【NARUTO】三代目水影がやぐらってどういうこと?人物像や経歴を徹底解説!

[NARUTO]の世界では、「五影」と呼ばれる忍者が数多く存在しています。

そのどれもが名前や経歴を知ることができますが、たった一人だけ名前以外の経歴がまったく不明な五影がいるのです。

それが、三代目水影なのです。

作中でも出番がなく、様々な説が噂されていますが、三代目水影が「やぐら」という人物なのではないかという噂が後を絶ちません。

また、三代目水影がオビトではないのかという噂が出回るほど、まったく素性がわからないのが三代目水影なのです。

改めて三代目水影がやぐらやオビトであるのか、また人物像や、どのような性格であったのかを、徹底的に解説していきたいと思います。

三代目水影の基本情報

【NARUTO】三代目水影がやぐらってどういうこと?人物像や経歴を徹底解説!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

三代目水影の特徴

【NARUTO】三代目水影がやぐらってどういうこと?人物像や経歴を徹底解説!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

三代目水影は、長い黒髪を特徴的な人物です。

また、側頭部には球体の様なものを付けています。

作中でまったく出番のない三代目水影ですので、唯一顔だけがはっきりとわかっているということになります。

三代目水影の来歴

三代目水影は、二代目水影の「鬼灯幻月」の後を継いで水影となっています。

しかし、具体的にどの時期に水影となったのかは作中で一切語られておらず、具体的に何をした人なのかは明記されおりません。

ところが、時系列を追っていくと、「のはらリン」を誘拐し、三尾の人柱力にし、木の葉の里を壊滅させようとした人物が、三代目水影なのではないかという説が濃厚になります。

その理由は、三尾の人柱力として有名なのは四代目水影ですが、四代目水影はまだこの時点で三尾の人柱力にはなっておらず、四代目水影は見た目が若いことが挙げられます。

四代目水影はリンの後に三尾の人柱力になったと考えられるため、リンを三尾の人柱力にしようとしたのは、四代目水影では考えられません。

従って、リンを誘拐したのは、三代目水影の時代であると考えられています。

また、三代目水影は既に死亡していることは明確になっています。

これは、後の時代に六道仙人である「大筒木ハゴロモ」によって浄土から呼び寄せられていることから、既に亡くなっていると判明したためです。

血霧の里と呼ばれた原因?

霧隠れの里は、かつて「血霧の里」と呼ばれ、四代目水影の時代が最も酷かったとされていますが、この血霧の里を作ったのは三代目水影ではないかと言われています。

血霧の里と飛ばれた原因は、アカデミーの卒業試験で生徒同士が殺し合いをするようになった等、血生臭い風習があったからです。

四代目水影の「運命だから仕方ない」という発言から性格を考えると、自分からルールを作るというよりも、元々あるルールに従う性格をしています。

従って、血霧の里は四代目水影の際にはあったと考えられるでしょう。

二代目水影の鬼灯幻月は、こうした閉鎖的な風習を嫌っていたので、三代目水影の時に作られた、と考えられます。

三代目水影の性格

三代目水影の性格については作中では触れられていません。

しかし、血霧の里を作ったと考えられること、リンを誘拐し、三尾の人柱力にしようとしたと考えられることを合わせると、見た目とは裏腹に残忍な人物だったのではないかと考えられています。

霧隠れの里は排他的で、秘密主義が徹底されています。

これは初代水影の蓮の頃から続いていましたが、三代目水影はこれらの政策を引継ぎ、徹底した鎖国国家を作ろうとしたのではないでしょうか。

三代目水影の登場シーン

三代目水影の登場シーンは、作中では2度しかありません。

初めて登場したのは、初めての五影会談の時です。

五影会談に参加していた、初代水影の「白蓮」の護衛として登場しています。

次に登場するのは、大筒木ハゴロモによって浄土から呼び寄せられ、口寄せの術でナルト達をカグヤの世界から戻した時です。

いずれも、言葉を発したり、戦闘を行ったりしている描写はありません。

三代目水影はやぐら? それともトビ?

三代目水影が「やぐら」や「トビ」という人物ではないかという噂がありますが、三代目水影はこのどちらでもありません。

まず、「やぐら」とは四代目水影の名前であり、三代目水影の名前ではありません。

また、三代目水影の名前が「トビ」ではないかという説ですが、「トビ=オビト」であることは既に判明しております。

時系列を見ても、三代目水影がリンを誘拐し、三尾の人柱力にしたことが考えられるので、その後に四代目水影を操ることにあるトビは、まだこの時点では登場しておりません。

三代目水影の強さ

三代目水影は戦闘の描写がないので、どの程度強いのかがはっきりしません。

しかし、実力社会である霧隠れの里の里長になるほどの実力は持っていたとされ、他の水影と同等の強さはあるでしょう。

水影は、里の中で最強の忍が就任することを許されているため、二代目水影の鬼灯幻月の死亡直後の中では、最も強かった忍であるということになります。

三代目水影の人物像

謎が多いながらも、決して温厚な人物像が見えてこないのが三代目水影です。

しかし、三代目水影は水影という里を守る立場として、里の情報を外に漏れないようにしようとした結果、残酷な人物像として映っているのではないでしょうか。