【NARUTO】シンとサイの関係性は?来歴や関係性、能力を徹底解説!

サスケが抜けてから、新しく第七班のメンバーとなったサイ。

登場当初は感情の無いキャラクターでしたが、物語が進むにつれて感情を出すようになるなり、サイの成長が見えます。

そんなサイを語る上で欠かすことのできない人物、それが「シン」です。

シンはサイにとって、どのような人物だったのでしょうか。

今回は謎の多いシンについて、解説したいと思います。

シンの基本情報

【NARUTO】シンとサイの関係性は?来歴や関係性、能力を徹底解説!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

シンの特徴

【NARUTO】シンとサイの関係性は?来歴や関係性、能力を徹底解説!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

シンは灰色の髪の毛が特徴です。

また、シンは木ノ葉の里の暗部養成機関「根」に所属しており、サイとは兄弟にように接していました。

ただし、サイとは血縁関係になく、兄貴分として接していました。

そのせいか、サイからは「シン兄さん」と呼ばれていました。

しかし、シンという名前には苗字がなく、本名かどうかは定かではありません。

シンの来歴

【NARUTO】シンとサイの関係性は?来歴や関係性、能力を徹底解説!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

シンは根に所属しており、サイとは山奥で一つ屋根の下で過ごしていました。

サイが持っていたスケッチブックは、同居していた時にシンから渡されたものです。

また、この頃から不治の病を患っており、鍛錬中にも時々吐血している描写があります。

その後、根の最終試験ではサイと殺し合うことになりますが、サイを生かすために病気を隠して戦い、「お前の完成した絵を見たかった」と言い、サイを生かす形で命を落としました。

その後は第四次忍界大戦で穢土転生により復活し、カンクロウやサイと戦うことになります。

同じく穢土転生されたデイダラたちと共に戦いますが、デイダラによって体内に起爆粘土を仕込まれ、何度も爆発させられそうになります。

このシーンは感情の起伏が乏しいサイが、珍しく激しい怒りを見せたシーンとなっています。

その後はサイが書いた絵本が完成したのを見て、「ようやく見たかったものが見れた」と言い、特に戦闘をすることなく昇天していきました。

サイとの関係性

【NARUTO】シンとサイの関係性は?来歴や関係性、能力を徹底解説!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

サイはシンと同じように暗部の養成機関「根」で育ち、本当の兄弟の様に接していました。

孤児のサイにとってはただ一人の兄のような人物であり、シンからもらった絵本には、シンとサイの二人が仲良く手を取っている絵が描かれていました。

サイは非常にシンの事を慕っており、シンと殺し合いをすることとなっても、サイは逃げ回るだけで戦おうとはしませんでした。

しかし、感情を殺す必要がある暗部として活躍するためには、この試験は避けて通れません。

わざと共同生活を敷いて仲良くさせ、その後に殺し合いをさせる。

感情を殺した強い忍の育成システムは、サイにとっては耐え難いものだったのではないでしょうか。

シンの声優

【NARUTO】シンとサイの関係性は?来歴や関係性、能力を徹底解説!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

シンの声優さんは、近藤隆(こんどうたかし)さんです。

近藤さんは有限会社ビーボに所属する男性声優さんであり、主な出演作品には「刀剣乱舞-花丸-(小狐丸役)」、「やはり俺の春ラブコメは間違っている(葉山隼人役)」、「家庭教師ヒットマンREBORN!(雲雀恭弥役)」などがあります。

また、近藤さんはNARUTOシリーズにも数多く出演されており、「鬼灯水月」、「初代土影」、「インドラ」等の役もこなされています。

シンの名シーン・名セリフ

「行け!俺の分まで生きろ!」

【NARUTO】シンとサイの関係性は?来歴や関係性、能力を徹底解説!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

根の最終試験の中に体が限界を迎え、サイを生かすためにダンゾウの元へと行かせたシーンです。

シンは最終試験でサイを殺したところで、どのみち自分も長く生きられなかったことがわかっていたので、サイを生かして自分の分まで生きて欲しいと願っていました。

血の繋がった兄弟ではなくても、本当の弟のように扱っていたことがうかがえるシーンになっています。

この後、サイは山中いのと結婚して一児を授かっていますので、天国でシンは喜んでいることでしょう。

「お前の完成した絵、見たかったな…」

【NARUTO】シンとサイの関係性は?来歴や関係性、能力を徹底解説!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

シンが死ぬ間際に呟いたセリフです。

サイが欲しがっていたスケッチブックを渡し、自分達の物語を絵本にして書くと宣言したサイ。

シンは絵本の完成を楽しみにしていた様子で、死ぬ間際まで完成を楽しみにしていました。

病で自分が長く生きられないと悟ったシンの、唯一楽しみにしていたことなのではないかと推察できます。

「やっと見たかった絵が見られた」

【NARUTO】シンとサイの関係性は?来歴や関係性、能力を徹底解説!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

第四次忍界大戦中にサイと再会し、完成した本を見た時のセリフです。

生前見ることのできなかった本の完成が見られたことで、魂が解放されて昇天しています。

サイがシンと戦う事なく、兄弟が最高の形で別れることができたのではないでしょうか。

サイの兄として生き、兄として死んでいった忍

【NARUTO】シンとサイの関係性は?来歴や関係性、能力を徹底解説!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

シンは孤児のサイの兄として接し、サイにとって実の兄の様な存在として生きました。

病を抱えながらもサイのために生き続け、サイが絵を完成させたことで心残りがなくなって、昇天しました。

サイにとっては、自分の人生を語る上で欠かせない人物と言えるでしょう。