【NARUTO】サソリがイケメンでかっこいい?声優や過去も紹介!

今回は、漫画【NARUTO】に登場するキャラクターの一人であるサソリについてご紹介します。サソリとは暁に所属する人物で、主人公・ナルト達にとっては敵という立場のキャラクターとなります。

サソリはかなりの実力の持ち主であり、ナルト陣営もかなりの苦戦を強いられた敵です。そんなサソリは見た目上年齢が分かりにくく、それはサソリの悲しい過去が関係しています。

そこで、今回はサソリの過去と実年齢について、そしてその能力についてご紹介していきたいと思います。

サソリの基本情報

【NARUTO】サソリがイケメンでかっこいい?声優や過去も紹介!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

サソリの特徴

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

初登場時、サソリは暁に所属する強面の男性の姿で登場しました。しかし、その姿は本物のサソリではなく、ヒルコという人傀儡であり、本物のサソリは中でヒルコを操作しながら活動しています。

ヒルコはかなり姿勢が低く、デイダラよりもかなり目線が下の中年男性のような姿をしていますが、中にいるサソリ本体は赤い髪が特徴的な華奢な男性です。

その外見から10代の少年のように見えますが、実年齢は35歳で自身も人傀儡として改造しているために傀儡化された時から老化することがなく、若い姿を保っているようです。

性格はせっかちであり、待つことも待たせることもあまり好きではありません。また、砂隠れの里にいた頃から傀儡師としてかなり優秀だったためか、会話は上から目線で話す傾向にあります。

サソリの秘められた悲しい過去

前述したとおり、サソリは人間の体を改造して人傀儡として操っていました。では、そもそも何故人傀儡を創るようになったのか。その原点はサソリの悲しい過去にありました。

サソリとチヨバア

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

サソリの祖母であるチヨバアは、傀儡使いとしてかなり有名な人物であり、砂隠れの里の傀儡部隊隊長として活躍していました。

サソリはそんなチヨバアに育てられており、チヨバアから傀儡に関して多くの知識や技術を学んでいます。

サソリの才能は他とは群を抜いており、後にチヨバアをしのぐ傀儡師に成長します。しかし、真っ当な道からは外れてしまい、人を殺害してまで人傀儡を創るようになってしまいました。

愛情に飢えた少年時代

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

サソリがチヨバアに育てられた理由は、両親が死亡したため祖母であるチヨバアがサソリの面倒を見ることになったという経緯があります。

そして、サソリの両親を殺害したのははたけカカシの父親であるはたけサクモでした。忍の世界では戦が絶えなかったので、両親を戦争で失う子は多く、サソリもその中の一人でした。

幼い頃に両親を失ったサソリは親の愛情に飢えた子供でした。そして、その悲しみを少しでも埋めるために両親の傀儡を作成し、傀儡となった両親に抱きしめてもらうのでした。

砂隠れの里を抜け暁へ

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

両親の傀儡を作ったサソリは、その後人間の体を使用した人傀儡に魅了されていきます。自身の友人を人傀儡にしたり、三代目風影を暗殺して人傀儡したりと、殺人まで犯すようになるのでした。

そして、サソリは15歳の時に砂隠れの里を抜け、自身すらも人傀儡として改造。実年齢は35才でありながらも、里を抜けた当時の見た目をしているのは自身も人傀儡になっていたからだったのです。

自身すらも傀儡となったサソリですが、里を抜けた後は暁に所属し、大蛇丸とツーマンセルを組んでいました。大蛇丸が脱退してからはデイダラと組んでおり、「芸術コンビ」と呼ばれていました。

サソリの強さ

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

サソリは15歳で里を抜けたにもかかわらず、「天才造形師」や「赤砂のサソリ」などの異名を持っているほどの人物です。

その証拠として、傀儡部隊隊長であるチヨバアですら指の数の傀儡を操るのが限界であるのに対し、サソリは同時に100体以上もの傀儡を同時に操ることが可能です。

また、サソリは傀儡を作ることにも長けている人物であったため、操る傀儡の数だけでなく、使用する傀儡の質も高いものでした。

サソリの使用する人傀儡は、人間の臓器を抜き取り、血抜きをして腐らないように改良した上で作られたもので、生前に使用していた術などが使用できます。

そのため、サソリ本人の能力でない術をも使用でき、人傀儡が増えるほど多種多様な術が使えるということになります。サソリはそんな人傀儡を300体以上コレクションしていたわけです。

サソリの声優

サソリのメイン声優は櫻井孝宏さんです。事務所はインテンションに所属しており、声優以外にもラジオやナレーターなども行っています。

声優として出演している作品は、『D.Gray-man』の神田ユウ役や『おそ松さん』の松野おそ松役などです。他にも『デジモンアドベンチャー』や『黒執事Ⅱ』など有名作品に数多く出演しています。

サソリの名言・名シーン

複雑な過去を持ち、傀儡師としての才能を開花させたサソリですが、人としての道を外れ暁メンバーとなったサソリの名言・名シーンを集めてみました。

本当に久方ぶりだ………自分を使うのはな

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

サクラとチヨバアとの戦闘での場面です。普段ヒルコの中に入って行動し、戦闘中も基本的にヒルコから出ずに行うサソリですが、この時は自身の体での戦闘を余儀なくされました。

サソリは自身をも傀儡化しており、身体には様々な仕掛けが施されています。そんな姿があらわになったシーンでした。

オレはこれで一国を落とした

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

傀儡師として優秀なチヨバアですら指の数ほどの傀儡の操作が限界ですが、サソリはけた違いの数の傀儡を同時に操ることが可能です。

その数なんと100体以上。これでサソリは一国を落としたこともあるという衝撃の事実を明かしていました。

”父”と”母”の傀儡もお前に託す………

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

第四次忍界大戦で穢土転生により復活を果たしたサソリですが、穢土転生体であるため生身の状態で復活しました。

そこに対峙したのは自身の傀儡を使用しているカンクロウでした。この時カンクロウは傀儡であるサソリ(生前のサソリ自身を人傀儡化したものを改良したもの)を繰り出して対抗。

後々まで長く残っていくものが芸術と考えていたサソリは、最後には自身の最も大切にしている”父”と”母”をカンクロウに託して散りました。

愛情に飢え、凶器に飲み込まれた天才サソリ

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

幼い頃に戦争により両親を失い、愛情に飢えて才能があるがゆえにゆがんだ思想を抱いてしまったサソリ。人傀儡という非人道的なものを作り上げてしまいました。

しかし、その傀儡自体はかなり質の高いものであり、一部はカンクロウに引き継がれ後世に託されることとなりました。

【NARUTO】のその後の物語である【BORUTO】にもカンクロウは登場するため、サソリの作品はまだまだ出番がありそうです。