ワンピースの楽しみの一つに「新たな仲間が加わる」というものも存在します。
新たな島を訪れて、たくさんの魅力的なキャラクターたちが登場する中で、新しく麦わら海賊団の仲間になるキャラクターがいるのか?どのキャラクターが仲間になるのか?がとても気になります。
このパウリーも『W7 エニエスロビー編』で麦わら海賊団に仲間入りするのではないか?と噂されていた一人になります。
実際にはフランキーが仲間に加わり大いに冒険を盛り上げてくれていますがパウリーの能力やキャラクターとしての個性もとても面白いものがあり少し残念に思ってしまうこともありました。
今回はそんなパウリーの能力や、基本情報をご紹介していきたいと思います。
「パウリー」の基本情報
「パウリー」の基本情報をご紹介していきたいと思います。
声優 | 吉水孝宏 |
所属 | ガレーラカンパニー1番ドック艤装・マスト職職長→ガレーラカンパニー副社長 |
出身 | ウォーターセブン |
誕生日 | 7月8日(7な月8わ日) |
趣味 | ギャンブル |
「パウリー」の見た目と性格
パウリーの見た目は20代後半から30代と目される外見で、額にゴーグルを着けて葉巻を吸っています。
無精ひげが生ええていて、服装も作業着風のファッションに葉巻のストックを何本も備えています。
パウリーの性格は幼少期に見た海列車に感動し、アイスバーグを深く尊敬しており船大工を志したと考えられます。
また、男ばかりの世界で仕事をしてきたため、露出度の高い服装をした女性に対しての免疫がなく、ミニスカートをはく女性に対して顔を真っ赤にしてハレンチ女呼ばわりする場面が何度も描かれています。
そしてギャンブル好きで多額の借金があり、町へ出れば常に借金取りに追われています。
拾った札束入りのアタッシュケースをネコババしようとしたり、持ち主に返しても「礼なら一割よこせ」と口にしたりなど、金にガメつく礼儀を知らないと言われてしまいます。
しかし、職人としての腕は確かで1番ドックの職長を務めるほか、アイスバーグへの尊敬の思いは人一倍強く、彼の暗殺未遂事件の際のは誰よりも強い激情を露わにしていました。
そのことからも、アイスバーグからの信頼も厚く、命がけの単独行動を任せられるなど当時から「ガレーラの若頭」と呼ばれることもありました。
パウリーが仲間になっていたら
その風貌やギャンブル好きで借金まみれ、というなんとも海賊らしい性格もさることながら、技の多彩さからもパウリーが仲間になるのではないかと噂されていました。
ギャンブル好きは玉に瑕ですが、仲間を思いやる気持ちや社長に対しての熱い思いなどとても1わき役としてではもったいないキャラ立ちをしていました。
そんなパウリーがもし麦藁の一味に加わっていたら、フランキーと組んで船大工は万全となりますね。
戦闘においてもゾロやサンジに敵わないまでも、フランキーと同等かそれ以下の実力にまでは成長しそうです。
覇気を纏った縄使いで強いが女にはめっぽう弱いというような個性で麦わらの一味の中でも特異な存在として面白いキャラクターになったのではないかと考えられます。
「パウリー」の名セリフ・名シーン
「パウリー」の名セリフや名場面をご紹介していきます。
「てめェら クビだと…」
ガレーラカンパニーで5年間同じ釜の飯を食べてきた仲間だったロブ・ルッチとカク、カリファ、さらには酒場のブルーノ達ですが、真の正体はCP9の諜報部員でスパイとしてガレーラカンパニーに潜伏捜査をしているだけでした。
喧嘩をしながらも楽しかった工場や町での日々はすべて偽りのものだったと知らされたパウリー、さらには敬愛すべきアイスバーグを襲撃した犯人ということからこの言葉は発せられました。
しかし、この言葉以上に辛くショッキングな状況で深い悲しみも感じているところであることは容易に想像できますが、そこは男として多くは語らず粋な言葉を選択しました。
ガレーラの他の同僚たちには「里帰りした」という風に伝え、仲間を失う・裏切られるような思いをするのは俺ら(アイスバーグとパウリー)だけで十分でしょうと、悲しみも口にする場面もありました。
自身の力ではCP9の元にたどり着くことがかなわないと判断したパウリーはその怒りと悲しみの感情を麦わらの一味に託します。
そしてそれをカクとの戦闘を終えたゾロが伝え、カクは「殺し屋という仕事は…潰しがきかんというのに…」と口にしています。
パウリーのまとめ
パウリーは人一倍アイスバーグや、ガレーラカンパニーを思いやる気持ちが強いキャラクターでした。
身体能力やキャラ立ちからも麦わら海賊団にも十分合う個性を持っていたとされていましたが、このパウリーがガレーラカンパニーを出るイメージもわいてきませんね。
多くの読者が、フランキー一家とガレーラの同志であるというシーンにも惑わされた形になってしまいますが、これもフランキーが仲間になることを隠すためや、名シーンの一つでとても楽しませてくれましたね。