【テニスの王子様】仁王雅治は最強の中学生？その実力等を解説！

テニスの王子様に登場する仁王雅治。その特徴的なキャラクターもさることながら、作中でに登場する中学生の中でも極めて高い実力で、その実力は中学生最強とも言われています。果たしてその実力はどの程度のものなのでしょうか。また、仁王雅治は作中ではどのような活躍をしたのでしょうか。

ここでは仁王雅治について解説。作中での実力や作中での活躍等についても紹介していきます。

仁王雅治の基本情報

仁王雅治の特徴・実力

仁王雅治は立海大附属中学校の3年生。常に飄々としており、感情的になることの少ないキャラクター。自由奔放で誰かに指図されることを嫌う人物です。また、仁王雅治しか使わないような感嘆詞を多用し、さらには「～ぜよ」といった方言を使います。柳生比呂士とダブルスを組んで出場することが多く、性格が正反対な二人ですが相性はいいようで、柳生比呂士からは「親友」と呼ばれています。

テニスの実力は立海大附属中学校の中でも飛びぬけて高く、周囲からは「コート上のペテン師」と言われています。その大きな武器は「イリュージョン」と言われるプレイで、相手や他人のプレイスタイルや技等を模倣するというもの。作中では柳生比呂士のレーザービームの他、手塚国光の零式サーブ等を模倣し、挙句の果てにはこのイリュージョンは「誰かになり替わる」ことも可能なので、「○○と戦っていたはずなのに実は仁王雅治だった」というチートのようなプレイを披露することも可能。

また、仁王雅治は作中のキャラクターの中で「百錬自得の極み」「才気煥発の極み」の両方を使える数少ないキャラクターです（この他には越前リョーマと手塚国光のみ）。

仁王雅治の来歴

仁王雅治は関東大会編で初登場。青春学園戦でゴールデンペアと対決した際には相方の柳生比呂士になりすまし、レーザービームを連発しゴールデンペアを混乱。接戦に持ち込まれるも、6-4で勝利しました。全国大会決勝戦では再び青春学園戦となり、今度はシングルスで不二周助と対決。ここでは不二周助に勝利したことのある手塚国光や白石蔵ノ介にイリュージョンし、不二周助のカウンター技を全て打ち返すという芸当を披露。そのまま追い詰めていきますが、不二周助の新技「星花火」によって5-7で敗北してしまいました。

新テニスの王子様での脱落タイブレークマッチでは柳生比呂士と対戦。いつものように柳生比呂士をペテンにかけようとしますが、逆に柳生比呂士にペテンにかかってしまい敗北。その後は大石秀一郎とのダブルスで、1軍の陸奥兄弟と対決。これに勝利し、1軍のバッジを獲得しました。1軍入れ替え戦では跡部景吾とダブルスを組み、越知月光・毛利寿三郎のペアと戦い、手塚国光や樺地崇弘、越前リョーマや跡部景吾本人にイリュージョン。その代償として左肘を痛めてしまっています。

仁王雅治の担当声優

仁王雅治の担当声優は、増田裕生さん。増田さんは小学生の時から声優としてデビューしているというキャリアを持っている方で、キャリアで言えば20年以上の大ベテラン。様々な事務所を経て、現在はフリーの声優として活動されています。

増田さんの主な代表作には「遊戯王GX（三沢大地役）」、「アイシールド21（甲斐谷陸役）」、「Angel Beats!（藤巻役）」等があります。

仁王雅治の名シーン・名台詞

仁王雅治は作中の中でも屈指の活躍を見せており、その中でも名シーンや名セリフがいくつもあります。ここでは仁王雅治の名シーンや名セリフを2つ紹介していきます。

関東大会編での入れ替わり

関東大会編で仁王雅治が柳生比呂士と入れ替わり、青春学園のゴールデンペアを苦しめた試合ですが、作者曰く、これがこの作品のターニングポイントとなったのだそう。それまでの展開と異なり、「キャラクターがそっくりそのまま入れ替わり、しかも周囲がそれに気づかない」という展開は初めてで、仁王雅治がどれだけ異様なキャラクターなのかがわかります。

この後の仁王雅治は登場する度に読者の斜め上の展開を披露し、ついには「跡部景吾が出ていると思ったら仁王雅治だった」というルール上疑問符が付くような展開にまで発展しています（この両者は利き腕が逆なため、気づいた人も多いとか）。

イリュージョンの完成度

仁王雅治のイリュージョンの完成度は高く、キャラクターになりきるためではなく、そのキャラクターの技も使えるというもの。特に手塚国光の零式サーブは手塚国光の技の中でも難易度が高く、仁王雅治自身の実力がそれだけ高いという証になります。

読者の想像を超え続ける仁王雅治

仁王雅治はイリュージョンで読者の斜め上の展開を披露し続け、今後どのような展開を見せてくれるのか注目が集まるキャラクター。それ故に人気も高く、今後も様々な場面で登場してくれることでしょう。