【鬼滅の刃】宇髄の嫁まきをは実は強い?須磨・雛鶴と合わせて解説!

鬼滅の刃に登場する「まきを」という人物をみなさんはご存知でしょうか?妓夫太郎戦で登場した人物なのですが、活躍した描写がかなり少ないため、印象に残らない人もいるかと思います。ですが、宇髄を語る上では欠かせない人物でもあります。

本記事では、あまり注目されなかったまきをの詳細を深堀りしていき、性格や名シーンを紹介していきたいと思います。

まきをの基本情報

【鬼滅の刃】宇髄の嫁まきをは実は強い?須磨・雛鶴と合わせて解説!

『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

まきをの特徴

【鬼滅の刃】宇髄の嫁まきをは実は強い?須磨・雛鶴と合わせて解説!

『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

まきをという名前を聞いて、鬼滅の刃が好きな人でも誰かわからず、疑問に思う人もいるかと思います。まきをについて詳しい人は、おそらくごく少数でしょう。

写真を見て初めて、理解できるくらいのレベルだと思います。そんなまきをを見て大抵の人のイメージは、宇髄の嫁という認識だと思います。

宇髄には嫁が3人おり、まきをはそのうちの1人です。ほかにも須磨雛鶴の2人も宇髄の嫁です。それぞれの見た目はしっかりと差別化されており、一目見て誰が誰かははっきりします。

その中でもまきをの見た目は、意地っ張り、気が強いといった印象が感じられる見た目となっています。つり目で、いかにも強い女、というイメージを抱かせるような風貌です。

宇髄の嫁ということもあり、3人とも凄腕のくノ一です。とくにまきをは気が強いイメージを出すためか、髪は後ろでひとつくくりのポニーテールで、服装も露出度が高い服を着ています。

まきをの描写が限られていますので、憶測ではありますが、日頃から派手な衣装に身を包んでいそうな、そんな雰囲気の人物です。

まきをの性格

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『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

3人の中では一番気の弱い須磨に、激しく当たっているシーンもあり、攻撃的な一面も見せています。つり目ということからも性格は、気の強い性格だと感じます。

漫画では、まきをが上限の鬼に捕まったときの鋭い目つきが、とても印象に残るシーンでした。潜入捜査を任されていたところを見ると、信頼性のある人物だと感じます。

しかし、宇髄が妓夫太郎の毒で侵されていたときは、かなりの慌てっぷりを見せるなど、心配性な部分もありました。案外心優しいくノ一なのかもしれません。

まきをは宇髄に忠誠心を誓っており、ほかの2人も宇髄には信頼を持っています。お互い忍ということもあり、相性は抜群のようです。

まきをの能力

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『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

まきをは、荻本屋に鬼が出現する情報を得て、潜入捜査をおこなっていました。荻本屋とは、吉原の中にある遊郭のお店の名前です。

遊女として潜入していましたが、鬼に捕まってしまい宇髄への定期連絡ができなくなってしまいます。連絡がこないことを心配した宇髄が助けにいき、まきをは解放されます。

なので、正直なところまきをはそこまで大きな活躍はできていません。ほかの宇髄の嫁も潜入捜査をしていたのですが、鬼に捕まる羽目になってしまい、任務は失敗したといってもいいでしょう。

おそらくくノ一なので、呼吸法はないと思います。故に鬼を倒す能力や力は、そこまで高いものではありません。

活躍自体はできなかったものの、宇髄はまったく攻めることはなく、むしろ心配をしていたのでいい関係性だなと感じられました。

その後共闘をしますので、チームワークで戦うのに秀でているのだと思います。

まきをの現在

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『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

妓夫太郎戦が終わってからはとくに目立った活躍はなく、登場シーンもほぼありませんでした。死んでいないことはたしかなので、宇髄とともに暮らしているのか、任務に出ているのか、現状では憶測の域をでません。

ジャンプ本誌ではいよいよクライマックスという展開。そこには宇髄の姿はありますが、3人の嫁の姿はありませんでした。

宇髄は妓夫太郎戦で片腕を失い、柱を引退してしまったので、代わりに介抱してあげているのかもしれません。今後描写が描かれるとするならば、宇髄がまた戦闘になったときなどに現れる可能性があります。

まきをの名シーン

ここでは、まきをが関与している名シーンを紹介します。

「死ぬのは嫌じゃなかった。そういう教育を受けてきた”忍”だから」

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『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

まきをの唯一の回想シーンからの、宇髄がまきをを称賛するところが名シーンだと感じました。まきをがこれまでの生活、くノ一の過酷さがその前のコマで描写されています。

くノ一は忍の一員ですが、男の忍には必ず体力で劣ります。ならば、命を捧げることが最低限の努力という風に表現されています。宇髄はそんな彼女らに「お前らのが大事」といい、くノ一の命が大切と断言しました。

そこで回想シーンと似た感じで「さすが俺の女房だ」という一言が、くノ一たちにとっては当時と重なり、それが嬉しい一言だったのだと思える描写です。過酷な状況の中で、そんな優しさを受けたまきをらが、感動して泣いているという描写は、読み手も感動できる一コマです。

飴と鞭じゃないですが、これまで大変だった日常に、宇髄の優しさがそれぞれの胸に刺さった、そんなシーンとなっています。

「天元様が喋ってるでしょうが!」

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『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

唯一の3人が喧嘩をするシーンです。ですが、なぜか3人はとても仲がよさそうな雰囲気を感じさせる一コマです。

宇髄も困った表情をしており、シリアスな状況なのですが少し笑えるような、そんなシーンとなっています。

まきをたちは宇髄に救われたくノ一!

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『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

まきをたちは、宇髄に内面的に救われたと言っても過言ではありません。自分の命は誰かに捧げるのではなく、自分で守るものと教わり、少なからず人生は変わったと思います。

嫁としてももちろんですが、まきをは人としてもしっかり守られていると感じたのではないでしょうか。一夫多妻ではありますが、嫁同士もかなり仲がいい様子で、仲睦まじい関係にほっこりします。

この美しい関係はずっと残ってほしいものだと感じました。