【NARUTO】密かにかっこいい月光ハヤテの名台詞・名シーンまとめ!

木ノ葉隠れの里に在籍する月光ハヤテ。原作での活躍はそれ程多くないものの、アニメではオリジナルストーリーが作られるなど密かな人気のあるキャラクターです。

今回は月光ハヤテとはどんな人物であるのか、どういった活躍をしたのかを中心に、月光ハヤテについてじっくりまとめていきます。

月光ハヤテの基本情報

【NARUTO】密かにかっこいい月光ハヤテの名台詞・名シーンまとめ!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

月光ハヤテの特徴

ハヤテは木ノ葉隠れの里の特別上忍で以前は暗部に属していました。い顔で目元にはいつも隈があり、日頃から咳きこんでいて体調が悪そうに見えます。服装は他の木の葉の中忍や上忍と同じ木の葉マークの入った戦闘服を着ており、額当ては一般的な帯状ではなくバンダナのようです。

登場シーンがあまり多くないのですが、性格は穏やかという設定になっています。また、暗部にいて単独行動が多かったことから個人主義であるようです。一方で、人付き合いは人並みにあるようで、同じく暗部に属していた紫髪の美しい卯月夕顔という恋人がいます。

月光ハヤテの技

ハヤテは劇中では他に使う人があまりいない木ノ葉流剣術の使い手です。背中に剣を差しており、戦闘時には凄まじい剣の腕前を見せます。影分身と併用して三日月の舞という技を使います。

風影を補佐する程の実力のあるバキにからはハヤテ程の若さで三日月の舞を使いこなせていることを評価されていました。また、バキにはその刀の腕前で手傷を負わせられたことから階級相応の実力があったことが分かります。

中忍選抜試験

ハヤテはナルト達が最初に受けた中忍試験の第3次試験の個人によるトーナメント戦の審判を担当しました。試験内容の説明や試合の勝敗を下しました。途中のネジ対ヒナタ戦では、トドメを刺そうとするネジをカカシやガイと共に瞬時に止めに入るなど、試験として正しく成立するように務めました。

月光ハヤテの死

ハヤテはわずか23歳という歳で亡くなっています。カブトの追跡任務にあたった際に、秘密の密談現場に遭遇してしまい、穏便に逃げ出そうとしていました。

しかし、存在を気づかれた上に情報が漏れることを恐れた密談相手の片割れの砂隠れの里の上忍であるバキと戦いによって死亡してしまいます。あまりにも急な死に、恋人の夕顔は涙しました。

第4次忍会大戦

他の死去した優秀な忍びと同様にハヤテも穢土転生により復活を遂げ、戦地へと送り込まれます。同じく穢土転生された忍びと共に忍連合が保管する血継限界や秘伝忍術を使う忍びの遺体強奪の為、医療部隊を襲うこととなりました。そこでは夕顔と皮肉にも再会してしまいます。

2度目の死

穢土転生の術では、カブトの命令には逆らえないものの自我までは縛られていなかったので、完全に支配されてしまう前に夕顔に自分を止めるように懇願しました。

あまりにハヤテの死がショックだった夕顔は、最初は刀を抜くことすらできずにいました。しかし、夕顔自信の手で倒してほしいというハヤテの願いを叶える為、ハヤテの持ち技であった三日月の舞でハヤテを刺して封印することに成功しました。

月光ハヤテの声優

月光ハヤテの声を担当したのは佐々木望さんで、数々の男子主人公を演じました。代表作は、週刊少年ジャンプの人気作「幽☆遊☆白書」の浦飯幽助や「21エモン」の21エモン、「うしおととら」の蒼月潮などです。1990年代には声優雑誌やテレビ番組などにおいて人気声優ランキング1位に輝くという実績を持ち合わせている方です。

月光ハヤテの名台詞・名シーン

咳き込む様子が多いながら、その中でも特にかっこいい月光ハヤテの名台詞をご紹介していきます。

「すまない。今の僕は君にも木の葉にも敵となる者だ。だからどうか止めて欲しい」

【NARUTO】密かにかっこいい月光ハヤテの名台詞・名シーンまとめ!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

1度は死んだ身となったハヤテは、穢土転生により敵として復活を果たしてしまいます。戦うことを自身が望まなくとも戦わねばならぬ状況で、せめて自分が被害を出さないようにと恋人であった夕顔に自分を止めることを望みます。

「これが、精一杯だ……」

【NARUTO】密かにかっこいい月光ハヤテの名台詞・名シーンまとめ!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

穢土転生の術者であるカブトに意識まで持っていかれそうになるハヤテは、必死に抵抗して夕顔を傷つけないように務めます。その為には自分が封印されるしか方法はありませんでした。

「形や呼び名が変わろうと月は月。永遠に変わらないものだよ」

【NARUTO】密かにかっこいい月光ハヤテの名台詞・名シーンまとめ!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

形の変わってしまう月に誓っても仕方がないという夕顔に対してのハヤテの名台詞です。あくまでも月は対象でしかなく、本当に大事なのは約束の方であるとハヤテは夕顔に教えました。

最後まで潔い月光ハヤテ

【NARUTO】密かにかっこいい月光ハヤテの名台詞・名シーンまとめ!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

月光ハヤテは、「NARUTO」の物語では比較的序盤で死を遂げてしまった悲しいキャラクターです。しかし、後に明かされたバキに殺害される前には木ノ葉隠れの里の為に生き抜こうとする力強さが見られました。最後には自ら夕顔に望んで封印される姿はとても勇ましかったです。