【NARUTO】の世界には数々の能力を持った忍がいます。
その中でも特に異端な能力とされているのが、二代目土影の無。
持っている能力がどれも優秀で、伝説の忍と同じレベルの強さと言えます。
今回は、二代目土影・無がどれだけの忍なのかを見ていきたいと思います。
無の基本情報
名前 | 無(ムウ) |
性別 | 男 |
所属 | 岩隠れの里 |
年齢 | 不明 |
身長 | 173cm |
誕生日 | 6月6日 |
声優 | 向井修 |
無の特徴
無は全身を包帯に包まれており、背中に剣が2本背負っているのが特徴です。
しかし、剣を使って攻撃した描写はなく、基本的には塵遁忍術等を使っています。
また、無は岩隠れの二代目土影であり、三代目土影のオオノキ師匠でもある人物です。
二代目水影・鬼灯幻月とは仲が悪かったようで、第四次忍界大戦で会った時には言い争いをしています。
無と幻月は生前に互いに戦い、相打ちという形で互いに戦死しています。
無の能力
無の能力は、透明化と血継淘汰。
透明化は、自分のチャクラの気配も消すことが出来る能力で、これにより敵に感知されなくなります。
第四次忍界大戦では、チャクラを感知する水球で敵を認識していましたが、出現した際にこの水球にも引っかからなかったことから、その能力の強さが伺えます。
また、血継淘汰は3種類の性質を同時に使う能力で、作中では無とその弟子のオオノキしか使用していないほど貴重な能力です。
彼らは風、土、火の3種類の性質変化を合わせた「塵遁」と呼ばれる血継淘汰を使用します。
無は血継淘汰の他にも、分裂という能力を持っており、これは影分身の術とは異なり、もう一つの実体を作り出すものです。
第四次忍界大戦では一度封印されましたが、封印される前に分裂していたようで、穢土転生の解除によって消滅しています。
無の来歴
無は初の五影会談で、初代土影護衛として参列しています。
また66年前、弟子のオオノキと共に木ノ葉と同盟の交渉に向かった際に、うちはマダラの襲撃を受けています。
その後、二代目水影・鬼灯幻月と戦い、互いに相打ちとなり戦死しました。
その後、第四次忍界大戦では、カブトの穢土転生で復活し、かつての弟子オオノキや我愛羅と交戦することになります。
オオノキと我愛羅との戦闘中に現れたナルトの惑星螺旋丸で倒されて封印されますが、事前に使っていた分裂の術により、2体のオリジナルの内1体だけが封印されるということになります。
その後はカブトによってマダラを穢土転生させられ、カブトに意識を乗っ取られてしまいますが、カブトがイタチによって穢土転生を解除したため、追っていた忍の前で消滅していきました。
無の使う術
・分裂の術
チャクラを均等に分ける影分身と違い、オリジナルを二つに分ける術なので、分裂できる限りは死ぬことはありません。
ただし、分裂している場合には力も半分に分けるので、塵遁忍術を使用することができないというデメリットがあります。
これは無だけが使用できる忍術であり、他の忍は誰も使用しておりません。
・塵遁・原界剥離の術
塵遁の忍術で、この術を使えるのは無、オオノキだけです。
この術に当たると、分子に近いレベルまで分解されてしまいます。
従って、防御を無視して攻撃ができる術となっています。
当たってしまったらもうそこまでの術になりますので、相手からするとこれ以上怖い術もないでしょう。
・無塵迷塞
全身に水を纏い、自分の姿を見えなくする術。
相手からは見えなくなるので、非常にやっかいなことこの上ありません。
無の名シーン・名台詞
「戦争終結時点から同盟とは戦利品の奪い合いになる。そこで勝った里がその後主導権を握る」
第四次忍界大戦中、オオノキに向かって発言した台詞です。
同盟国とはいえ、戦争が終わった後の主導権争いは起こるものとされていたかつての大戦を経験しているため、オオノキに対して諭すように語りかけています。
しかし、第四次忍界大戦はかつての対戦とは異なり、全ての里が仲間であることから、オオノキには「そういうのはなし」と無の発言を跳ね除けています。
オオノキのこの発言に無は、「頑固じじいにはならなくなったようだな」と理解を示しています。
「オオノキに伝えておけ。忍連合の行く末を見届けてから俺に伝えに来い!…とな!」
穢土転生が解除され、無が昇天する際の台詞です。
この時、オオノキとは直接顔を合わせていません。
自分の里だけではなく、世界を守る戦いとなった第四次忍界大戦の忍連合の行く末を見届けてから亡くなれという内容の台詞です。
「まだ死ぬなよ」という激励の台詞とも取れますね。
能力がチートすぎる無
無は透明化で消える能力や、分裂の術による奇襲攻撃、当たっら終わりの塵遁忍術と、非常に強力な忍であると言えます。
特に塵遁忍術は、防御が意味をなさない術なので、相手からしたらやっかいなことこの上ないでしょう。
数々のやっかいな術を兼ね備えた、非常に戦い辛く、その強さはまさに伝説の忍と同じようなクラスなのでしょう。