はがねコテツとは漫画【NARUTO】に登場するキャラクターの一人です。物語序盤から登場する人物で、目つきが悪く初見では悪役と勘違いした方もいるのではないでしょうか。
コテツは木の葉隠れの里の忍であり、まったく悪役ではなく、里のために戦う忍なのです。コテツはいつも神月イズモと行動していますが、二人の関係性も併せて、コテツについて詳しくご紹介していきたいと思います。
はがねコテツの基本情報
名前 | はがね コテツ |
性別 | 男性 |
所属 | 木の葉隠れの里 |
階級 | 中忍 |
使用する技・術 | 変化の術/口寄せの術 |
年齢/誕生日 | 25歳→28歳/7月21日 |
身長/体重 | 167.5cm/52kg |
声優 | 河野智之 |
初登場 | ナンバー36:サクラの憂鬱!! |
その他 | 幼馴染:神月イズモ |
はがねコテツの特徴
はがねコテツは木の葉隠れの里の中忍で、髪は長めでツンツンした髪型をしています。鋭い目つきに、目の下の位置に白いバンテージを巻いており、直線的な顎の模様が特徴的な忍です。
好奇心旺盛な性格で、好きな食べ物はおでんとマグロのやまかけ、嫌いな食べ物はにがうりだそうです。神月イズモとは初登場時を含めよく行動を共にしています。
また、綱手が5代目火影に就任して以降は、彼女の秘書としても働いているようで、優秀な人材と考えられます。
神月イズモとの関係性
神月イズモとは同じ中忍同士で、基本的に一緒に行動しています。この二人は幼いころより仲が良いようで、任務などでも行動を共にすることが多いようです。
アニメオリジナルのストーリーでは、暇をしているはがねコテツに任務が下され、コテツはナルト達と任務にあたります。この時はイズモと行動を共にしていないのですが、コテツがピンチになった際にはイズモが駆けつけました。
また、猿飛アスマや奈良シカマルと暁の討伐にあたったときも、イズモと連携をとって戦闘しますが、仲がいいだけあってとても良いコンビネーションでした。
はがねコテツの能力
あまり戦闘シーンが多くないはがねコテツですが、イズモとの共闘が多く、それに適した戦闘をすることが多いようです。そんなコテツの能力や術・技についてご紹介いたします。
変化の術
中忍選抜試験が開始される前に、ナルト達と同世代の少年に変化して、ナルト達を結界の中にとどめて足止めをしていました。
口寄せの術
他の忍のように、猿やカエルなどの戦闘に加勢する生物を呼び出すのではなく、大きな鎖のついた鈍器を呼び出します。武器を口寄せし、それを用いて近距離戦をする戦闘スタイルです。
はがねコテツの名シーン
初登場時から戦闘シーンまで、はがねコテツの名シーンをご紹介いたします。
中忍選抜試験
中忍選抜試験会場前で受験生達を足止めする意地悪な同世代の少年として登場します。この時が初登場で、実際は会場の教室の前ではなく、一つ下の階で結界内に足止めをしていました。
ナルト達カカシ班が到着した時は、受験生たちを暴力的に足止めし怯えさせていました。しかし、サスケやサクラはこの罠を見破っており、会場へと進むことが出来ます。
そして、会場に進むサスケ達を「今年の受験生は楽しめそうだな…」と言って変化を解いています。この時の雰囲気から、悪役だと思った読者の方もいたのではないでしょうか。
”暁”討伐戦
第二部では、アスマ、シカマル、イズモとともに暁の飛段と角都に挑みます。戦闘時、角都が戦闘に参加していなかったため、コテツは角都を警戒していました。
角都が戦闘を開始したことを皮切りに、水遁「水飴拿原」でイズモが角都の動きを止めます。そこに、巨大な鈍器を口寄せし、攻撃を開始しますが、角都には歯が立ちませんでした。
この不死コンビに対してかなり苦戦を強いられ、アスマを失うという悲しい結末となってしまいました。
第4次忍界大戦
第四次忍界大戦では、ダルイ第一部隊が穢土転生により復活したかつての仲間や敵と交戦する中、復活した暁の角都とシカマル、チョウジ、イノの三人が相対します。
そこに、コテツとイズモが角都を後ろから切りつけ加勢します。シカマルとチョウジ、イノはかつての師であるアスマとの戦闘に向かったため、土遁の角都に相性の悪いダルイと協力して角都と戦闘を開始します。
テンテンに加え、アスマとの戦闘を終了したチョウジも加勢し、角都を戦闘不能状態に追い込みます。そして、最後は穢土転生の術を解除されたことによって、角都との戦闘も終了となったのでした。
武器を口寄せする数少ない忍はがねコテツ
物語序盤から登場しているコテツはイズモとともに要所要所で戦闘に参加し、武器を口寄せするという珍しいスタイルで戦うコテツは印象に残っている方も多いと思います。
角都とは最後まで戦闘での決着はつきませんでしたが、木の葉の里のために尽力してきた忍でした。今後もイズモと結託して里のために働いていくのだと思います。
年齢的にもまだまだ若いですし、中忍ということもあって、ナルトの子どもたちの物語である【BORUTO】での出番もあるのではないでしょうか。もしかしたら上忍に昇格しているかもしれません。