【テニスの王子様】南健太郎の担当声優は？声優や作中での活躍等も解説

テニスの王子様に登場する南健太郎。部長と言う立場でありながら、他の部員の方が目立ってしまっている、少し不憫なキャラクターです。そんな不憫な南健太郎を演じている方はどなたなのでしょうか。また、作中ではどのような活躍をしたのでしょうか。

今回は南健太郎について解説。担当声優や作中での活躍等について紹介していきます。

南健太郎の基本情報

南健太郎の特徴

南健太郎は山吹中学校の3年生。テニス部の部長を務めており、部員をまとめる役割を担っています。しかしながら、山吹中学校には千石清純、亜久津仁といった個性的な面々が目立っているため、影がとても薄いとされる人物。千石清純からは同じダブルスのペアである東方雅美と共に「地味’s」と呼ばれてしまっています。

とはいえ、テニスの実力は確かなもので、山吹中学校がダブルスが強いとされる理由の一役を担っています。個人的な必殺技を持たないものの、窮屈な体制からでもストレートを打てるという特技があります。また、東方雅美とのペアは確実なプレーが売り。過去には大石秀一郎に勝利しているという実力者です。ダブルスは基本的には東方雅美とのペアを組み、南健太郎は前衛を担っています。

南健太郎の来歴

南健太郎は東京都大会編で初登場。都大会では全て東方雅美とのペアで登場し、初登場の不動峰中学校戦では内村京介・森辰徳とのペアに棄権勝ちを収めています。決勝戦の青春学園戦では青春学園のゴールデンペア（大石秀一郎・菊丸英二）とのペアと対決。南健太郎は1年前に大石秀一郎と当時の青春学園の3年生とのペアを下しており、大石秀一郎にとっては因縁の相手となりました。この試合は5-7でゴールデンペアの勝利となり、大石秀一郎は1年越しのリベンジを果たすことになりました。試合に負けた山吹中学校ですが、関東大会に駒を進めることになりました。

関東大会でも南健太郎は東方雅美とのダブルスで出場。南健太郎は準々決勝の不動峰中学校戦で敗退（全国大会には出場可）となってしまいましたが、この試合では石田鉄・桜井雅也とのペアと対決。この試合で4-6で勝利し、山吹中学校のこの試合唯一の勝利を収めました。全国大会では名古屋星徳戦でこ加藤・磯貝のペアに敗退してしまい、山吹中学校は全国大会で姿を消してしまいました。

南健太郎は新テニスの王子様にも登場。脱落をかけたタイブレークマッチでは越前リョーマと対戦する予定でしたが、越前リョーマが姿を現さなかったため、不戦勝という形で勝利しています。

南健太郎の担当声優

南健太郎の担当声優は、石川正明さん。石川さんは現在いくつかの事務所を経て、現在はフリーで活躍されている声優さん。石川さんは1990年代から活躍されているベテラン声優でもあり、代々木アニメーション学院を卒業されている方です。

石川さんはいくつかの代表作があり、南健太郎役以外では「ホイッスル！（天野聖夜、桜庭雄一役）」、「るろうに剣心（新井青空役）」、「デジモンフロンティア（トレイルモン役）」等があります。

南健太郎の名シーンや名セリフ

南健太郎は地味と言われていますが、作中ではいくつかの名シーンや名セリフがあります。ここでは南健太郎の名シーンや名セリフを2つ紹介していきます。

大石秀一郎との対決

南健太郎は大石秀一郎との対決が印象的。大石秀一郎とは物語の1年前に戦った時には勝利しており、この時点ではダブルスの実力は南健太郎の方がありました。1年後戦った時にはペアが菊丸英二に変わり、名実ともにゴールデンペアと呼ばれるまでに成長。ダブルスでは実力者であった南健太郎・東方雅美に対して勝利を収め、南健太郎から見ればリベンジを果たされた形になりました。

この試合では負けてしまったものの、ダブルスの安定感は抜群で、ゴールデンペア相手に5ゲームを取っており、どちらかと言うと惜敗という形に。負けながらも存在感を見せつけた試合になりました。

東方雅美とのダブルス

南健太郎は東方雅美とのダブルスで全試合に出場。ダブルスが強みの山吹中学校を強豪校たらしめるペアの1人であり、安定感に秀でたペアと言えます。青春学園のゴールデンペアや、立海大附属中学校のジャッカル桑原・丸井ブン太ペアのような派手さはもたないものの、基本に忠実なプレイが持ち味。

派手さが無い故に地味’sと言われてしまいますが、シングルスでもダブルスでも実力者がいる山吹中学校が強い理由の一つとなっています。

堅実さがウリな地味’sの1人、南健太郎

南健太郎は山吹中学校の地味’sの1人でありながら、堅実さがウリな実力者。東方雅美とのダブルスは山吹中学校が強豪校と言われる理由の1つであり、今後の活躍が期待できるキャラクターの1人です。