ギルは「ドラゴンボールGT」に登場するロボットのキャラです。しかもただのロボではなく、悟空たちと行動を共にして、絆を深めていく不思議なキャラでもあります。
そんなギルについて、魅力やどのような経緯で悟空と行動を共にするようになったのか紹介していきます。
ギルの基本情報
名前 | ギル |
性別 | 無し |
所属 | ドクター・ミューの部下 |
種族 | 無し |
戦闘力 | 不明 |
必殺技 | 不明 |
年齢/誕生日 | 不明 |
身長/体重 | 不明 |
声優 | 里内信夫 |
初登場 | 第3話「超ガメツイ!! 商人の惑星イメッガ」 |
ギルの特徴
マシンミュータント
ギルは、「ドラゴンボールGT」に登場したマシンミュータントと呼ばれる存在です。正式には「DB4649T2006RS」という形式番号を持っていて、「ギルギル」「ギルルル」が口癖になっているため、悟空からギルと命名されることになりました。
そして、悟空とパンがギルと出会ったのは、惑星イメッガです。パンのことが好きでよくちょっかいを出しては、返り討ちに合っています。ドラゴンボールには、多数のマシンが登場しますが、しゃべるマシンは珍しいと言えるでしょう。
ドラゴンレーダーを飲み込む
悟空とギルが出会うとすぐに、ギルは悟空たちの持っていたドラゴンレーダーを飲み込んでしまします。そこからドラゴンレーダーと同化してしまうため、ギルを仕方なく連れて行くことに。そこからギルとの関係が始まることになります。
本当はスパイ
ギルは、実は悟空たちを監視するために開発されたロボットでした。開発者は、宇宙征服を企んでいるドクター・ミューです。惑星イメッガでドラゴンレーダーを丸呑みにして、一体化したのも実はあえての行動でした。
目的としては、悟空たちが集めたドラゴンボールを横取りし、ドクター・ミューの願いを叶わせることです。そして、惑星M2で本性を現し、悟空達の前から立ち去りました。
しかし、本当は悟空たちと長く過ごしたことにより、気持ちが悟空たちに移っていて、ドクター・ミューとは手を切りたいと思うように。そんな本心をトランクスには話していて、悟空も戦いの中で知ることになります。
3回壊れている
悟空たちの仲間になることを決めたギルは、その後も行動を共にするようになるのですが、戦いにも参加しています。そして、何と3度も壊れることになりました。
ベビー戦、超17号戦、三星龍戦で壊れることになったのですが、そのたびに修復されて復活を遂げています。
ギルの性格
人懐っこい
ロボットでありながら感情が豊かとも思えるほど、人懐こい性格を持っています。特にパンのことを気に入っているので、何度もちょっかいを出したりしていました。
トランクスには、本音を話して悟空に寝返るなど、人間が大好きだというのが分かります。そして、開発者であるドクター・ミューとは主人にも関わらず、信頼関係が築けず、裏切ることを選んでいるのです。
マシンミュータントと呼ばれるので、やはり人間の気持ちが分かるのかもしれません。
ギルの強さ
ギルは、無重力状態で、気分や必要に応じて手足を引っ込めてボール状になることも可能です。その他にも機械修復機能、金属溶解&吸収機能、ハッキング能力、電気ショック、胸部に小型ミサイル搭載など多彩な能力を持っています。
ギルの製造番号に隠された意味
ギルには製造番号があるのですが、そこに意味があると言われています。ギルの製造番号は、「DB4649T2006RS」ですが、この文字を分割して考えると、その意味がよく分かるのです。
「DB]「4649」「T」「2006」「RS」で分けるのですが、そこから「DB」は、ドラゴンボール「4649」は、よろしく「T」はtrouの旅という意味で、「2006」は、2006年で「RS」はリスタートという意味になります。
これを繋げると、「ドラゴンボールをよろしく!次の旅は2006年からリスタートします」というメッセージに。なかなか洒落た製造番号と言えますね。
ギルの声優は里内信夫さん
ギルの声優を担当しているのは、里内信夫さんです。
ギル以外にも「コレクター・ユイ」のフォロー、「名探偵コナン」の水井純一、「トランスフォーマーV」のタックル、「ワンピース」のカルネ、「ゲゲゲの鬼太郎」の小豆はかり、「名探偵コナン 迷宮の十字路」の鷲尾七郎なども担当しています。
ギルは人の気持ちが分かるロボット!
ギルは、「ドラゴンボールGT」に登場したマシンミュータントと呼ばれるロボットですが、人の気持ちが分かる不思議なロボットでした。
そのため、悟空たちと旅をすることによって、開発者であるドクター・ミュートを裏切ることになります。しかし、それも悟空やパンの人の良さがあってこそだとは思われますが、感情を持つロボットというのは珍しく、ドラゴンボールの世界を盛り上げてくれました。
強さとしては、あまり役に立たないかもしれませんが、癒やしとしての役目はしっかりと果たしているのではないでしょうか?