【テニスの王子様】に出てくる中学校は、コーチがいなかったり、部長がコーチが兼任している中学校が多いですが、実は女性がコーチを勤めている中学校は青学の竜崎スミレと、城成湘南学園の華村葵しかいないのをご存知でしょうか。
竜崎スミレは登場の出番が多く、どういった人かがよくわかるのですが、華村葵はどのような人物なのかはまったく不明となっています。
そこで今回は、華村葵について解説していきます。
どのような人物像なのかをご紹介したいと思います。
華村葵の基本情報
名前 | 華村葵(はなむらあおい) |
性別 | 女 |
所属 | 城成湘南学園 |
必殺技・能力 | プレイヤーではないので、無し |
年齢(学年)/誕生日 | 不明/不明 |
身長/体重 | 不明/不明 |
声優 | 山像かおり |
初登場 | アニメ76話「青学対城成湘南」 |
決め台詞 | 私の作品 |
パートナー・友人 | 特になし |
その他 | 城成湘南学園テニス部監督 |
華村葵の特徴
華村葵は城成湘南学園中学校のテニス部の監督を勤めています。
常に白衣を身に纏い、眼鏡を着用しています。
また、口元に黒子があり、ウェーブがかった髪型をしており、胸元が空いていたりと、妖艶な女性として描かれています。
城成湘南学園中学校はアニメに登場するオリジナルの中学校で、当然華村葵もアニメオリジナルキャラクター。
華村葵以外の中学校のテニス部の顧問で女性なのは、青学の竜崎スミレだけであり、竜崎が58歳なのに対して美人で若い女性です。
アニメオリジナルキャラクターだからなのか、あるいは監督だからなのか、年齢や身長等のプロフィールが一切不明となっているキャラクターでもあります。
わかっているのは、城成湘南学園中学校のテニス部の監督ということだけであり、どの教科を担当しているかさえ明らかになっていません。
華村葵の指導方法
華村葵は「コーディネーション理論」と呼ばれる指導方法で生徒を指導しており、設備が氷帝学園と同じような設備であることが明らかになっています。
そして、指導した生徒たちを「作品」と呼んでいます。
コーディネーション理論とは、生徒の特徴をより伸ばす指導方法で、城成湘南学園中学校のテニス部の学生たちは、どこかしらに秀でています。
例えば、部長の梶本貴久であれば体重と筋肉のコントロールに秀でていることに着目したり、田中兄弟であれば動体視力と聴力に優れていることを理由にダブルスを組ませたりとしています。
華村葵の最高傑作は、神城玲治であるようで、彼は同じフォームから様々な球威や球種を放つ「ミラージュ」という技能を使っています。
こうした制度を導入しているからか、生徒たちからの評判は良い方であり、特に神城玲治からは心酔に近いものを受けています。
ただし、理にかなっているとはいえ、あくまでも合理的な指導を追求しており、生徒たちの身体能力を重視している面が目立ちます。
試合にかける想い等の不確定要素については考慮しておらず、本当に生徒たちと向き合っているかは怪しいところでしょう。
華村葵の来歴
華村葵はアニメの76話「青学対城成湘南学園」で登場し、取材に来た井上守や芝砂織に対し、テニス部の設備の充実や作品たちを紹介してます。
作品という呼び方に対し、井上守や芝砂織からはあまり良い印象を持たれませんでしたが、指導方法は理にかなっていると評されています。
青学戦の前では、越前リョーマの潜在能力に目を付けて、彼に対してスカウトを持ちかけていますが、越前リョーマからは「完成したらそれで終わりでしょ」と言われ、スカウトを拒否されています。
しかし、彼のことを気に入ったようです。
また、青学戦では竜崎スミレからは作品という呼び方を苦言を呈されております。
結果的に青学戦では負けてしまってしまいます。
華村葵の名シーン、名セリフ
作品の紹介シーン
自分の教え子たちのことを紹介しているシーン。
最新鋭の設備や、自分が編み出した理論を得意気に展開し、取材に訪れた井上守や芝砂織を驚かせています。
独自の理論と卓越した指導力を活かし、青学戦でも戦えるという自信を見せています。
アニメでは田中兄弟のダブルスの能力、梶本貴久の身体能力等を披露しています。
これを観た井上守や芝香織は、どんな試合になるんだと、青学の行く末をかなり心配していました。
教え子を「作品」よ呼ぶこと
華村葵は自分の教え子を「作品」と呼んでいます。
作品という呼び方に対してはあまり評判が良くないようで、井上守や芝香織、竜崎スミレからは苦言や不快感を露わにされています。
しかし、これには本人なりの理由があるようで、本人は不快に思われることを承知の上であえて作品という言葉を使っているようです。
周りがどう言おうとも、自分の信念や理論は曲げないという意思が見えるシーンとなっています。
合理的な指導に長けた指導者、華村葵
華村葵は謎の多いキャラクターですが、合理的な理論や指導方法で生徒を指導し、青学を苦しめました。
指導力はあるようですが、合理的を追求している面も見え、まだ指導者としては竜崎スミレには及ばないのでしょう。