【NARUTO】に登場する君麻呂は、その人生がかわいそうすぎると話題になっています。
敵キャラとして登場した君麻呂ですが、読者からかわいそうだと思われるその人生は、どのようなものだったのでしょうか。
また、君麻呂の強さは、いったいどれほどのものだったのでしょうか。
今回は、君麻呂について解説していきます!
来歴や特徴、強さや人生についてご紹介します!
君麻呂の基本情報
名前 | 君麻呂 |
性別 | 男 |
所属 | 音隠れの里 |
階級 | 不明 |
使用する技・術 | 血継限界・屍骨脈 |
年齢/誕生日 | 15歳(故人)/6月15日 |
身長/体重 | 166.1cm/49.8kg |
声優 | 森川智之・津村まこと(幼少期) |
初登場 | サスケ奪還編 |
その他 | 大筒木カグヤの子孫 |
君麻呂の特徴
君麻呂は大蛇丸が作った音隠れの里の忍です。
音隠れには「音の四人衆」がいますが、本来は君麻呂を入れて「音の五人衆」と呼ばれていました。
他のメンバーに対しては完全に見下しており、音の五人衆では君麻呂はリーダーを務めていました。
また、大蛇丸からは「地の呪印」を授かっており、これはサスケの「天の呪印」と対になるもの。
このことから、「地の君麻呂」という異名が付いています。
身体的な特徴は、真ん中で分けた白い髪の毛。
そして、額にある二つの黒い点。
眉毛の様にも見えますが、黒い点の下に眉が見えるため、眉ではなさそうです。
また、君麻呂は「かぐや一族」最後の生き残りであり、遠い祖先には大筒木カグヤがいます。
そのため、うちは一族や日向一族とも親戚となります。
君麻呂の来歴
君麻呂の一族は、かつて霧隠れに戦闘を仕掛け、君麻呂以外は全て滅んでしまいました。
一族が滅亡してしまい、途方に暮れていた君麻呂の前に大蛇丸が現れ、大蛇丸に拾われます。
その後は大蛇丸の器となるために働き、大蛇丸を狂信的に崇拝します。
中忍試験編で病に倒れてしまいますが、サスケの話をカブトから聞くと、病の身で出陣。
我愛羅に倒されかけますが、最後の最後で息を吹き返して我愛羅に止めを刺そうとしますが、直前で寿命を迎え、死亡しています。
第四次忍界大戦では穢土転生され、ミフネ隊と戦闘しています。
大蛇丸を崇拝
君麻呂は一族を滅ぼされてしまった際に、自分の価値を見出してくれた大蛇丸を狂信的に崇拝しています。
大蛇丸のために自分はあると考えており、大蛇丸の次の器は自分であると確信していました。
ところが病に倒れたことによって大蛇丸からの感心を失ってしまいますが、本人は大蛇丸のために戦い続けました。
大蛇丸は君麻呂の死に際して「どうでもいい」と言われているため、君麻呂の一方的な狂信だったことがわかります。
このことから、君麻呂の人生はかわいそうだと言われているのでしょう。
君麻呂の強さ
君麻呂は血継限界の「屍骨脈」を使用しています。
これは、身体中の骨を自在に操り、剣や鎧にすることが可能。
また、骨の強度も自在に変えることが可能で、我愛羅の砂の圧にも耐えきっています。
骨を飛ばすこともできるので、相手との距離を問わずに戦え、かつ非常に硬い骨で防御も隙がなく、体術をメインに使うリーはまるで歯が立ちませんでした。
・唐松の舞
身体から骨を出して回転する技。
リーと戦った際に使用しています。
この技は、防御にも攻撃にも使えるのがメリットです。
・鉄線花の舞・蔓、花
蔓は背骨を引き抜いて鞭の様にして使用する技。
花は腕に骨の槍を作り出し、敵を貫く技です。
これらはワンセットで使われ、蔓で敵を縛り付け、花で貫くというコンボ。
我愛羅に対して使用していますが、我愛羅の「最高絶対防御・守鶴の盾」によって防がれてしまいました。
君麻呂の名シーン・名台詞
「僕は大蛇丸様の心の中に永劫留まる!」
君麻呂の最期のセリフ。
大蛇丸を崇拝し、大蛇丸のために生きた君麻呂らしいセリフです。
「自分を救ってくれた人のために戦う」という点ではナルトと同じだと我愛羅は君麻呂について語っていますが、君麻呂の場合は大蛇丸に見捨てられた形となっています。
君麻呂が亡くなったころの大蛇丸は完全にサスケ一直線で、君麻呂は既に眼中にありませんでした。
これは大蛇丸が君麻呂を「未来の自分の器」としか見ていなかった証拠であり、君麻呂の一方的な狂信だったわけです。
「今ボクが君を殺さないのは…君には今ここで生きてやらなければならない使命があるからだ」
同じ音の五人衆の多由也に向けて放ったセリフ。
このセリフを言われた多由也は恐れおののいており、五人衆の力関係がわかるセリフです。
また、多由也の使命は「サスケを大蛇丸に届ける」ことで、大蛇丸の命令だからこそ絶対に成し遂げなければならないという、大蛇丸への信仰心もわかるセリフとなっています。
自分の上には大蛇丸しかおらず、他のメンバーは全員下という態度が見えてきます。
大蛇丸を狂信し、報われずに散っていった「かわいそう」な忍
強力な力を持ちながらも、病で散ってしまった君麻呂。
君麻呂は大蛇丸のためだけに命を燃やしましたが、当の大蛇丸はサスケにしか興味がありませんでした。
まさに、かわいそうな忍だったと言えるでしょう。