【ドラゴンボール】神龍の願い事等について解説！叶えられない願いがある？

【ドラゴンボール】は文字通りドラゴンボールを巡る物語を綴っていますが、ドラゴンボールで出てくる神と言えば、神龍でしょう。神龍と言えば「願い事」が真っ先に思い浮かぶことでしょうが、神龍にも叶えられない願いがあるということをご存知でしょうか。

そこで今回は神龍について解説。作中での登場シーンや叶えられる願い事とそうでない願い事の区別等について紹介していきます。

神龍の基本情報

 神龍の特徴

神龍はドラゴンボールを7つ集めることによって姿を現す龍。元々はミスターポポが作った龍の模型に地球の神が命を吹き込み、神龍を呼ぶドラゴンボールを作ったのです。

神龍は所謂胴が長い姿をしており、緑色の体、赤い目が特徴となっています。また、神の龍ではありますが外部の攻撃で死んでしまうこともあり、作中では1度消滅しています。しかし、その場合は模型を直して地球の神が命を吹き込めば、再度蘇ると言うシステムも特徴と言えるでしょう。

また、ドラゴンボールを作ったナメック星人が死んでしまうと、神龍は死んでしまいます。

神龍の来歴

神龍は作中で何度もドラゴンボールによって登場し、様々な願いをかなえてきました。まず初めに登場した際にはピラフ一味の世界征服の願いを阻止するために、ウーロンが「ギャルのパンティーをくれ」と願い、次はウパの父であるボラを蘇らせれています。次にピッコロ大魔王が自分を若返らせる願いを叶えますが、この際に一度ピッコロ大魔王によって殺害されています。

その後は「ピッコロ大魔王の一味によって殺された人を生き返らせる」、「孫悟空を生き返らせる」、「フリーザの一味によって殺された人を生き返らせる」、「セルに殺された人たちを生き返らせる」、「人造人間17号、18号にある爆弾を取り除く」、「今日死んだ人たちを悪人を除いて生き返らせる」、「関係者以外の人たちの記憶から魔人ブウに関する記憶を消す」という願いをそれぞれ叶えています。

神龍の願いについて

神龍は願いを叶えるために登場しますが、神龍にも叶えられる願いとそうでない願いがあります。基本的には何でも叶えることができるので、不老不死や若返り、死者蘇生等様々な願いを作中では叶えていますが、次の様な願いは叶えることができないようです。

• 自然災害そのものを止めるというような神龍の力を超えるようなもの
• 一度叶えてもらった願い（1度生き返らせた人間の再蘇生等）
• 自然の流れで死んでしまった人物の蘇生
• 死んで1年以上たった人物の蘇生

また、神龍は初めは1つしか願いを叶えることができませんでしたが、セル編になると2つに増え、魔人ブウ編になると3つに増えています。

しかし、願いを同時に3つ叶えた例はなく、作中では同時に2つ叶えたのが最大となっています。

神龍の担当声優

神龍の担当声優は様々な方が担当しており、内海賢二さんや佐藤正治さん、大友龍三郎さんらが担当しています。

内海賢二さんは初登場からドラゴンボールZ100話まで、そしてドラゴンボール改の51話を担当し、それ以降は佐藤正治がドラゴンボールZの192、193話、ドラゴンボールGTでは郷里大輔さんが担当し、青森伸さんが映画「龍拳爆発！！悟空がやらねば誰がやる」、それ以外は大友龍三郎さんが担当しています。

今現在メインで担当されている大友龍三郎さんは現在フリーランスで活躍する声優さんで、主な代表作は「ドラゴンボール改（牛魔王役）」、「ボボボーボ・ボーボボ（軍艦役）」等があります。

神龍の名シーンや名セリフ

神龍はドラゴンボールという作品の重要キャラなため、数々の名シーンや名セリフがあります。ここでは神龍の名シーンや名セリフを2つ紹介していきます。

「さぁ願いを言え　どんな願いでもひとつだけ叶えてやろう」

神龍が登場する時のセリフ。叶えられる願いがひとつであることから、初登場時近辺のセリフでしょう。願いを叶えた際には、「ではさらばだ」と言い残し消えていきます。

このセリフを聞き、願いを叶えるために、ドラゴンボールの世界で生きる人々はドラゴンボールを血眼になって集めているということなのでしょう。

叶えられない願いを拒否するシーン

叶えられない願いを聞くと、神龍は「それは無理だ」と拒否します。いくら願いを叶える龍と言えども、決してすべてを叶えられるわけでもなく、上述したような願いは叶えられるわけではありません。

叶えられない願いははっきりと断る。それが願いを叶える立場としての心構えなのかもしれません。

ドラゴンボールのある意味での主役、神龍

神龍はドラゴンボールによって登場し、様々な願いを叶える立場の神様。ドラゴンボールの世界ではドラゴンボールを巡って様々な争いが起こるため、ある意味物語の元凶、主役と言える存在かもしれません。