【NARUTO】猿飛ヒルゼンはどんな人物だった?生涯や人間関係等を解説!

木ノ葉隠れの火影は、本編終了時点で7人が就任しています。

その中でも特に読者の印象が強いのが、三代目火影・猿飛ヒルゼン。

第一部から登場し、ナルトやカカシ等様々な人物に影響を与えた人物です。

しかし、ヒルゼンはどのような人物だったのでしょうか。

今回は、猿飛ヒルゼンの人生を解説していきます。

火影としての人生や、戦闘力や人間関係等をご紹介します。

猿飛ヒルゼンの基本情報

【NARUTO】猿飛ヒルゼンはどんな人物だった?生涯や人間関係等を解説!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

猿飛ヒルゼンの特徴

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

猿飛ヒルゼンは、木ノ葉隠れの三代目火影として活躍した人物です。

69歳という高齢なので、顔にはいくつもしわが寄っており、い顎鬚が特徴。

また、愛煙家であったために、普段はパイプを咥えているのも特徴と言えます。

火影ではありますがヒルゼンにはスケベな一面もあり、ナルトのお色気の術にかかったりとお茶目なシーンもあります。

猿飛ヒルゼンの来歴

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

ヒルゼンは二代目火影・千手扉間の弟子であり、幼いころに扉間の班に所属していました。

雲隠れの金角・銀角兄弟のクーデターで扉間が囮になった際に次代の火影に任命され、三代目火影となります。

第二・第三次忍界大戦では木ノ葉を勝利に導きますが、第三次忍界大戦終了後に結んだ岩隠れとの和平交渉に、里から不満が噴出し、その責任を取って波風ミナトを四代目火影に任命し、一度は引退します。

その後、九尾来襲の際にミナトが亡くなったため、次代が出てくるまでとして火影に再任しました。

再任した際にはナルトに世話を焼かれながらも、次の時代を担う子供たちを見守る好々爺として活躍。

中忍試験選抜の際に、大蛇丸による木ノ葉崩しが発生し、大蛇丸と戦闘。

高齢のせいか苦戦してしまいますが、屍鬼封尽でなんとか大蛇丸の両腕を封印。

その代償として、命を落としてしまいます。

第二部では大蛇丸によって復活し、里についてサスケに語った後に戦場に赴きます。

大戦終結後は、火の意思が受け継がれていることを確認し、他の火影たちと共に昇天していきました。

猿飛ヒルゼンの人間関係

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

ヒルゼンは多数の人間と様々な関係を築いています。

まず、ヒルゼンの弟子は自来也、大蛇丸、綱手の伝説の三忍。

彼ら三人はそれぞれナルト、サスケ、サクラの師匠でもあるので、ヒルゼンから見ると第七班の面々は孫弟子にあたる人物と言えます。

孫弟子には第七班の面々の他、自来也の弟子である四代目火影のミナトや長門が該当します。

ミナトの弟子であるオビトやカカシは、ヒルゼンから見ると曾孫弟子にあたる人物となります。

また、ヒルゼンの同期には志村ダンゾウ水戸門ホムラ、うたたねコハルがおり、ホムラとコハルはご意見番として、ダンゾウは里の闇の部分を担当するものとして、里のために活躍しました。

息子には猿飛アスマがおり、彼と結婚した夕日紅は息子の妻にあたる人物です。

アスマの娘の猿飛ミライや猿飛木ノ葉丸はヒルゼンの孫ですが、木ノ葉丸はアスマの子ではありませんので、アスマ以外にも子供がいたことがわかります。

このように、ヒルゼンは様々な人物と何かしらの関係がある人物と言えます。

猿飛ヒルゼンの強さ

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

ヒルゼンは火影であるため、戦闘能力は非常に高いことがわかりますが、ヒルゼンは五大性質変化や陰陽遁も使えることから「五大国最強」、「忍の神」等と呼ばれています。

木ノ葉崩し編では高齢のために上手に戦えませんでしたが、それでも大蛇丸と初代火影、二代目火影を相手に戦ったことからも、その強さが伺えます。

ヒルゼンは木ノ葉に伝わる全ての術を使えることから、「プロフェッサー」と呼ばれています。

・影分身の術

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

木ノ葉崩し編で使用しましたが、高齢のためチャクラの量が減っているために3人までしか分身できませんでした。

第四次忍界大戦では5人に分身し、五大性質変化を一人で使うという技を披露しています。

・口寄せの術

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

こちらも木ノ葉崩し編で使用。

猿候王・猿魔を口寄せし、共に戦います。

木ノ葉崩し編では、口寄せした猿魔を変化の術で如意棒に変化させて戦いました。

猿飛ヒルゼンの名シーン・名台詞

「大切なものを守る時…真の忍の力が表れるのだと…」

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

木ノ葉崩し編の際、大蛇丸にかけて語ったセリフです。

真の忍の力は、使う術の数で決まるという大蛇丸に対し、忍の力は想いだと語りかけるシーンです。

波の国編でも白が同様のセリフを語っていますが、味方サイドで初めてこのセリフを語ったのが、ヒルゼンです。

「木ノ葉舞うところに…火は燃ゆる…火の影は里を照らし…また…木ノ葉は芽吹く」

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

ヒルゼンの臨終の際の最後のセリフです。

自分がいなくなっても、自分の大事なものを守る意思は次の時代に受け継がれることを確信して亡くなりました。

実際、ナルトを筆頭に、この意思は受け継がれています。

数々の人間関係を築いた、皆に愛された火影

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

ヒルゼンは数々の人間と関係のある人物で、その誰もがヒルゼンを悪く言っていません。

彼の意思は、確実に他の世代に受け継がれているので、ヒルゼンも安心して見ていることでしょう。