【NARUTO】には様々な忍が存在し、その中でも平和を求めている忍は多数いました。
その中でも、うちはシスイは平和のために尽力し、平和のために散っていった忍と言っても良いでしょう。
また、その生き様はうちはイタチにも受け継がれ、イタチに大きな影響を与えた人物です。
今回は、うちはシスイについて解説していきます。
生き様や性格、イタチとの関係まで解説します。
うちはシスイの基本情報
名前 | うちはシスイ |
性別 | 男 |
所属 | 木ノ葉の里 |
階級 | 上忍 |
使用する技・術 | 万華鏡写輪眼 |
年齢/誕生日 | 不明(故人)/10月19日 |
身長/体重 | 180cm/68.9kg |
声優 | 木内秀信・川西健吾(幼年期) |
初登場 | 第二部 |
その他 | うちはカガミの子孫 |
うちはシスイの特徴
うちはシスイは苗字の通り、うちは一族の忍です。
「瞬身のシスイ」という通り名があり、他の里でも有名でした。
霧隠れの青や、雲隠れのキラー・ビーもその名前を知っており、全国的に有名だったことがわかります。
身体的特徴としては、うちは一族であるために写輪眼を両目に宿しており、作中でも度々シスイの眼の話が出てきます。
また、背中に刀を背負っています。
シスイはうちはカガミの子孫であることが明かされています。
カガミは二代目火影の扉間時代の忍者であり、世代を考えるとシスイの祖父にあたる人物だと考えられています。
その他の血縁関係は不明ですが、妻や子が登場していないことからも、結婚はしていなかったと考えられます。
両親についても不明ですが、うちは一族はサスケしか残っていないので(BORUTOではサラダがいる)、両親も第一部開始時点では既に故人だと言えます。
うちはシスイの来歴
シスイは第三次忍界大戦の最中に下忍になり、任務中に親友を目の前で失ってしまった悲しみから、万華鏡写輪眼を開眼しています。
その後は長期の任務を言い渡され、霧隠れの忍と交戦しますが、シスイと知った瞬間に、敵は撤退してしまいます。
その後はイタチの動きが怪しいことに疑問を持った警務部隊から、イタチの監視役を命じられています。
九尾来襲が起きた時には、うちは一族と里の関係が悪化してしあい、うちは一族はクーデターを画策。
クーデターを止めようとイタチと共に手を打ちますが、クーデターが勃発一歩手前まで来てしまい、いよいよ自分の能力でクーデターを止めようと画策します。
ところが、決行直前に志村ダンゾウの襲撃に遭い、右目を奪われてしまいます。
満身創痍のシスイは、イタチに自分の左目を渡し、イタチの前で自殺してしまいました。
イタチはこれがきっかけとなり、万華鏡写輪眼を開眼しています。
イタチとの関係
同じ一族のうちはイタチとは、イタチのアカデミー在籍時から親友同士であり、互いに平和について語っています。
色々と苦悩の絶えないイタチにとって、シスイは「わかり合える友」であり、二人でうちは一族のクーデターを防ごうと手を打っています。
死の直前にはイタチに自分の眼を渡し、イタチの前で自殺。
イタチの万華鏡写輪眼開眼のきっかけとなり、イタチはこの後に里を守るために、一族をサスケを除いて全滅させています。
お互いに里の安寧を願っていた人物で、里のために皆がいるという考え方を持っていました。
うちはシスイの強さ
シスイはうちは一族の中でも希少な「万華鏡写輪眼」の開眼者であり、その強さもうちは一族の中でもトップクラス。
彼の万華鏡写輪眼に宿った能力は非常に強力で、ダンゾウやイタチが使用しています。
・別天神
数ある幻術の中でも最強幻術と言われる術で、相手の脳内に直接働きかけ、かかった者は全く気が付かないという能力。
これを使えば、うちは一族のクーデターを止められるとシスイは豪語していました。
しかし、一度使うと十数年使用できないというデメリットを持ち、乱発できないのが欠点。
イタチはナルトにこの術を仕込み、サスケを止めさせようとしましたが、第四次忍界大戦で不本意な形で自分にかかってしまい、イタチは穢土転生を解除しました。
・瞬身の術
瞬身のシスイの名の通り、シスイの得意忍術。
自分を別の場所に飛ばす術ですが、シスイのそれは感知タイプの忍でさえ反応が遅れてしまうほど。
これによって、ダンゾウの襲撃から退避しています。
うちはシスイの名シーン・名台詞
「頼めるのは親友のお前だけだ」
自分の死期を悟ったシスイが、自分の眼をイタチに渡す際のセリフ。
里のためにこの力を使って欲しいと願うシスイは、同じ思いを持つイタチに後を託しました。
うちは一族のクーデターは、シスイの思惑とは異なる方法で防げましたが、イタチの穢土転生を止めたことから、「里のために力を使う」という目的は果たせたと考えます。
「止めるなよイタチ。俺の友ならば」
シスイが自殺する際の最後のシーン。
全てを友に託し、自分は狙われることを恐れ命を絶つ。
それだけイタチのことを信用した証拠となるセリフです。
里のために生き、里のために死んだ英雄
シスイは里の平和のためにクーデターを止めようとしましたが、その強すぎる力故にダンゾウに狙われ、その命を落としてしまいます。
しかし、里の平和という願いは、イタチからナルトへと託されていきました。