【NARUTO】2代目水影、鬼灯幻月の使用する術とは!?

第4次忍界大戦から登場した鬼灯幻月は、穢土転生の術で蘇ったかつての忍の1人です。そんな2代目の水影であった程の人物の使用する術とは、一体どのようなものなのでしょうか。鬼灯幻月の性格や特徴、名台詞や名シーンなども踏まえて、じっくりと解説していきたいと思います。

鬼灯幻月の基本情報

【NARUTO】2代目水影、鬼灯幻月の使用する術とは!?

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

鬼灯幻月の特徴

鬼灯幻月は、かつては水の国にある霧隠れの里を治めていた2代目の水影です。眉はなくチョビ髭と顎に逆三角形の髭を生えした風貌の男性です。茶色の淡い髪で前髪はオールバックにしており、やや長さのある髪を下ろしています。ただし、トレードマークであるはずの「チョビ髭」を名前として呼ぶと激昴します。

2代目の土影であった無(むう)とは犬猿の中であり、死闘の末に相討ちで死亡しています。霧隠れきっての名家である鬼灯一族の血を引いている人物でもあります。同じ一族には、7つの忍刀全てを扱えたという鬼灯満月、満月の弟にしてサスケの仲間となった鬼灯水月がいます。

鬼灯幻月の性格

寡黙で冷静な様子の影達が多い中でも、幻月は特に陽気な性格で、とてもおしゃべりでテンションが高いです。若手の忍には将来を期待する一面があり、時に自分の弱点を進んで教えたりわざわざ時間を与えたりすることがあります。理由は、自分の実力に自身を持っている為だと思われます。また、1度スイッチが入ってしまうと戦闘に夢中になってしまい、好戦的になります。

戦闘方法

幻月は水影になっただけあって、幻術と水遁を組み合わせた術を使用するエキスパートです。蜃(おおはまぐり)を口寄せし、蜃気楼と掛け合わせた幻術を使用します。この効果は絶大で、蜃気楼で作り出された自身と蜃への敵からの攻撃は全く当たりませんが、反対に幻から繰り出された攻撃だけは敵に効果を現します。

また、体内にある油と水を使用することで分身を作り、更にその中にある水を利用して水蒸気爆発を発生させる高等忍術「蒸気暴威」を扱えます。他には指先から水を勢い良く発射することで高い威力で弾丸を放ったように水で攻撃できる、水鉄砲の術を使います。

第4次忍界大戦

第4次忍界大戦ではカブトの穢土転生によって蘇生されました。しかし、忍連合との戦いを全く望んでいなかったので、早く倒してほしいと自身の術の特性を教えました。

そこで3代目土影の弟子であったオオノキと再開を果たし戦います。かつてのライバルの教え子とだけあって、2代目水影の本体が別の場所にあり、更に術を使う時に本体がとても弱くなることを見抜かれてしまっていました。

我愛羅との対決

その後に合流した我愛羅によって封印されかけるものの、穢土転生の効力で封印術は効きませんでした。我愛羅の強さを目の当たりにしたことでこれまで内に秘めていた戦闘欲が湧き上がり、自分の手助け無しで勝てないならマダラには勝てないと言い、切り札の蒸危暴威でさえも発動させました。

大したことのない風影だと初めは侮っていましたが、2代目水影の術を我愛羅が見事に封じた我愛羅のことを認めるにまで至ります。更に戦場に現れたナルトとの掛け合いを見て、良いコンビだと絶賛しつつも最後には満足して封印されていきました。

鬼灯幻月の声優

幻月の声を務めたのは、梅津秀行さんです。代表作は「蒼き流星SPTレイズナー」のデビッド・ラザフォードや「サルゲッチュ 〜オンエアー〜」のハカセ、ウッキーレッド、ピボザルなどを演じました。吹き替え作品では、スティーブ・ブジュミやビリー・クリスタルの声を担当した他、「ハリーポッター」シリーズではマーク・ウィリアムズ演じるアーサー・ウィーズリーの声を6作に渡って担当しました。

鬼灯幻月の名台詞・名シーン

「オイ!オレの術はそりゃハンパねーから!もっと離れた方がいいぞマジで!!弱点は教えてやっから!」

【NARUTO】2代目水影、鬼灯幻月の使用する術とは!?

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

2代目水影は自身の術に苦戦する忍連合の大勢の忍に対して、わざわざ警告した上に弱点まで教えると言い出します。穢土転生された体と気づいていたので、早く倒されたかったようです。しかし、あまりに容量の悪い忍達に実に丁寧に自分の術の仕組みを教えながら相手をする様子は、とてもユニークで面いです。

「やっぱお前……金のたまごだ!!」

【NARUTO】2代目水影、鬼灯幻月の使用する術とは!?

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

我愛羅の砂だけでは2代目水影の動きを封じることができませんでした。しかし、これより少し前に戦った父の砂金を活用することで、2代目水影の術に打ち勝ちます。そんな我愛羅に対して、ただの卵ではなかったという評価を最後にしました。

お茶目な水影

【NARUTO】2代目水影、鬼灯幻月の使用する術とは!?

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

自分の敵に対して自分の弱点を何度も丁寧に教えるという本来ではありえない行動をとった水影でした。しかし、それでも簡単には倒されてることのない実力を持っており、優しさを見せつつも我愛羅にはマダラを倒す為の試練を与えた人物でもありました。