雲隠れの里の3代目雷影に付き従うダルイは、五影会談にて登場しました。それ以降、五影会談に潜入したサスケと戦い、第4次忍界大戦でも敵を封印するなど大きな活躍を見せました。具体的にダルイがどのようにして戦ったのか、どんな術を使うのかなどを詳しくまとめていきます。
ダルイの基本情報
名前 | ダルイ |
所属 | 雲隠れの里 |
階級 | 上忍 |
性別 | 男性 |
誕生日 | 1月6日 |
声優 | 竹内良太 |
ダルイの特徴
ダルイは雲隠れの里の上忍で、3代目雷影のエーの補佐官であり、右腕として認められています。また、左肩に雷の字の刺青を刻むことをエーからただ1人許された忍で、右肩には水の刺青を入れている優れた忍です。
風貌は、色黒の肌で左目を前髪で隠しています。「ダルい」や「すみません」が口癖で、ことあるごとに言ってしまいながらもやる時にはしっかりとやることができます。
ダルイの能力
ダルイは水と雷という2つのチャクラ性質を持ち、血継限界の1つの嵐遁も使用します。水遁・水陣壁、雷遁・感激波といった技や、「嵐遁・励挫鎖苛素(レイザーサーカス)」というチャクラをレイザービームのように乱射する術は特に威力が強く、ダルイだけが使える術でもあります。
強さに関してだけではなく、六道仙人の宝具の効力についてもすぐに見抜くなど頭脳も申し訳なく、雷影からの信頼を寄せられる程の実力があります。
五影会談
初登場した五影会談の時にはシーと共に雷影のエーの護衛として帯同しました。そこに忍び込んだうちはサスケを追いかけたエーを更に追い、蛇のメンバー達との戦闘に加わります。そこで水遁や雷遁を使ってサスケの千鳥を流した刀を受け流したり、サスケに攻撃を仕掛けたりしました。
金閣・銀閣戦
ダルイは第4次忍界大戦の際には、戦闘中距離部隊で日向ヒアシやテンテンのいる第1部隊の隊長に抜擢されました。
海岸沿いで布陣し、穢土転生で蘇った金角と銀角の兄弟を敵にし、アツイとサムイと共に応戦します。そこで六道仙人の宝具を用いられて、本人が最も言った言葉を言うことで封印されつしまう紅葫蘆のキーワードを言ってしまい吸い込まれかけます。しかし、土壇場で2番目に多く言っていた「すみません」を連発して口にしたことで回避します。
そこから七星剣と紅葫蘆を奪い、見事に銀角を封印します。マブイの術で送られてきた琥珀の浄瓶を使い、そこに猪鹿蝶の3人トリオのシカマルといのとチョウジとの連携で以前食らった尾獣チャクラを使って尾獣化した金角を巧みに翻弄しました。
その後のダルイ
一難去ってまた一難で、ダルイはその後にはイズモとコテツと共にかつての暁のメンバーで複数の心臓を持つ角都と戦います。この時にはチョウジの力を借り、制圧していきました。
最終的には外道魔像と現れたオビトに、苦労して封印した金角と銀角を奪われてしまい、同時に攻撃も受けてしまいます。
「BORUTO」でのダルイ
「NARUTO」の第4次忍界大戦の数年後に五代目雷影に就任し、「BORUTO」でもそのまま雷影を務めています。やや老けた様子でフードを被り、以前には生やしていなかったちょび髭を口元に生やしています。木ノ葉の里での五影会談に参加したり、ナルトの結婚を祝ったりと、雷影になっても相変わらずの様子を見せます。
ダルイの声優
ダルイの声を務めたのは、竹下良太さんです。代表作は「ハイキュー!!」の牛島若利、「魔法使いの嫁」のエリアス・エインズワース、「クロスファイトビーダマン」のドラヴァイスなどがあります。ちなみに、ダルイはデビューしてからわずか1年程で演じたキャラクターであり、「NARUTO」では他に木の葉の暗部、火の寺の忍僧の声も担当しています。
ダルイの名台詞・名シーン
「オレはボスの右腕だ。類似品じゃねェ!」
金角と銀角との戦いの時に、ダルイは自分が雷影エーにとっての右腕であると言われたことに対して誇りを持っていました。
しかし、この言葉はダルイが最も言っていた「だるい」というキーワードが含まれていました。図らずとも相手の思惑通りにキーワードを言ってしまったダルイは、六道仙人の宝具に吸い込まれそうになってしまいます。
「金貨も銀貨も銅貨に比べりゃよく光るし価値も高けーけどな。銅貨も集まりゃ一枚の金貨と同等の価値になる。同じ金でもアンタのはニセモノだったようスね」
金貨と銀貨を金角と銀角に、銅貨は自分たちのことを比喩した名台詞でした。例え単体では金閣と銀閣に適うことはなくても、忍者連合の忍が協力して立ち向かえば覆すことができるとダルイは思っていて、その通りに金角と銀角を捕らえることができました。
ダルイのまとめ
ダルイは口ではだるいと言いながらも、雷影に認められたり戦場で果敢に戦ったりすることのできる強い男でした。それらの功績が認められたダルイは、見事にエーの座を引き継いで雷影になりました。そして、雲隠れの里の為に他の影達と協力しながら、里の平穏を保つことを続けています。