「The Last」に登場しています。下忍になったハナビは月に住む大筒木トネリのチャクラを争いの道具に用いる地球の民を滅ぼすという目的の為に、誘拐されて両目の白眼を取られてしまいます。最終的にはナルトやヒナタの活躍によってトネリから解放され、両目も元に戻っています。
「BORUTO」でのハナビ
「BORUTO」ではナルトとヒナタが結婚したことによってナルトの義妹となり、2人の子供のボルトとヒマワリの叔母となって可愛がっています。また、うずまき一家に手料理を振る舞うなどして良好な関係を築いています。ボルトらがアカデミーを卒業した後には、15班の担当上忍にまでなっています。
日向ハナビの声優
ハナビの声優は浅井清己さんです。代表作は、アニメでは2002年「東京ミュウミュウ」のタルト、洋画の吹き替えでは「キャスパー」の主人公キャスパーなどがあります。ちなみに「NARUTO」ではハナビ役以前に、アゲハ役で声の出演をしています。
日向ハナビの名台詞・名シーン
「私は姉様を凌ぐ力を持ってきた。それが私の運命。だから、もっと強くならないと」
姉のヒナタよりも5歳も下なのに、真剣勝負で戦った模擬戦で勝ってしまいます。姉よりも強いハナビが宗家の跡目となることこそが本当の運命であると実感し、自分が日向一族全体を守っていこうと誓った瞬間でした。
「こんなところでもたついている場合じゃない。もっともっと強くならないといけないのに」
日向の宗家にのみに受け継がれる秘伝の回転技の修行をしている時の台詞です。そう簡単に会得できるものではないと言われますが、今よりももっとずっと強くなる為に、それでも諦めずに会得してみせると言い放ちます。また、これを自分に言い聞かせる為の言葉でもありました。
「ただ自分の意思で進むべき道を選んだだけ。そして、ここまで強くなった。運命を変えたんだ」
ネジに落ちこぼれと言われ、宗家の跡目からも外されてしまったヒナタは、そんな弱い自分を変えよと必死で修行を続けて強くなってきたことをハナビは知りました。運命は変えられないものではなく、自分の選択次第ということを悟り、ハナビ自身も強くなろうと決意した名シーンです。
姉を想う日向ハナビ
中忍選抜試験の本戦の試合を見る姿があったものの、「NARUTO」では多くは登場しなかったハナビがいかに姉のヒナタを慕っていたかが分かりました。その後のハナビの様子はこれからも描かれていくと思いますので、「BORUTO」を見てハナビの活躍を追っていきましょう。