黒の組織の一員の宮野明美(みやのあけみ)。
初登場はコミック第2巻と初期に登場しますが、ジンによって殺されてしまいます。
しかしコミック第18巻で灰原哀(宮野志保)の姉だと判明し、回想シーンの中で登場するようになりました。
作中では既に亡くなってしまっていますが、灰原哀や赤井秀一の登場により物語の重要な人物となっています。
今回は黒の組織の一員で灰原哀の姉の宮野明美について紹介します。
宮野明美の基本情報
宮野明美はどのような人物なのかを性格や見た目などの観点から紹介していきたいと思います。
性別 | 女性 |
年齢 | 享年25歳あたり |
見た目 | 暗めの茶髪でロングヘアー |
性格 | 健気 |
職業・所属 | 黒の組織の構成員 |
家族構成 | 父親:宮野厚司
母親:宮野エレーナ 妹:宮野志保(灰原哀) |
声優 | 玉川砂記子 |
宮野明美の見た目・性格
宮野明美の見た目は黒髪もしくは暗めの茶髪姿でスリムな体型です。
健気な性格で妹の宮野志保の前では弱みを見せず、気丈に振る舞っています。
宮野明美の職業・所属
宮野明美は黒の組織の一員です。
組織では末端だったようで、大学生であったものの監視付きですが、自由な生活を送れていたようです。
交際相手の赤井秀一を組織に招いたことが原因で組織から「組織の危険人物」という烙印を押されたため、妹の宮野志保とともに組織を抜けようとします。
組織からは抜ける条件として10億円を強奪するように指示され見事に遂行します。
しかし10億円の在り処を取引に妹の志保の解放を要求しますが、ジンにより拒否されてしまい、腹部を拳銃で撃たれ亡くなってしまいました。
ちなみに10億円はコインロッカーに隠しており、死亡間際にコナンに鍵を渡し、10億円は無事回収されました。
宮野明美の家族構成
宮野明美の家族構成は父、母、妹の三人です。
宮野厚司
宮野明美の父親で、黒の組織では薬の研究に携わっていました。
「学会から追放されたマッドサイエンティスト」と周囲では呼ばれていたようです。
研究所の火災事故により妻と共に亡くなっています。
宮野エレーナ
宮野明美の母親で同じく組織の一員として宮野厚司と共に薬の研究をしていました。
宮野志保
宮野明美の妹で、父と母の意思を継ぎ、組織では薬の開発をしていましたが、宮野明美が抹殺されたことを知ると、組織に抵抗するようになりました。
組織は宮野志保をガス室に閉じ込め殺害しようと計画します。
宮野志保は自身の作った薬(APTX4869)を飲み自殺しようとしますが、体が幼児化し組織から抜け出すことができました。
その後、阿笠博士が自宅の前に倒れている宮野志保を助け、現在は灰原哀として阿笠邸に住んでいます。
組織内では優秀な研究員だったらしく、宮野明美が妹を抜けさせるようにジンに説得した時にも、優秀な人材という理由で拒否されていました。
宮野明美の恋人
宮野明美は赤井秀一と恋人関係でした。
出会いは赤井秀一に車の当たり屋をされたことがきっかけとなっています。
赤井秀一はFBI捜査官であり、組織にスパイとして潜入するために、組織の一員の宮野明美に近づきました。
宮野明美の紹介で組織に潜入できた赤井秀一ですが、同僚のアンドレ・キャメルの失態によりFBI捜査官だと発覚したことをきっかけに組織から宮野明美を残し、逃亡しました。
また宮野明美は赤井秀一がFBI捜査官だったことを知りながらも交際していたことが、赤井秀一の回想シーンにより発覚しました。
2人は偽りの恋人という関係でしたが、お互い愛し合っていたのでしょう。
宮野明美の声優
宮野明美の声優は玉川砂記子さんで「クレヨンしんちゃん」の風間くんのママ役でも有名です。
ちなみに赤井秀一役の池田秀一さんとは夫婦の関係です。
宮野明美の名シーン・名台詞
宮野明美の名シーンはどのようなものがあるのでしょうか。紹介していきます。
頼んだわよ・・・小さな探偵・・・
コミック第2巻「黒の組織10億円強奪事件」より宮野明美のラストシーン。
ジンに撃たれてしまった後に、コナンに託した言葉です。
この言葉を最後に宮野明美は亡くなってしまいます。
名探偵コナンの物語の中でも悲しいラストシーンの一つとなっています。
赤井秀一に送られたメール
宮野明美が赤井秀一に送った最後のメールです。
赤井秀一は諸星大として組織に潜入していましたが、FBI捜査官だと発覚してからは、組織から逃亡し、宮野明美との交際も終わってしまいました。
メールの文面を見る限り、宮野明美は赤井秀一のことを真剣に愛していたことがわかりますね。
このメールのPSの部分はまだ公開されていません。
今後の物語の重要な伏線になることもあるので、楽しみですね。
言わなきゃわかんない?
「赤と黒のクラッシュ」の赤井秀一の回想シーンより。
赤井秀一がFBI捜査官だったことを告白したときに宮野明美のリアクションから既にFBIだと知っていました。
宮野明美は赤井秀一がFBI捜査官であり、利用されていると承知の上で交際していたということになります。
宮野明美は裏切られても構わないと思うくらいに赤井秀一のことを愛していたのがわかる名台詞ですね。
宮野明美のまとめ
宮野明美は黒の組織の一員でFBI捜査官の赤井秀一の元恋人でした。
コミック2巻で登場し、残念ながら亡くなってしまっているため、今後は回想シーンでの登場になりますが、物語の進行上、大事なキャラクターです。
灰原哀とは違う魅力をもった女性で、人気の理由もわかりますね。
これからの宮野明美の登場を楽しみにしましょう。