【テニスの王子様】平等院鳳凰の技にはどんなものが?作品での活躍も解説

【テニスの王子様】に登場する平等院鳳凰。名前からして尊大な人物で、作中でも偉大なキャラクターとしても存在感を発揮しています。テニスプレイヤーとしても非常に強く、「日本代表で最も強い」とも言われています。果たして平等院鳳凰はどのような技を持っているのでしょうか。

ここでは平等院鳳凰について解説。使用する技や作中での活躍等について紹介していきます。

平等院鳳凰の基本情報

【テニスの王子様】平等院鳳凰の技にはどんなものが?作品での活躍も解説

『テニスの王子様』(C)許斐剛/集英社

 平等院鳳凰の特徴、使用する技

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『テニスの王子様』(C)許斐剛/集英社

平等院鳳凰は新テニスの王子様に登場する高校生。金髪の長髪と無精髭がトレードマークで、名前やその姿から、周囲やファンからは「こんな高校生がいるか」と言われています。また、非常に厳しい性格をしており、たとえ同じ仲間であっても、日本が勝つためなら何でもするという価値観の持ち主。作中では同じ仲間に対してボールをボールをぶつけようとしたりしています。

テニスの実力は申し分なく、日本のジュニアテニス界No.1。すなわち、日本で最も実力の高いプレイヤーということ。使用する技も非常に多彩で、相手コートでボールが分裂する「パイレーツ・オブ・ジ・アメリカン」や、コンクリートを壊すほどの威力を持つ「光る球」といった技を使用します。

平等院鳳凰の来歴

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『テニスの王子様』(C)許斐剛/集英社

平等院鳳凰は新テニスの王子様で登場。韓国遠征から帰国してすぐ、2軍のメンバーに総入れ替え戦を実施。その日の夜に徳川カズヤ越前リョーマが練習していたのを目撃し、いきなり光る球を放っており、徳川カズヤをふっ飛ばしました。翌日には徳川カズヤと対決。切り札のブラックホールによって点差を縮められるも、前日のダメージが傷になって棄権勝ち。その後は大石秀一郎と共に抽選会に出席。

過去の話も盛り込まれており、過去には鬼十次郎に負け、崖の上コートに送られていました。そこで血の滲むような努力を重ねたものの、フランス代表に居たデューク渡邊の妹を落ちてくる屋根から庇ったせいで背中に傷を負ってしまい、そのせいでデューク渡邊に敗戦しているという過去が明らかになっています。こうした経緯があり、優しさといった手段を選ばなくなりました。

平等院鳳凰の担当声優

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『テニスの王子様』(C)許斐剛/集英社

平等院鳳凰の担当声優は、安元洋貴さん。安元さんと言えば超が付くほどの低音ボイスが大きな特徴で、2003年から声優として活動している方です。恐らく、ほとんどの方が安元さんのお名前や作品、声を聴いたことがあるのではないでしょうか。

安元さんの主な代表作には、「BLEACH(茶渡泰虎役)」、「ロックマンエグゼシリーズ(カーネル役)」、「FAIRY TAIL(エルフマン役)」等様々な役柄を担当しています。

平等院鳳凰の名シーンや名セリフ

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『テニスの王子様』(C)許斐剛/集英社

平等院鳳凰は日本ジュニアテニス界で最強の人物と言えるだけに、名シーンや名セリフがいくつもあります。その存在感から数々の名シーンや名セリフを残してきた平等院鳳凰ですが、ここではその中から特に存在感の強いシーンや名セリフを2つ紹介していきます。

「滅びよ…」

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『テニスの王子様』(C)許斐剛/集英社

平等院鳳凰の数あるセリフの中でも、特にインパクトの強いセリフ。越前リョーマと徳川カズヤが練習しているところを襲撃し、徳川カズヤを吹き飛ばした「光る球」を打つ際に言ったセリフで、数多くの読者からネタにされてしまっていました。

通常の高校3年生が言うセリフではなく、ましてや登場してすぐに何の脈略もなく仲間にコンクリートが壊れる威力のボールをぶつけようとしたその姿と合わさって、とても印象的なシーンとなっています。

ちなみに、このセリフの前には「散れ…」というセリフも言っており、平等院鳳凰=仲間を突然襲撃する残酷なキャラクターという立ち位置がここで成立してしまいました。

「義では世界は取れんのだ!!」

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『テニスの王子様』(C)許斐剛/集英社

徹底的な実力主義者で、日本が勝つためなら何でもする平等院鳳凰の代表的なセリフ。徳川カズヤが義(仲間を守ったりする絆のような概念)でも世界を獲れることを証明しようとしているのに対し、平等院鳳凰は日本が勝つことが最大の目標であり、仲間の絆等何の意味も持たないという価値観の持ち主。

これは過去に対戦相手だったデューク渡邊の妹を助けたことで自分が試合に負けてしまったことが大きなきっかけとなっており、世界を獲るのに必要なものは自己犠牲ではないと悟っています。

手塚国光真田弦一郎といった面々が自己犠牲の面が強いのと対極にあるキャラクターだと言えます。

存在感も実力もNo.1 平等院鳳凰

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『テニスの王子様』(C)許斐剛/集英社

平等院鳳凰は日本で最も実力の高いジュニアテニスプレイヤー。その高い実力もさることながら、様々な場面で圧倒的な存在感を発揮しているキャラクターです。