「ハイキュー!!」にて青葉城西高校の主将を務める及川徹とは、一体どんな人物なのでしょうか?
登場回数も多く及川徹のことが大好き、よく知っているという方も多いと思いますが、改めて及川徹の性格や人間関係、名台詞や名シーンまでご紹介したいと思います。
及川徹の基本情報
名前 | 及川徹(おいかわとおる) |
性別 | 男 |
所属/役職 | 青葉城西高校 |
ポジション | セッター |
年齢/誕生日 | 7月20日 |
身長/体重 | 184.3cm |
背番号 | 1 |
初登場 | 漫画第13話、アニメ第1期第6話 |
声優 | 浪川大輔 |
及川徹の特徴
及川徹は程よくセットされた髪型とそのルックスの良さから「ハイキュー!!」の中でもイケメンなポジションのキャラクターです。いつもニコニコしていて人当たりがよく、初めて練習試合で烏野高校に出会った時も自分から日向翔陽に話しかけたりと、コミュニケーション能力も高めな様子です。
作中でもイケメン故に女の子に囲まれていたり、試合に及川徹目当てで応援に来る女の子も多いです。そんな及川徹の最近の悩みは烏野のマネちゃんに声をかけたらガン無視されたことだそうです。及川徹自体も女の子が好きなのでしょうね。
及川徹のプレーはどんなチームに居てもそのチームの最大限を引き出せるセッターとして牛島若利も称しており、他校からも及川徹は有名なようです。トスだけではなく、サーブも強烈で烏野高校も幾度となく苦しめられました。多くの学校は、及川徹のサービスエースによって何点も取られていることでしょう。流れを切るためにタイムアウトを取る学校も多いですが、その際集中を切らさないよう及川徹はミーティングには参加せず目を瞑って集中しています。
影山飛雄にトスは敵わないけれど、それ以外なら負けないとも言っており、自分の実力に自信も持っています。総合的に見れば県内トップクラスの実力の持ち主なのですが、及川徹は天才ではありません。自分の才能を開花させるために努力をし続け今の実力に至るのです。
及川徹の性格
普段はニコニコとしていますが、ニコニコしながら嫌味を言ったりすることも多く、影山飛雄曰く月島蛍以上に性格が悪いとのことです。そして意外と涙脆いです。しかし、チームメイトからは多大なる信頼を寄せられており、及川徹自体もチームメイト全員を心から信頼しています。相手を観察し長所と短所を見つけ出すことが得意であり、チームメイトの最大値を引き出すことができます。
とてつもない努力家で、たまにオーバーワークをして岩泉一に叱られることもあります。後輩の影山飛雄や白鳥沢学園の牛島若利の存在が心のどこかで引っかかっているのか、天才と呼ばれる人があまり好きではない様子。及川徹の実力は、傍から見れば天才と呼ばれる実力なのですが、あくまで及川徹の多大なる努力で身に着けたものなのです。
及川徹と岩泉一
及川徹と岩泉一は幼馴染で、小さい頃から一緒にいます。お互いがお互いを口にはあまり出しませんが1番信頼しており、土壇場で及川徹がトスを上げるのはいつも岩泉一です。中学校時代には、焦りでオーバーワークをする及川徹を岩泉一が口で止めても聞かないので、力ずくで止めているシーンもあります。自分のことを思い、ここまでちゃんと叱ってくれるのは岩泉一だけなので、及川徹にとって自分のことをよく理解してくれている大切な友達です。
よく悪態をついていますが、行動するときには常に一緒にいます。烏野高校と白鳥沢学園との試合もバラバラに見に来たものの、結局一緒に見ていました。
及川徹の身長
及川徹の身長は184.3cmと高身長です。青葉城西高校の中では4番目くらいの身長の高さでしょうか。及川徹はツーアタックやブロックも率先してするため、高身長は有利です。身長があるので、セッターとしてネット際にいるだけで存在感と威圧感が凄いでしょう。
及川徹の声優
及川徹の声は、浪川大輔さんです。ステイラックに所属し、東京都生まれの声優、俳優、歌手です。
代表作はアニメでは、2004年「GANTZ」の玄野計、2013年~2020年「ダイヤのA」の滝川・クリス・優、2014年~2018年「東京喰種」の有馬貴将、2018年「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のギルベルト・ブーゲンビリアがあります。ゲーム作品では、「テイルズオブグレイセス」のリチャード、「逆転裁判6」ナユタ・サードマディ、「ファンタジーアースジェネシス」のゼノがあります。他にも映画の吹き替えをいくつも演じました。
及川徹の名セリフ・名シーン
ここでは、及川徹の名台詞や名シーンについて解説させていただきます。
「信じてるよ、お前ら」
これは及川徹が試合の直前に必ずチームメイトに言う台詞です。及川徹が言うことで一気にチームの雰囲気が引き締まります。これは観客席から見ていた烏野高校のOBにも空気が変わったことが伝わるほどのものです。
青葉城西の監督曰く、この一言はただの冗談のようで、或いは脅迫のようでもある。ただこの言葉だけは何の裏もない言葉だとチームメイトは知っているからこそ、チームメイトも及川徹を全力で信じることができるのだそうです。
「才能は開花させるもの、センスは磨くもの」
決して天才ではない及川徹がいかに自分の力でここまで強くなってきたのかが分かる台詞ですね。持っていなかった才能は自分の努力で開花させ、センスも必死に磨いてきた及川徹が言うからこそ説得力がある言葉です。天才ではなくても自分次第でなんとでもできると言われているようなこの台詞は読者の中でも人気な台詞で、心に響いた方も多いのではないでしょうか。
「急速に進化するお前に俺は負けるのかもしれないね。でも、それは今日じゃない」
烏野高校に入ったことでコート上の王様と呼ばれていた影山飛雄が、急速にプレーも精神面でも成長している様子を見ていずれ天才に追い越されるのかもしれないと思っている及川徹ですが、しかし自分もまだ負けるわけにはいかないのです。影山飛雄の成長は素晴らしいものでしたが、まだ及川徹には及ばないのです。
「はぁい落ち着いて。焦ってこっちが崩れてやる必要はないよ。一本取り返せば問題ない」
相手に点を取られ焦るチームメイトに向けて言った台詞です。点差がギリギリになると、相手に点が入るだけでどうしても気持ちが焦ってしまうものですが、さすがは主将です。落ち着きを取り戻すような言葉をかけチームメイトに冷静を取り戻させ、いつも通りの実力を発揮させるところは信頼されているからこそです。
「俺のバレーは何一つ終わっていない。取るに足らないこのプライド、絶対に覚えておけよ」
烏野高校に負け、引退となった及川徹と岩泉一の前に現れた牛島若利にお前の道は間違いだったと言われたことに、冷静に怒りを覚える及川徹です。及川徹は自分が青葉城西に来たことは間違っているとは思わないと牛島若利に言いました。3年間青葉城西というチームで仲間を信じ全力で戦ってきた及川徹にとって青葉城西を侮辱された気持ちにもなったのでしょうか。
及川徹は自力で才能を開花させた、努力の天才!
及川徹は影山飛雄のことを後輩でありながら倒したい相手と見てきましたが、アドバイスを求める影山飛雄にそれとなくアドバイスをしてあげたりと、何だかんだで後輩思いな優しい人です。
烏野高校と青葉城西高校の公式での試合は2回とも及川徹が沢山活躍しますので見どころ満点です。普段と試合中の表情のギャップに及川徹を好きになった読者の方も多いのではないでしょうか。