【ドラゴンボール】人造人間20号の戦闘力はどれくらい？正体等も解説！

【ドラゴンボール】には様々な人造人間が登場し、「人造人間編」と呼ばれる一つのシリーズが登場するほど。そんな中でも、人造人間20号は数ある人造人間の中でも特別で、特徴のあるキャラクラーとなっています。

そんな人造人間20号について解説。人造人間20号の戦闘力やその正体、来歴について紹介していきます。

人造人間20号の基本情報

 人造人間20号の正体

人造人間20号の正体は、人造人間の科学者「ドクター・ゲロ」。レッドリボン軍に所属しており、レッドリボン軍の兵器等を開発していた科学者です。

その科学技術は非常に優れており、ブルマやブリーフ博士からも認められています。しかし人格的な問題があるようで、ブルマやブリーフ博士からは「科学者とし手は優秀だけど嫌な奴」だと語っています。

作中に出てくる人造人間の製作者でもあり、人造人間16号や17号、18号やセル等は全て彼が作ったもの。本人も後に人造人間20号として改造を施しています。

人造人間20号（ドクター・ゲロ）は腰のあたりまで届く白髪や口ひげをした老人の容姿をしており、また老人のせいか頭頂部に髪は生えていません。

人造人間20号の来歴

人造人間20号（ドクター・ゲロ）はかつてレッドリボン軍におり、科学者として様々な兵器を作っていました。彼の運命は孫悟空がレッドリボン軍を壊滅させたことから始まります。

孫悟空への復讐を誓い、最強の人造人間を作成することを決意し、北の都の郊外にある洞窟内に研究所を作り、人造人間作成に着手。数々の人造人間を作り、人造人間19号を作ったところで19号に命令し、自身も改造。人造人間20号を名乗るようになります。

人造人間編で登場し、ヤムチャに致命傷を与え、孫悟空と戦闘。孫悟空との対戦時は人を巻き込まないように配慮しようとする孫悟空の意見を無視し、周囲を破壊することで対処。

その後は荒野へと場所を移し、まずは人造人間19号と対決させます。人造人間19号が破壊されると退却し、ピッコロやベジータと対決。この対決では右手を破壊されてしまいました。

その後は研究所に戻り、17号と18号を起動。しかし、17号と18号はドクターゲロに対して反逆的な態度を取っており、スキを突かれ17号から攻撃されてしまい、頭を潰されて死亡してしまいました。

人造人間20号の戦闘力

人造人間20号の戦闘力は様々な説がありますが、最低でも8000万以上はあると思われます。同時期に登場した人造人間19号の戦闘力は7900万程度であり、この2体の戦闘力はほぼ一緒のようです。

しかし、ピッコロのエネルギーを吸収しても9000万程度のようなので、戦闘力そのものは決して高くないのかもしれません。

人造人間20号の声優

人造人間20号の担当声優は、矢田耕司さんと沢木郁也さん。初めは矢田さんが担当していましたが、不幸なことに矢田さんは2014年に81歳で亡くなってしまいました。矢田さんの代表作には、「ワンピース（初代ゼフ役）」、「宇宙戦艦ヤマト新たなる旅立ち（タラン将軍役）」等がありました。

矢田さんの後継として人造人間20号の担当声優になったのが、沢木さんです。沢木さんはアーツビジョンに所属しているベテラン声優さんで、主な代表作には「ワンピース（藤虎役）」、「NARUTO疾風伝（半蔵役）」等があります。

人造人間20号の名シーン・名セリフ

人造人間20号（ドクター・ゲロ）は人造人間編の重要なキャラクターであり、名シーンや名セリフが豊富です。ここでは人造人間20号の名シーンや名セリフを紹介していきます。

「この世界そのものを滅ぼしたいのか！！」

人造人間17号と18号が、人造人間16号を起動させようとした際に発言したセリフ。人造人間16号は多数の兵器を搭載した人造人間で、その中には地球が吹っ飛ぶ威力の爆弾を内蔵しているため、孫悟空抹殺が目的だったドクター・ゲロは最後まで起動を拒んでいました。

結局は17号と18号によって起動させられてしまい、後の災いになっています。

「このガラクタどもが…」

ドクター・ゲロの臨終のセリフ。自分で作った人造人間たちによって破壊されるという哀れな最期を遂げたドクター・ゲロですが、結局自分の思い通りに動かなかった人造人間達をガラクタと呼び、結局人造人間17号によって頭を踏みつぶされてしまいました。

しかし、孫悟空に復讐するという結果は、後にセルが成し遂げてくれました。

人造人間編の原因になった、人造人間20号

人造人間20号（ドクター・ゲロ）は人造人間を作り上げた人物で、人造人間編の大きな問題となった人物です。

技術力は確かなものがありますが人格に問題があり、最後は自分の作った人造人間によってあっけない最後を遂げました。