【NARUTO】大筒木アシュラの思想とは!?転生者とは誰なのか徹底解説!!

大筒木アシュラとは漫画【NARUTO】に登場するキャラクターの一人です。物語開始時には既に故人である大筒木アシュラですが、【NARUTO】のストーリーに欠かせない人物です。

大筒木アシュラにはある思想がありました。それはどんなものであったのか、そして大筒木アシュラの転生者は誰なのかを詳しくご紹介していきたいと思います。

大筒木アシュラの基本情報

【NARUTO】大筒木アシュラの思想とは!?転生者とは誰なのか徹底解説!!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

大筒木アシュラの特徴

大筒木アシュラは黒髪短髪の好年という印象のキャラクターです。六道仙人である大筒木ハゴロモを父に持ち、祖母は大筒木カグヤ、兄は大筒木インドラというサラブレッドの家系です。

祖母・大筒木カグヤは、神樹のチャクラの実を求めて地球外から来た存在で、【NARUTO】のラスボス的存在です。その息子である六道仙人はカグヤからチャクラを受け継いでいます。

六道仙人は二人の子を儲け、兄・インドラは生まれながらに才能に満ち溢れ、なんでも一人でこなすことが出来る天才肌でしたが、弟のアシュラは何をやってもうまくいかない落ちこぼれタイプでした。

しかし、アシュラは努力を惜しまない真面目な性格で、人望もあったようです。そのため、周囲には彼を支えてくれる人間が集まり、自分の強さは周囲の人たちのおかげと考えるようになります。

後にアシュラの子孫は千手一族、うずまき一族となり繁栄していきます。

大筒木アシュラの思想

大筒木アシュラの思想について説明していきます。

努力の人アシュラ

アシュラは前述したとおり、非凡な兄・インドラと比べると何をやってもうまくいかず、六道仙人の実の息子であったにも関わらず落ちこぼれタイプの人間であったと言えます。

兄弟は六道仙人からそれぞれ違う力を授かっていました。兄・インドラはチャクラと精神エネルギーを、弟・アシュラは生命力と身体エネルギーを授かっていました。

これは兄は忍としての才能・能力を、弟は強靭な肉体と身体能力を受け継いだと考えられます。アシュラは忍として兄には敵いませんでしたが、真面目な性格であったためか努力を惜しみませんでした。

そして、周囲にはアシュラを支えてくれる仲間が集まり、彼は力を開花させたことで兄に劣らない実力を手に入れたのです。

インドラとの思想の違い

彼は力に驕ることなく、自分が力を開花することが出来たのは仲間の協力があったからこそであり、「愛がすべてを可能にする」という考えに至り、「愛で人を束ねる」という思想が生まれました。

しかし、兄インドラは自身一人で何でもこなしてきたこと、だれにも頼る必要が無かったことから、「力がすべてを可能にする」という考えに至ります。

六道仙人は二人の思想の違いを知り、忍宗の後継者は「愛で人を束ねる」という思想を持った弟・アシュラにこそ相応しいと考え、アシュラを後継者としました。

しかし、兄・インドラはこれを不服とし、兄弟の間には深い溝が生まれてしまいます。そして、後世にまで続く因縁が始まりを告げたのです。

アシュラの転生者

【NARUTO】大筒木アシュラの思想とは!?転生者とは誰なのか徹底解説!!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

千手一族とうちは一族

大筒木アシュラとその兄・大筒木インドラの間に出来た深い溝は、二人の生涯をもってしても埋まることはありませんでした。

そして、その確執は二人の子孫にもずっと引き継がれていき、アシュラの子孫でる千手一族とインドラの子孫であるうちは一族の長きにわたる抗争となります。

そして、その千手一族とうちは一族の中に二人の転生者が生まれており、その転生者同士も代々戦い続けていました。それが、千手一族の長であり初代火影・千手柱間とうちは一族の長であるうちはマダラです。

しかし、千手柱間とうちはマダラの代でも抗争が終わることはなく、次の代へと戦いは引き継がれていきました。その次の代こそが、主人公であるうずまきナルトうちはサスケの二人だったのです。

ナルトとサスケ

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

主人公であるナルトとサスケは、同じカカシ班として唯一の友となりますが、前任者のマダラ同様悪の道へと突き進んでいくこととなり、二人は別々の道を歩むことになってしまいます。

第4次忍界大戦が開始し、うちはマダラや十尾、そして大筒木カグヤの復活により人類の危機が訪れた時には、サスケもナルト達忍連合軍と共闘します。

しかし、それは人類の危機であったからであり、自身の目的はまた別でした。そのため、目的の遂行のためにナルトと最後の戦いをすることになりました。

戦いは熾烈を極め、二人は互いに片腕を失うこととなりますが、ナルトの言葉にサスケは改心し、インドラとアシュラの時代から続いた因縁を断ち切ることとなったのです。

大筒木アシュラの名シーン

大筒木アシュラは故人であり、すでにナルトへと転生しているため、【NARUTO】のストーリー上では登場シーンや戦闘シーンはかなり少ないものであり、六道仙人の回想でしか登場しません。

その数少ないシーンの中から厳選したものをご紹介したいと思います。

唯一の戦闘シーン!!アシュラVSインドラ

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

兄弟での確執が生まれたことにより、兄・インドラは弟であるアシュラに戦いを挑み、長きにわたる因縁が始まったのです。

その兄弟による戦闘シーンです。アシュラは九尾のチャクラを身にまとい、ナルトの戦闘時に近似しています。インドラは須佐能乎を纏い、サスケの戦闘時に近似しています。

愛がすべてを可能にする

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

何をやってもうまくいかなかったアシュラですが、周囲には協力してくれる仲間がおり、自身の努力と仲間の協力がアシュラの力の開花に大きな助けとなりました。

画像を見ても分かるようにアシュラの背後にはかなりの数の仲間がいます。アシュラの人望の厚さが分かるシーンと言えます。

愛で人を束ねた忍宗の後継者!大筒木アシュラ!!

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

忍宗の後継者になってしまったがために、実の兄との間には簡単には埋められない溝が出来てしまいましたが、ナルトとサスケが見事断ち切ってくれました。

兄弟喧嘩も収まって、二人の魂はナルトとサスケとして兄弟ではなく最高の友達になりました。これからもアシュラの魂はナルトとともに忍達を導いてくれることでしょう。

ナルトの子供達の物語である【BORUTO】では大筒木一族のストーリーがありますので、アシュラの登場も期待されます。