ハンとは漫画【NARUTO】に出てくるキャラクターのうちの一人です。ハンと聞いてもあまりピンとこない方も多いかと思います。
ハンは人柱力ということもあって実力はかなりのものであった可能性が高いのは容易に想像できます。そんなハンとはどのような人物だったのか、詳しくご紹介していきたいと思います。
ハンの基本情報
名前 | ハン |
所属 | 岩隠れの里 |
年齢 | 不明 |
身長 | 228.3cm |
体重 | 114.7kg |
誕生日 | 5月10日 |
声優 | 安元洋貴 |
ハンの特徴
ハンは岩隠れの里の忍で、尾獣の五尾「穆王(こくおう)」の人柱力です。口元を隠しており、真っ赤な傘と真っ赤な鎧を身に付けています。
基本情報で記載したとおり、身長は2メートルを超えており、かなり恵まれた体形をしています。真っ赤な衣装と恵まれた体形のため、人柱力の中でも目を引く存在です。
年齢などは不明で、顔も半分以上隠れているため推測になりますが、ナルト達よりは歳は上のように見え、カカシたちと同世代程度に見受けられます。
第四次忍界大戦では、尾獣の潜在意識の中でナルトと会話をしており、語尾は「~だで」です。我愛羅より早い段階で暁に捕らえられており、登場した時には既に亡くなっていたため、実力やその人物像は不明です。
しかし、ハンは他の人柱力と同様に里の人たちに良く思われていなかったようで、暁に捕らえられたときは感謝する里の住民もいたようです。
実力に関しても、生前の実力は不明ですが、穢土転生した際には五尾の穆王の能力を駆使して交戦しているため、人柱力としての実力は十分に兼ね備えていたと考えられます。
人柱力ハンと五尾「穆王」
五尾「穆王」は作者によると「イルカと馬を組み合わせた」と言っており、白い馬のような体にイルカのような顔貌をした尾獣です。人柱力ハンと同じように体形が良いようで、他の尾獣と比較すると大きい印象を受けます。
チャクラ性質は沸遁であり、それが人柱力のハンの能力に反映されていたようで、蒸気の力で体術を強化して相手に大きなダメージを与える戦法のようです。蒸気によって発生する力を使って戦うことから、「スチーム忍者」と呼ばれているようです。
穢土転生で復活した際には、九尾の人柱力のうずまきナルトと八尾の人柱力のキラー・ビーと交戦しており、尾獣化したナルトを一蹴りで吹き飛ばしていますので、相当なパワーを持っていると考えていいと思います。
ハンの声優
五尾の人柱力ハンを演じる声優・安元洋貴さんですが、かなり幅広く活躍されており、代表作は『鬼灯の冷徹』の鬼灯などです。
声優・安元洋貴さんは【NARUTO】でもかなりのご活躍をされており、実はハン以外にも、四尾の尾獣「孫悟空」や【NARUTO】の子どもたちの物語である【BORUTO】でも出演しています。
【BORUTO】では大筒木キンシキと孫悟空を演じています。まさかの五尾ではなく四尾の声を担当しており、それに加え大筒木キンシキまでも演じているというかなり頻用される人気の声優さんなのです。
ハンの登場シーン
存在が明らかになったときには、既に死亡しており、登場回数はかなり少なくなっています。そんなハンの貴重な登場シーンをご紹介したいと思います。
穢土転生時
第四次忍界大戦で、薬師寺カブトにより穢土転生されたときのシーンです。この時、カブトはすでに倒された暁メンバーや元五影たち、そして元人柱力のメンバーなど、実力者ばかりを復活させています。
この時、穢土転生で復活した実力者たちは自我は奪われており、五尾の人柱力であるハンも例外ではありませんでした。
VSナルト、キラー・ビー
穢土転生により復活した人柱力たちが、ナルトとビーと交戦したときのシーンです。穢土転生により復活した人柱力たちは尾獣を体に入れられ、オビトの輪廻眼によって操られており、新たなペイン六道とされました。
ペイン六道となることによって人柱力たちは視覚を共有することが可能になったため、かなり連携が取れておりナルトたちを苦しめました。
四尾の人柱力の老紫をナルトが追い詰めたときも、見事な連携でハンがナルトを蹴り飛ばしました。前述した通り、かなりのパワーの持ち主であり、蒸気で強化した体術によりナルトはふき飛ばされています。
尾獣の潜在意識の中にて
穢土転生にて復活した人柱力たちとの交戦中に、ナルトが尾獣の潜在意識の深い層まで入ったときのシーンです。この時ナルトはそれぞれの尾獣の潜在意識の尾獣とその人柱力たちと言葉を交わすことが出来ました。
ナルトはみんなが仲良くやってると言いますが、その言葉に対してハンが発した言葉がこのセリフになります。四尾「孫悟空」とその人柱力の老紫の言葉がきっかけとなったこと、またそれがナルトのおかげであることを教えてくれました。
圧倒的なパワーを誇った孤独な人柱力
生前のハンの実力は不明のままですが、圧倒的パワーを誇った人物でした。体術にいたっては相当な実力を持っていたと考えられます。
もし、生きてナルトと戦っていたら、里の人たちとの関係性も変わっていたのではないでしょうか。そうであれば、孤独な人柱力ではなく、里の頼れる実力者となっていたかもしれません。