【テニスの王子様】佐伯虎次郎の誕生日はいつ？作中での活躍も解説

【テニスの王子様】には佐伯虎次郎というキャラクターが登場し、様々な場面で活躍しています。一部のファンからは「無駄様」と呼ばれている佐伯虎次郎ですが、果たして作中ではどのような活躍をしたのでしょうか。

ここでは佐伯虎次郎について解説。「無駄様」と呼ばれる所以や、作中での活躍等について紹介していきます。

佐伯虎次郎の基本情報

佐伯虎次郎の特徴

佐伯虎次郎は六角中学校の3年生でテニス部の副部長。また、佐伯虎次郎六角中学校の生徒会の副会長も務めています。外面が非常に良く、イケメンであるとされており、髪の色はアニメでは銀髪、原作や茶色という特徴があります。

ちなみに、青春学園の不二周助は幼馴染で、彼の弟である不二裕太とも親しいという間柄。不二裕太とは練習試合をした際には腕を気遣ってわざと負けるという気遣いのできる人物。

佐伯虎次郎は良く「無駄様」や「無駄に男前」と言われたりしており、そのきっかけは「テニスの王子様ミュージカル」となっているようです。つまり、設定がミュージカルから原作やアニメに逆輸入した珍しいキャラクターなのです。

佐伯虎次郎は視力に長けており、視力は左右両方2.5。肉眼でも8等星（一般的に肉眼では6等星が限界とされている）が見ることができるという図抜けているという設定があります。

また、好みの女性のタイプは「束縛する人」とのこと。基本的にMっ気のあるキャラクターとも言えます。

佐伯虎次郎の来歴

佐伯虎次郎は関東大会編で初登場。準決勝で青春学園と対戦した際には樹希彦と組んで、不二周助と菊丸英二とのペアと対決。この試合では菊丸英二とマンツーマンで対面し、アクロバティックを抑えようと試みますが、結局対処しきれずに敗北してしまいます。

この試合の前には聖ルドルフ学院との練習試合があり、不二裕太と対戦することになりますが、幼馴染の弟ということも考慮し、また、身体に負荷のかかるツイストスピンショットを使うことを気遣ったため、わざと敗北。このことを不二周助に見抜かれています。

その後の全国大会では比嘉中学校と対戦しますが、甲斐裕次郎が顧問のオジイにボールをぶつけ、病院に向かった際には1人で試合を続行し、負けてしまったものの縮地法を攻略する手立てを青春学園の面々に与えました。

佐伯虎次郎はU-17には出場しておらず、回想やアニメオリジナルストーリー、サイドストーリー等で出場するのみとなっています。

佐伯虎次郎の担当声優

佐伯虎次郎の担当声優は、織田優成さん。織田さんはかつて、本名の「有馬克明」という名義で活動していました。織田さんは1992年から声優として活動しているベテラン声優さんで、声優の他ナレーターとしても活動している方です。

織田さんの主な代表作には、「リトルバスターズ！（宮沢謙吾役）」、「ドラゴンボール超（カトペスラ役）」、「零～刺青ノ聲～（天倉螢役）」等があります。

佐伯虎次郎の名シーンや名セリフ

佐伯虎次郎は出番こそ多くないものの、要所要所で名シーンや名セリフと呼ばれる部分があります。「無駄にイケメン」とも呼ばれる佐伯虎次郎ですが、ここでは決して無駄ではないイケメンな佐伯虎次郎の名シーンや名セリフを2つ紹介していきます。

「俺をフリーにしたらダメじゃん」

青春学園との対戦時に菊丸英二に対して発したセリフ。菊丸英二とマンツーマンでマッチアップし、菊丸英二のアクロバティックプレイに付いて行く姿が印象的な試合ですが、菊丸英二達が佐伯虎次郎をフリーにした際にはしっかりとポイントを決めています。

派手な必殺技を持たず、テニスプレイヤーとしてどこかパッとしない印象の強い佐伯虎次郎ですが、このシーンでの佐伯虎次郎は強キャラ感に溢れています。このセリフは佐伯虎次郎の有名なセリフの一つと言えるでしょう。

「一つやり残した事があってね」

全国大会での対比嘉中戦で佐伯虎次郎が発したセリフ。甲斐裕次郎によってオジイがボールを当てられてしまい、メンバーが揃って病院に付き添う際、佐伯虎次郎は一人で残って試合を続行しますが、その時に発したセリフがこれ。

明らかにこの試合は勝つだろうという流れが見える試合ですが、この試合は負けてしまいます。こうした経緯も含め、佐伯虎次郎が一部のファンからは「残念なイケメン」と言われる所以なのですが、こうした部分こそ、佐伯虎次郎というキャラクターなのかもしれません。

残念、かつ無駄なイケメン、佐伯虎次郎

佐伯虎次郎は作中の来歴や性格から「残念なイケメン」と言われており、作中では何度も「無駄にイケメン」と言われてしまいますが、しっかりと本当の意味でのイケメンな部分もあり、こうした二面性が、佐伯虎次郎のキャラクターなのでしょう。