【テニスの王子様】加治風多の特徴は?人物像やテニスの実力について解説!

【テニスの王子様】シリーズに登場する加治風多。メインキャラクターではないので、出番が非常に少ないキャラクターですが、果たしてどのような人物像なのでしょうか。また、テニスの実力等についても不明瞭な点が多く、謎の多いキャラクターとなっています。

そこで今回は、加治風多について解説。人物像やテニスの実力等について紹介していきます。

加治風多の基本情報

加治風多の特徴

加治風多は【テニスの王子様】には登場せず、新テニスの王子様に登場するキャラクター。新テニスの王子様ではU-17を描いたもので、加治風多は高校3年生として登場しています。しかし、どこの高校に所属しているかは不明になっています。

ビジュアル的な特徴としては、銀髪で左目の下にある泣き黒子。【テニスの王子様シリーズ】で登場する泣き黒子のキャラクターには跡部景吾がいますが、跡部景吾とは同じ身長を持ったキャラクターです。

また、癖のある髪の毛も特徴で、天然パーマと言われると怒るという性格も持っています。

加治風多の来歴

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加治風多はU-17高校生チームのNo.5として登場。本来は鬼十次郎がNo.5でしたが、鬼十次郎が2軍の実力に触れ、底上げを願って外れたため、鬼十次郎の後釜としてNo.5になりました。

しかし、海外遠征から帰ってきた際に行われた日本代表入れ替え戦では鬼十次郎と対戦するものの、結果として負けてしまいました。鬼十次郎に負けたことで、U-17の代表からは落選してしまいましたが、遠野篤京が予選で負傷したことがきっかけとなり、追加選手として召集されました。

加治風多のテニスの実力

加治風多のプレースタイルは、サーブ&ボレーヤー。従って、相手と非常に近い距離でテニスをする戦い方を得意としています。また、誰よりも早いスピードを持っており、U-17の能力評価ではスピードが5段階評価のうちの7とずば抜けていることがわかります。

これは四天宝寺中学校の忍足謙也のスピード評価が5であることと比較しても、それだけでずば抜けているスピードの持ち主だとわかります。得意技はこうしたスピードを活かした「韋駄天隙間風」という技ですが、作中では一度も披露されておらず、どのような技なのかが一切わかっていません。

また、スピードを以外の能力についてもおおむね評価は高く、パワー5、スタミナ5、メンタル4、テクニカル5とほぼオール5に近い評価をもらっていることから、高校テニス界でも極めて優秀な人物であることがわかるでしょう。

加治風多の声優

加治風多を担当している声優は、実はどなたなのかわかっていません。というのも、アニメにも登場しているのですが、アニメ本編には登場しておらず、OVAにだけ登場しているのです。

また、OVAでもセリフはたった一行。つまり、アニメ全般を通じてたった一行のセリフしかないキャラクターが、加治風多なのです。これではどなたが声優を務めたのかがわからなくても不思議ではありません。

加治風多の名シーン・名台詞

作中では決して出番の多くない加治風多ですが、出番の多くないながらも印象に残るシーンを2つピックアップしてみました。あまり加治風多を知らないという方に紹介するという意味でも、印象に残ったシーンやセリフを解説したいと思います。

鬼十次郎との試合のシーン

全ての能力がトップレベルにある加治風多ですが、日本代表入れ替え戦で鬼十次郎と対戦した際には敗れてしまっています。具体的なスコアが描かれていないのでどのような負け方をしたのかは不明ですが、鬼十次郎の後釜として一時期でも実力者の証であるGenius10に入れたということは、それだけ接戦した試合をしたのではないでしょうか。

また、エニメではこの時に初めてセリフを吐き、「ブラックジャックナイフ以上の…」というセリフを残しています。結果だけ見れば負けてしまいましたが、白熱した試合が繰り広げられていたのではないかと想像してしまうシーンです。

「おいおい あっちからも聞こえてくるぜ」

原作で唯一話したセリフがこれ。他のGinues10の面々と一緒にあちこちのコートで打球の音を確認しているシーンがあり、その際に発したセリフです。

どちらかというと大人しくて優しい顔立ちをしている加治風多ですが、この言い方からすると意外とそうではないのかもしれません。想像の域を出ませんが、もしかしたら口が悪い人物なのかもしれません。

実力はあるのに出番に恵まれない、加治風多

加治風多はU-17の能力評価でも非常に高い評価をされていながら、あまり出番に恵まれない不遇のキャラクター。担当声優が不明になっていることからも、今後の出番も非常に少なそうです。