【NARUTO】猿飛アスマって弱いの!?実力や家族についても詳しく解説!!

猿飛アスマとは、漫画【NARUTO】に登場するキャラクターの一人です。アスマは【NARUTO】の物語の比較的序盤から登場しており、主人公ナルト世代の担当上忍として活躍しています。

同世代にはカカシなど名だたる忍がおり、アスマの実力は低いのかという声も上がっています。そんなアスマの家族構成なども含めて実力や技についても詳しくご紹介していきたいと思います。

アスマの基本情報

【NARUTO】猿飛アスマって弱いの!?実力や家族についても詳しく解説!!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

アスマの特徴

猿飛アスマは木の葉隠れの里の上忍で、顎からもみあげまでつながった髭と大きな鼻が特徴的で、常に煙草をくわえています。

とても愛想がよく、自信に満ちている雰囲気をまとっている兄貴肌のキャラです。同じく木ノ葉隠れの里の上忍であるはたけカカシとは同期であり、ナルトの同期である奈良シカマル、山中イノ、秋道チョウジの担当上忍です。

担当するシカマル達三人とは強いきずなで結ばれており、三人が中忍に昇格した時もおそろいのピアスをプレゼントし、「オレ達が第十班のチームだったことを忘れないようにな!」と言っています。

アスマの家族構成

アスマは猿飛一族であり、三代目火影・猿飛ヒルゼンの息子というエリート一家の出身です。猿飛木ノ葉丸は甥にあたり、木ノ葉丸の父もしくは母がアスマの兄弟姉妹となります。

しかし、木ノ葉丸の両親は元暗部であること以外は詳細不明であるため、父か母のどちらが血縁なのかは分かっていません。

第一部では、交際に関しては秘密にしていたようですが夕日紅は恋人同士の関係で、暁との戦闘が本格的になってきた第二部では紅は婚約者となっており、お腹に赤ちゃんもいます。

【NARUTO】最終話では紅とアスマの子どもは成長しており、名前をミライといい、性別は女性です。最終話ではミライは中忍となっており、七代目火影となったナルトの護衛として任務についています。

アスマの過去

アスマは父である猿飛ヒルゼンと折り合いが悪かった時期があったようで、反発した結果、木の葉隠れの里を出ていった過去があります。里を離れていた間は「守護忍十二士」という火の国の大名を守護する組織に所属しています。

腰に巻いている「火」の紋が入った布は、「守護忍十二士」の時のものです。「守護忍十二士」は後に組織内のクーデターにより、アスマと忍僧・地陸以外のメンバーがこのクーデターの際に同士討ちして壊滅しました。

クーデターはリーダーのカズマによって計画されたもので、メンバーの半数がクーデターに参加しました。結果、このクーデターにより、生き残りのアスマと地陸には賞金がかけられることとなりました。

壊滅してからは、「守護忍十二士」は廃止されています。しかし、エリート忍者の登竜門と言われていた「守護忍十二士」は精鋭ぞろいであったため、廃止されてなお国内外にその名を轟かせています。

アスマの強さ

アスマが弱いと言われることもあるようですが、実際にはどうなのでしょうか。

実はアスマは性質変化が風と火であり、木の葉隠れの里の忍では風の性質変化は珍しいようで、ナルトの性質変化も風なので、ナルトの「風遁螺旋手裏剣」の修行ではコツを教えていました。

基本戦闘スタイル

戦闘では主に、チャクラ刀「アイアンナックル」を使用しています。この武器はメリケンサックとナイフが合体したような形状をしています。

そして、このアイアンナックルにチャクラを流し込むことで、岩をも貫通する威力を出すことが可能です。次に、使用する術や技についてご紹介します。

使用する術・技

火遁・灰積焼

体内のチャクラを高熱の火薬にして口から周囲に噴霧し、奥歯に仕込んでいる火打石で着火することで火薬が舞っている範囲全体に大爆発が起きるという術で、タイミングが重要となる技と考えられます。

風遁・風塵の術

大量の塵を混ぜ込んだ風を口から吐き出す術です。

体術・飛燕

「アイアンナックル」というチャクラ刀の周囲に高密度に凝縮したチャクラを纏わせ、殺傷能力を高める技です。主に近接戦での使用になりますが、投げることで遠い距離の相手にも攻撃を与えることが出来ます。

アスマの名言

シカマルたちの師として活躍していたアスマですが、戦闘シーン自体はあまり多くないようです。しかし、シカマル達とのやり取りに心打たれた読者の方もいるのではないでしょうか。

そこで、アスマの名言を集めましたので、ご紹介したいと思います。

オレ達が第10班のチームだった事を忘れないようにな!

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

第10班アスマ班のメンバーに、中忍試験の合格祝いとしてピアスをプレゼントしたときのセリフです。成長し、立派な忍としてこれから活躍していくであろう3人ですが、これからはアスマ班ではなく自分たちが隊を率いることになります。

その3人に向けて、ピアスを渡すことで、アスマ班として下忍時代にともに切磋琢磨した日々を覚えていてほしかったものと思われます。

お前らにはもう何も言うことがない まさに猪鹿蝶だ!!

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

第4次忍界大戦で、カブトにより穢土転生させられてしまったかつての仲間や敵の忍達は、そのほとんどが本人の意思はない操り人形でした。

しかし、アスマなど数人は意思を残したままの方が相手へ精神的ダメージを与えることが出来るという思惑から、感情を残したままナルト達忍連合軍と戦うことを強いられます。

悲しいことに、アスマと相対したのはかつての教え子であるシカマル、イノ、チョウジだったのです。かつての恩師を前に特にチョウジは戦う気になれませんでしたが、最後は気持ちを切り替えて戦いに挑みます。

そして、チョウジの一撃により大ダメージを負わせ、シカマルの影真似手裏剣の術で動きを封じます。そして、アスマは本当の最後の言葉を弟子たちに告げたのでした。

木ノ葉をになうこれからの子供達…それが玉さ

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

穢土転生したアスマを倒し、紅のお腹はだいぶ大きくなっていました。シカマルはアスマとの子供である紅のお腹の子の師だから、かっこいい大人にならないと、と紅に話しています。

そして、その後、父との将棋の最中に「玉は何だと思う」と問われます。その時に、シカマルが言ったセリフです。これは、直接アスマが言った言葉ではありません。

しかし、以前アスマが玉についてシカマルに語ったことがありましたが、「いずれ分かる」と言って明言はしていませんでした。その真意をシカマルが理解していたということが分かった場面です。

アスマの墓前で紅に語っていた理由は、玉は木ノ葉をになうこれからの子供達だからだったのです。

本当の強さを持っていたアスマ

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

アスマは弱いと言われることもあるようですが、実際の実力は素晴らしいものを持っており、輝かしい経歴を持つ人物でした。

最終的には暁との戦闘中に亡くなってしまいますが、教え子たち一人ひとりに言葉を送ってから息を引き取り読者の涙を誘いました。

とても人間味があり優しい人柄のアスマですが、亡くなっているためナルトの子どもたちの物語である【BORUTO】での活躍は期待できないと思われます。

しかし、実子であるミライの活躍を見ることが出来ますので、気になる方は是非【BORUTO】を読んでみてはいかがでしょうか。