「NARUTO」には登場キャラクターが多いので、鬼童丸と聞いてもどのキャラクターであるのか分からない人もいるのではないでしょうか。今回は音隠れの忍の1人である鬼童丸について、プロフィールや名台詞・名シーンをまとめてお伝えしていきます。
鬼童丸の基本情報
名前 | 鬼童丸(きどうまる) |
性別 | 男性 |
所属 | 音隠れの里 |
階級 | 不明 |
使用する技・術 | チャクラを流した糸 |
年齢/誕生日 | 14歳/12月16日 |
身長/体重 | 159cm/56kg |
声優 | 千葉進歩(ちばすすむ) |
初登場 | サスケ勧誘時 |
主 | 大蛇丸 |
鬼童丸の特徴
鬼童丸は大蛇丸の手下の音隠れの忍で、音の4人衆の1人として登場しました。通り名は「東門の鬼童丸」で、語尾には「~ぜよ」を付けて話します。
黒い髪を頭部で1つにまとめ、他の音隠れの忍と同じく紫色の注連縄を腰に巻いています。肩口から生えた6本の腕を器用に使いこなし、額当ての下には第3の目を隠し、口から糸を吐き出します。手の数は足りませんが、ほとんど蜘蛛と同じ特徴を持っています。
鬼童丸の性格
鬼童丸は遊ぶことがとても好きなようで、大蛇丸からも遊び好きであることから次郎坊に続いてチームの足を引っ張っているのではと考えられていました。多由也からは腕がたくさんあることからタコと陰口を叩かれる一方で、左近と右近から状態2になれば相手を即死できる程の実力があると評価されていました。
鬼童丸の初登場
鬼童丸は、ナルトとの力の違いを知って憤りを感じていたうちはサスケの元に現れました。4人衆の連携攻撃によって呪印の強さを見せつけて、この呪印の力を手に入れる為に音隠れの里の大蛇丸の元へ来ようと誘いました。
鬼童丸の戦闘方法
チャクラでできた糸を幅広く活用します。その糸には特殊な体液にチャクラを混ぜて作られている物でワイヤーよりも線は細く、同時に粘着性があり、象が2頭で引っ張りあっても切れない強度を持つとされています。元々強固糸を更に硬質化させるこで、形状を武器や鎧に変化させ攻撃や防御にまで応用させることができます。
また、巨大蜘蛛を口寄せして無数の小蜘蛛を生み出させます。呪印の力を解放した状態2になると、額にある第3の目を開眼させることで蜘蛛のような姿になり、高い命中精度を誇る弓矢を扱う。
日向ネジとの対決
里抜けしたサスケの奪還任務の時には、秋道チョウジの次に一忍一殺を遂げようとした日向ネジと戦闘になりました。ネジの持つ血継限界の白眼によって鬼童丸の攻撃が見切られてしまい、一時期は苦戦を強いられました。
戦いの中で鬼童丸は白眼の死角があることに気づき、ネジの背中のあるゾーンに向けて矢を執拗に打ち込むことで瀕死の状態にまで追い込みました。しかし、鬼童丸の攻撃から逃れるのではなくあえて正面から受けることで致命傷を避けたネジの機転によって、糸の中にチャクラを流し込まれて動きを止められしまいます。最後にはの「絶招・八門崩撃」によってあえなく倒されてしまいます。
第4次忍界大戦
ネジとの戦いで死んでしまった鬼童丸でしたが、他の音の4人衆と共に薬師カブトの穢土転生の術によって蘇りました。元々は、大蛇丸と契約しており呪印の力で強くなりましたが、更に強くなる方法として穢土転生があると言われていました。穢土転生であれば肉体は何度でも蘇ることのできるいわば不死身に近い身体を手に入れられるからです。
しかし、サスケ奪還作戦の際に編成された木の葉のシカマル率いる即席チームに撃破されてしまい、再びネジに敗北して魂ごと消滅してしました。
鬼童丸の声優
鬼童丸の声を担当したのは、千葉進歩さんです。代表作はアニメ作品では、2001年〜2003年「ヒカルの碁」の藤原佐為、1999年「神風怪盗ジャンヌ」の名古屋稚空/怪盗シンドバッドなどです。実写作品には「Super Stylish Doctors Story」シリーズの「S.S.D.S 御名刺代わり」を初めとする7作品に出演しました。
鬼童丸の名台詞・名シーン
「まずはテメーを三分で遊び殺す!」
サスケ奪還作戦班の5人の中でも、ネジが最も強いと見抜きつつも、自分の実力があれば簡単に倒すことができると鬼童丸は自信を持っていました。だからこそ、戦いをゲームであると感じ、3分間さえあればあっという間にネジをひれ伏させられると思っていたようです。
「簡単なゲームの雑魚キャラはすぐにやられる運命だ!お前はオレに勝てない!!」
ネジの弱点を完全に見抜き、弱い敵であると認識した鬼童丸は、自身の勝利を確かなものとして感じていました。どうしたってネジが自分で適うはずがないという慢心から、ネジの急所を外されてしまい、敗北することになります。
遊び好きな鬼童丸
鬼童丸は大蛇丸から与えられた呪印の力と自分の能力を最大限に活かせば、相手のことをゲームの中にいる雑魚キャラクターのように捻り潰すことができると常々思っていたようです。しかし、忍の世界は広く、鬼童丸より実力を持っている者はもちろんですが、劣っていても戦略を練ることで鬼童丸を打ち倒すことのできるネジのような人物もいました。己の慢心と油断によって、敗北を自らで引き寄せてしまったとも言えるのではないでしょうか。