【NARUTO】の主人公、うずまきナルトの母である、うずまきクシナ。作中では故人となっていますが、彼女はどのような人生を歩んできたのでしょうか。
また、彼女の人間関係や、使用する能力についても、不明な点が多いキャラとも言えます。
そこで今回は、うずまきクシナについて解説。夫であるミナトとの馴れ初めも、同時に解説します。
うずまきクシナの基本情報
名前 | うずまきクシナ |
性別 | 女 |
所属 | 木ノ葉の里 |
階級 | 不明 |
使用する技・術 | 封印術 |
年齢/誕生日 | 24歳(故人)/7月10日 |
身長/体重 | 165cm/47kg |
声優 | 篠原恵美 |
初登場 | 第二部 |
その他 | 波風ミナトの夫、うずまきナルトの母 |
うずまきクシナの特徴
クシナの最大の特徴は、腰以上に伸びた赤い髪。
この赤い髪は、うずまき一族の特徴とも言えますが、ナルトは父親のミナト譲りの金髪になっています。
また、幼少の頃は少しぽっちゃりとした体形をしていることもあり、トマトと言われていました。
その後、いじめていた人を倒してしまったことから、「赤い血潮のハバネロ」と呼ばれるようになりました。
口癖は「~てばね!」。
普段は出ませんが、動揺するとこの口癖が出るようになります。
うずまきクシナの来歴
クシナは元から木ノ葉の里の住人ではなく、渦潮隠れの里に産まれました。幼少の頃、九尾の人柱力になるために木ノ葉に引っ越してきます。
下忍の頃になると九尾の人柱力となり、雲隠れの忍に誘拐されるという事態が勃発します。この事件ではミナトが助けに入ったことで、ミナトに好意を持つようになります。これがきっかけとなり、ミナトと結婚し、ナルトを授かることになります。
ナルトを出産する直後、仮面の男の襲撃を受け、九尾を無理やり引きずり出されることに。その後も一族の生命力で生き永らえ、九尾をナルトに封印することに同意し、命を落とします。
第二部では精神体として、ナルトの中に登場。
九尾の封印が外れかかったナルトの前に現れ、出産当時の事件の顛末を語った後、昇天していきました。
クシナの人間関係
クシナは幼少の頃からミナトと縁があり、結婚してナルトを設けています。ミナトとの夫婦仲も良好だったようで、ミナトはクシナの手料理が好物だと言うほど。
ナルトを産んですぐに亡くなってしまうので、ナルトには母として何もしてあげられませんでしたが、ナルトに託したものが受け継がれていったことを確認しています。
また、うちはサスケの母であるミコトとも仲が良く、生まれたばかりのサスケの顔を見たことがあるそう。サスケとナルトは、サスケの方が早く生まれているので、こうして生まれたてのサスケを見ることが出来たのでしょう。
九尾の先代の人柱力だったうずまきミトも同じ一族であり、九尾は三大揃ってうずまき一族ということになります。ミトとの直接の関係は不明ですが、同じ人柱力としてミトから激励されており、クシナの大きな支えになりました。
香燐も同じうずまき一族の人間であり、直接の関係は不明ですが同じ血を引く一族の忍として関係があります。
うずまきクシナの強さ
クシナが直接戦闘したシーンは無く、忍としてどれだけの強さがあるのかわかりませんが、うずまき一族は封印術に長けており、封印術を使っているシーンのみがわかっています。
ミナトやヒルゼンが使っている封印術「屍鬼封尽」も、ミナトはクシナから教わった術の一つであり、封印術が得意であることがわかるでしょう。
また、屍鬼封尽を解く術の、「屍鬼封尽・解」が存在し、この術はうずまき一族秘伝の術のため、クシナが使えたかどうかはわかりませんが、一族には伝わっています。
うずまき一族の最大の特徴は、その生命力。九尾を抜かれても即死しないほどの生命力を持ち、チャクラの量も豊富。ナルトのチャクラが多いのも、一族由来のものです。
・金剛封鎖
うずまき一族固有の封印術であり、背中から鎖を出して相手を封じ込めます。
主に九尾を封印するのに用いられ、九尾来襲の際に使用しています。
また、この術は同じうずまき一族の香燐も使えます。
うずまきクシナの名シーン・名台詞
うずまきクシナの名シーン・名台詞を紹介ていきます。
「もっと一緒にいたい…愛してるよ…」
ナルトを封印する際のセリフ。
ナルトに九尾を封印することはクシナにとっては不本意だったようで、このセリフからも残念な気持ちが伺えます。本当にもっと一緒にいたかったからこそ、このようなセリフが出たのでしょう。
母としてできることがまだあったでしょうが、里のために夫婦でした苦渋の決断だったため、心底苦しい決断だったことが伺えます。
「母さんのような女を……見つけなさい…!!」
ナルトがクシナに話しているシーンのセリフ。
ナルトに様々なことを話しているクシナですが、きちんと食べること、友達を作ること等を言われていましたが、忍の三禁である女性に気を付けないといけないことも言っています。
しかし、ナルトが結婚したのは、母の様な女性ではなく、ヒナタという母とは全く違う女性でした。
母として息子を守った強い女性
クシナは母として、死後も息子のナルトを守り続けました。
母は強しとはよく言ったもので、ナルトの心の支えとなっていました。
これからも、ミナトと共にナルトを見守っていることでしょう。