毛利蘭の父親で「眠りの小五郎」として有名な私立探偵の毛利小五郎(もうりこごろう)。
オールバックにチョビ髭が特徴的で、お調子者な性格です。
作中では、綺麗な女性には目がない典型的な中年オヤジですが、極稀に男前な一面を見せたりもしています。
しかし普段はポンコツ探偵と揶揄されるように推理力は低く、よく探偵業が勤まるな。と疑問を抱くレベルです。
コナンの登場により麻酔銃で眠らされ、コナンが変声機を使い推理することから「眠りの小五郎」として世間で人気を博す名探偵になりました。
現在は毛利探偵事務所で探偵業をしていますが、過去は警察官であり、目暮警部は過去の直属の上司です。
今回は「眠りの小五郎」こと毛利小五郎について紹介していきます。
毛利小五郎の基本情報
毛利小五郎はどのような人物なのかを性格や見た目などの観点から紹介していきたいと思います。
性別 | 男 |
年齢 | 38歳 |
見た目 | オールバックにチョビ髭 |
性格 | お調子者・正義感が強い |
職業・所属 | 探偵 |
家族構成 | 妻:妃英理・娘:毛利蘭 |
声優 | 神谷明→小山力也 |
見た目・性格
毛利小五郎の見た目は、オールバックの髪型にチョビ髭が特徴で、紺色のスーツを着用することが多いです。
スタイルは年齢から考えるとスリムなほうで、お酒好きな小五郎ですが細身な体型をしています。
性格はお調子者でギャグキャラです。
美人には目がなく、作中では美人なキャラクターが登場すると鼻の下を伸ばし、時には口説きに行ったりするシーンもあります。
しかし正義感の強い一面も持っており、極悪な犯人には厳しい言葉を浴びせるときもあります。
職業・所属
毛利小五郎の職業は探偵です。
個人で活動しており、事件はもちろん、浮気調査やペット探しなど様々な活動をしています。
基本的に忙しい描写は無く、事務所でビールを飲みながら競馬などの賭け事をしている事が多いです。
過去は警視庁で刑事をしていたこともありましたが、10年前に署内で妻の妃英理が人質に取られた時に拳銃を発泡し、その責任を取り刑事を辞めました。
家族構成
毛利小五郎の家族構成は妻に妃英理と娘に毛利蘭がいます。
妃英理は妃法律事務所を構える敏腕弁護士で「法曹界の女王」という異名を持っています。
現在は別居中ですが、離婚はしていないようです。
毛利蘭は帝丹高校の2年生の女子校生で物語のヒロインです。
家では毛利蘭の妻に代わって料理などの家事を行い、居候の江戸川コナンの母親のような立ち位置です。
コナンも毛利家に居候していますが、小五郎は最初コナンの同居を反対していました。
しかしコナンの母親として変装した工藤有希子が養育費として見せた通帳に目を輝かせ、コナンの面倒を見るようになりました。
声優
毛利小五郎の声優は548話までは神谷明さんで、それ以降は小山力也さんです。
神谷明さんは「北斗の拳」のケンシロウで有名です。
小山力也さんは「24 -TWENTY FOUR-」のジャック・バウアーの吹き替えで有名ですね。
特技
毛利小五郎の特技は柔道です。
柔道の実力は確かなもので、高校時代に全国優勝した相手にも「練習では一度も小五郎に勝てなかった」と語っています。
得意な技は一本背負いで、作中では大柄な相手にも華麗な一本背負いを披露し犯人を確保しています。
また射撃の実力も確かなもので、警視庁で勤めていたときは一、二を争うほどの腕前でした。
毛利小五郎の名シーン・名台詞
毛利小五郎の名シーンはどのようなものがあるのでしょうか。紹介していきます。
そろそろ戻って来て来れねーか・・・限界なんだよ・・・
コミック27巻より毛利小五郎が妃英理に再び同棲したいと伝える名シーン。
しかし妃英理は耳にイヤホンを付け音楽を聞いていたため、結局小五郎の願いは叶いませんでした。
実は妃英理は音楽を聞いていたのではなく、音声の録音をしており、小五郎の言葉をしばらく聞いて満足感に浸っていました。
同棲の道はまだ遠いようですが、2人の関係がわかる名シーンですね。
俺だけだ・・・
コミック第93巻より、弁護士の妃英理に恨みを持った犯人が彼女の服を脱がし、ネット中継で配信するといった脅迫をした時に背後から現れたのは毛利小五郎でした。
「英理の裸を見ていいのは・・俺だけだ・・・」と決め台詞で犯人を捕まえます。
いつもはだらしない小五郎の稀に見るかっこいい名シーンですね。
眠りの小五郎の誕生の瞬間
毛利小五郎はコナンの時計型麻酔銃で眠らされ、蝶ネクタイ型変声機を使い事件を解決するのが一般的だと思われますが、時計型麻酔銃をアガサ博士がまだ開発していないときはなんと、灰皿を頭部に当て気絶させるといった大胆な方法で眠らせていました。
今思えば、もしアガサ博士が時計型麻酔銃を開発していなかったら小五郎は間違いなく頭に重い障害を持っていたことでしょう。
毛利小五郎のちょっと可哀想な名(迷)シーンです。
毛利小五郎のまとめ
毛利小五郎はお調子者のポンコツ探偵でありますが、極稀に自力で事件解決するかっこいい一面も持っています。
過去は警察官であり、映画「14番目の標的」は小五郎の過去が見れるのでオススメです。
今後はメインキャラクターとして、ギャグ担当として登場することが多いですが、稀に見るかっこいい小五郎も見てみたいですね。
これからの毛利小五郎の活躍に注目していきましょう。