【ドラゴンボール】ゴタンのヒーローズでの活躍!その強さは?

ゴタンは魔人ブウ編で悟空とミスター・サタンがボタラ化した姿をイメージされたキャラクターです。悟空とサタンが合体したらどうなるのか詳しく紹介していきます。

ゴタンの基本情報

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©バードスタジオ/集英社

ゴタンの特徴

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黒髪のアフロに太い眉毛に髭を生やし、青色のインナーにオレンジ色の武道着を身に纏った、まさに顔がミスター・サタンで身体が悟空の姿です。しかし、この姿は悟空が勝手に想像した姿であり、本編では奇跡が起こったため、登場することはありませんでした。

ところが、まさかのゲーム『ドラゴンボールZ2』で登場し、以降ヒーローズでもちゃっかり活躍しています。見た目は悟空が想像した通りの姿であり、顔の輪郭はミスター・サタンより小さくなっており、サタンと比べればイケメンになっているが胸毛はサタンを引き継いでしまっているところは残念なところです。

戦闘力は1000が1001になる、もしくはそれより弱くなっているか、ゲームのみでの登場なため、プレイヤーの操作に全てがかかっているという感じではあります。

名前の由来は『悟空とミスター・サタン』から。

ゴタンの登場シーン

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魔人ブウが地球を襲っているところ、バカな地球人のせいでブウが『純粋』と『悪』に分身します。悪の魔人ブウは吸収する力を持っており、悟飯との戦闘中、ゴテンクスピッコロを吸収します。ゴテンクスのパワーとピッコロの知恵を得たブウに、悟飯は手を負えなくなります。

界王星からその様子を眺めていた悟空は、いても立ってもいられず、地球に向かいます。その際、老界王神から、ボタラをするための耳飾りを受け取ります。悟空一人の力ではブウを倒すことができないため、悟飯と合体し、二人の力を合わせ、ブウを倒すのが目的でした。

悟空が到着後、すぐに悟飯にもう片方の耳飾りを投げますが、運悪くキャッチ出来ず、岩の間に落下します。悟空は「早く拾って耳に付けて合体するんだ」と説明してしまったためブウに作戦がバレてしまい、時間稼ぎをするも切り落とした頭の触覚によって悟飯が吸収されてしまいます。

悟空は他にボタラができる相手を探していたところ、天津飯は気絶しておりデンデは戦士じゃないため却下。残りの一人はミスター・サタンでした。そのときの悟空のリアクションは「ミスター・サタンか〜!?(ガーン)」であり、いかにも乗り気でないことがわかる表情です。

その上戦士でないデンデにしようかともう一度悩んでしまい、確かにサタンと比べれば優秀かもしれないが戦闘力が全くないデンデと悩まれるあたり、サタンに対する扱いは酷いものです。ブウが心優しく合体の時間を5秒だけ待っていてくれている間、悟空の脳内では「ダメだ、サタンとじゃ…1000の力が1001になったところで勝てやしない」、「いや、下手すると今より弱くなるかもしれない」というサタンに対してとても失礼な考察であり、その上見た目の姿の妄想まで描かれています。

これがゴタンが生まれたきっかけであり、悟空の最終決断はサタンとの合体を選び、耳飾りを投げようとしましたが、奇跡的にベジータが登場し、この危機は逃れることが出来ました。

ところが、サタンがあまりにも弱いせいか、本編では封印されてしまいましたが、『ドラゴンボールZ2』でまさかの隠しキャラとして登場しており、条件を満たすとプレイヤーとして扱うことが可能です。ベジットが使える状態で『限界突破(孫悟空)』、『限界突破(ミスター・サタン)』のスキルを入手すると手に入れることが出来ます。

ゴタンの必殺技

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ゴタンは原作では登場しませんが『ドラゴンボールZ2』や『ドラゴンボールヒーローズ』などで活躍します。トリックビームは両手からビームを放ち大ダメージを与えたり元気玉を溜めて攻撃することも可能です。

ヒーローズでは敵チームの戦闘力が5000以上ある時、自分のパワーとガードが3倍になる『武道会にかける想い』や2ラウンド目以降アタッカーにすると両チームの攻撃終了時かめはめ波モードに突入し、大成功すると相手に大ダメージを与える『奇跡のかめはめ波』など、攻撃面だけでなく防御面でも活躍します。

ゴタンの声優

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悟空の声は野沢雅子さんが担当しており、ミスター・サタンの声は郷里大輔さんが担当しています。

野沢雅子さんは東京都出身で青二プロダクションの創設者のメンバーの内の一人であり、現在、劇団ムーンライト主宰・演出を手掛けています。3歳の時に子役デビューを果たし女優として活動し、10代終わり頃に劇団の経営を支えるために声優業を始め、鉄腕アトムのゲスト出演としてアニメ作品でのデビューを果たしました。

初主演アニメ作品はゲゲゲの鬼太郎の鬼太郎役であり、以降ドラえもん役など数々の主演キャラクターを演じます。ドラゴンボールでは、オーディションを受け合格し、作者である鳥山明さんからは「作画のたびに野沢雅子さんの声がする」、「悟空の声は野沢雅子さん以外は考えられない」などと語られており、息子である悟飯役、悟天役などその他バーダック役など見た目が悟空と同じキャラクターを全て担当しています。

その他出演アニメ作品はど根性ガエルのひろし役、ドロロン閻魔くんのえん魔くん、銀河鉄道999の星野鉄郎など。

郷里大輔さんは東京都出身の青二プロダクションに所属していました。2010年1月頃、57歳という若さで亡くなり、同年1月に亡くなった田の中勇さんとは数々の作品で共演していたため、多くのファンに衝撃を与えました。死因は腕や手首などから大量の血を流して発見されたため、様々な憶測がありますが、急性心不全と発表されています。

郷里さん亡き後、サタンの娘のビーデル役である皆口裕子さんは「サタンの声が郷里さんじゃなきゃビーデル役をやりたくない」と涙し周りを困らせてしっまたそう。迫力のある重い声が特徴的で、ミスター・サタン以外にも郷里さんならではの数々の悪役キャラを演じており、今でもファンから愛されています。

ドラゴンボールシリーズではウミガメ役や牛魔王役を演じており、その他主な出演作品はキン肉マンのロビンマスク役や魁!!男塾の江田島平八役など。

ゴタンの名シーン・名台詞

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ゴタンはドラゴンボールシリーズのゲーム作品のみの登場で、本編では絶望の失敗作として扱われています。そんなゴタンの名シーン・名台詞を紹介していきます。

「出直してくるんだな!」

ドラゴンボールZ2で敵に勝利した後に言う台詞です。ゲームなのでプレイヤーの操作に関わってくる面がありますが、敵を倒した後のこの台詞にはとても失敗作とは思えない自信に溢れた貫禄を感じます。悟空の戦闘力が高いだけでなく、サタンの運の良さも合わさるとそれなりに期待できるのかもしれません。

ゴタンの真の強さ

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悟空はミスター・サタンと合体しなかったため、魔人ブウを倒すことに成功しましたが、二人とも強運の持ち主であるため、合体しても勝利できた可能性もあります。むしろそんな強運を持っている二人が近くにいたからこそ本当の危機を回避できたのかもしれません。