「テニスの王子様」において様々な双子が出てきますが、木更津亮・敦の兄弟は最も特殊な兄弟といっても過言ではありません。二人は別々の学校に通い、見た目の特徴も違います。では、木更津亮とはどのような人物なのでしょうか?
木更津亮のことが大好き、よく知っている方も多いと思いますが、改めて、木更津亮の特徴や人間関係、名セリフや名シーンまでご紹介したいと思います。
木更津亮の基本情報
名前 | 木更津亮 |
性別 | 男 |
所属 | 六角中学校 |
必殺技・能力 | スカイハイボレー |
年齢(学年)/誕生日 | 中学3年生/11月20日 |
身長/体重 | 163cm/51kg |
声優 | 高橋広樹 |
初登場 | Genius169 青学VS六角 |
決め台詞 | 奴ら予想以上にやるじゃん |
パートナー・友人 | 黒羽春風 |
その他 | 木更津敦(双子の弟) |
木更津亮の特徴
木更津亮は肩まで伸びた長い髪とトレードマークである帽子をかぶっている。以前は、弟の敦も似たような見た目をしていたが、聖ルドルフの観月により、兄と区別ができるように長い髪を切り、ハチマキを付けるようになった。
木更津亮は観月が本来スカウトしたかった人物であり、間違って弟の敦をスカウトしてしまったことから以前の二人は区別がつかないほど似ていたのだと思います。
木更津亮の性格
木更津亮はクールでポーカーフェイス。しかし、ビーチバレーの王子様ではペアである乾が自分だけ罰ゲームから逃れるためにわざとリタイアしようとしたのを「汚いぞお前だけ!!」と怒ります。罰ゲームを受けたくない一心だとは思いますが、普段クールな木更津亮でも心を乱すことがあります。
Jr選抜ではトレーニング中の弟・敦に話しかけ、近況報告をしています。敦が寮生活に慣れたかを気にしていたり、元気そうでなによりと兄弟思いなところがあります。しかし、Jr選抜の時に二人は試合をしており、その時にはお互いこいつだけには絶対に負けられないと闘争心を燃やしています。
木更津亮の能力
木更津亮は青学戦では自分の試合の前に決着がついたため試合のシーンは描かれていません。しかし、Jr選抜の候補に入るなど実力は相当なものです。さらに、他校である聖ルドルフの観月の耳にもとびっきり優秀な選手として六角中の木更津という名前が届くほど有名な選手だったようです。そして、氷帝の忍足侑士に「いずれは戦ってみたい相手やな」と言わしめるほどです。
木更津亮・敦兄弟はJr選抜で試合をしたとき、双子だからこそ相手の気持ちを読めると、良い試合をしますが、兄・亮のほうが少し上手でした。
全国大会初戦の比嘉中・平古場凛との試合はストレート負けをしており、全国レベルとまではいかないようです。
木更津亮の弱点
木更津亮は目立った弱点等はありませんが、普段はクールなはずなのに予想外のことが起きると取り乱すことが多々あり、あまりメンタルが強くないようです。体型も細身であり、パワーはそこまであるようには見えません。
木更津亮と木更津敦
木更津亮は双子の兄弟であり、弟に敦がいます。二人は元々同じ六角中に居ましたが、聖ルドルフの観月の勧誘により弟・敦は聖ルドルフに行きます。しかし、実は観月が勧誘しようと思っていたのは兄の亮のほうであり、見た目がそっくりだった敦のほうを間違えて勧誘してしまったのです。しかし、Jr選抜の時に氷帝の跡部が「弟のほうが力を伸ばした。あいつにとってルドルフ行きは正解だったんだろうよ」と認めるほど成長し、二人は互角の試合をします。
二人は「こいつだけには絶対に負けられない」というほどお互いを意識しています。兄・亮には兄としてのプライドがあり、弟の敦には今まで兄のほうが注目されていたことに対してのライバル心のようなものがあったのかもしれません。結果は兄の亮が勝ちましたが、跡部が「それでもまだ兄貴のほうが半歩リードか」と言ったように、その差は徐々に縮まっているのかもしれません。
Jr選抜の合宿の最後には「たまには家にも帰って来いよ」と声をかけるシーンもあり、ライバルなのはコートの上だけで、普段は仲のいい兄弟のようです。
木更津亮の声優
木更津亮の声優は高橋広樹さんです。事務所はマックミック所属で出演作品には「HUNTER×HUNTER」のヒソカ=モロウ役、「金色のガッシュベル」のパルコ・フォルゴレ役などがあります。同じ「テニスの王子様」のなかでも主人公・越前リョーマが所属する青春学園の3年生レギュラーでアクロバットなプレーを得意とする菊丸英二役などをしています。
木更津亮の名台詞・名シーン
ここでは、木更津亮の名セリフ、名シーンをご紹介させていただきます。
「汚いぞお前だけ!!」
このシーンはビーチバレーの王子様でペアの乾が罰ゲームを受けないために手塚のスパイクを顔面で受けて気絶しようとしたときに、慌てて乾を止めた時のシーンです。結果、ズボンどころかパンツも一緒に脱げ、さらに手塚のスパイクを顔面に喰らうという最も惨めな終わり方をしました。
木更津亮は隠れた名プレイヤー!
木更津亮はその実力をほとんど見せることがありませんでしたが、周囲の評価を聞く限り相当優秀なプレイヤーのようです。兄としてもとても優しく、素晴らしい人柄です。
そんな木更津亮の魅力はみなさんの心に残っているのではないでしょうか。