加藤ダンという人間も、愛の生き様を貫いた忍の一人。
作中では故人になっていますが、彼がどのような生き様を貫いたのでしょうか。
今回は、その生き様や来歴、性格をご紹介いたします!
加藤ダンの基本情報
名前 | 加藤ダン |
性別 | 男 |
所属 | 木の葉の里 |
年齢 | 27歳(故人) |
身長 | 180cm |
誕生日 | 12月4日 |
声優 | 鈴木琢磨 |
加藤ダンの特徴
加藤ダンは、銀髪の長髪が特徴です。
非常に顔立ちが整っており、女性の人気が高いです。
加藤ダンはアカデミーを10歳で卒業し、作中では上忍として活躍していました。
第一部では既に故人となっています。
また、恋人であった五代目火影・綱手とは非常に親交があったようで、ストーリーも綱手絡みの話で最もよく登場します。
家族については何も語られていませんが、綱手の付き人のシズネの叔父であることが、シズネの口から説明されています。
加藤ダンの性格
加藤ダンは作中で、火影になることが夢であると語っています。
火影になり、里や仲間を守ることを目標だと、綱手に語っています。
このことから、非常に仲間想いの性格だと考えられます。
結局ダンの描いたその夢が叶うことはありませんでしたが、綱手と関わったナルトによって、その夢が成就されることになります。
加藤ダンの来歴
加藤ダンは10歳でアカデミーを卒業しています。
その時々の環境にもよりますが、カカシが5歳、イタチが7歳、四代目火影・波風ミナトが10歳で卒業していることから考えても、非常に優秀な忍者であったと推察できます。
また、ダンは戦争時に幼い妹を戦争で失っており、これが綱手と境遇が似ています。
また、綱手が医療忍者を小隊に導入することを決めた際、ダンはこの提案に賛成しました。
このことから、綱手と親しくしなり、綱手から初代火影の形見である首飾りを送られています。
その後、綱手と同じように小隊に入りますが、第二次忍界大戦時中の任務中に敵と交戦し、臓器そのものが吹き飛ぶほどの大規模な大けがを負ってしまいます。
その後、綱手によって治療が施されますが、その甲斐なくダンは命を落としてしまいます。
この死が、綱手にとってトラウマになってしまいました。
その後、第四次忍界大戦中に穢土転生によって蘇生され、秋道チョウザと交戦。
穢土転生はイタチとサスケによって解除されますが、解除された後の時間で自身の術で戦闘中の綱手の元へ。
その後、満身創痍の綱手にチャクラを渡した後、綱手の額にキスをし、昇天していきました。
加藤ダンと綱手の関係性
ダンを語る上で欠かせないのが、綱手となります。
綱手はダンの恋人であり、綱手が最も愛した人間であります。
綱手とダンの関わりは、綱手が医療忍者を小隊に加える提案を、三代目火影に提案した際に、ダンが同意したことがきっかけから始まります。
その後、綱手と恋仲になり、綱手からは初代火影の首飾りをプレゼントされました。
ところが、この首飾りをダンの前に貰った初代火影の孫、つまり綱手の弟の縄樹と同様、戦死してしまいます。
縄樹もダンも同様に戦死した結果、綱手は血液恐怖症になってしまい、トラウマとなってしまいました。
綱手にとってダンは、良くも悪くも影響のある人物だと考えられます。
加藤ダンの強さ・技
ダンが作中で使用した技はただ一つです。
・霊化の術
魂を身体から分離し、相手に取りつく技。
取りついて相手を殺す術ですので、相手との距離に関係なく発動が可能です。
第四次忍界大戦中に穢土転生が解除され、昇天していく中、この術で綱手の元へと向かいました。
また、チャクラコントロールにも長けており、瀕死の綱手をチャクラを渡しています。
加藤ダンの名シーン・台詞
「みんなを守る存在…火影はオレの夢だから」
ダンが明確に火影になる意思を示しているシーンです。
火影になり、みんなを守ることが、ダンの夢であります。
ダンが死亡した第二次忍界大戦中は、第1部から40年程前の出来事で、この当時の火影は三代目火影・猿飛ヒルゼンでしたので、ダンは四代目火影を目指していたと思われます。
結局、この願いは叶うことはなかったわけですが。
「君はオレの夢そのものだから」
第四次忍界大戦中、穢土転生から解除される際に綱手との会話で発言した台詞です。
火影になることが夢だったダンにとって、五代目火影になった綱手は、まさに夢そのもの。
自分の恋人が夢である火影になったということで、ダンの喜びもひとしおだったのでしょう。
自分が戦死した後、自分の恋人が三忍の一人となり、やがて火影となった経歴を聞き、非常に安堵した表情を浮かべています。
まさに、ダンが愛に生きた人物としての象徴のような台詞だと言えます。
誰よりも綱手を愛し、里のみんなを愛した忍者
加藤ダンは、里のためを思って火影になろうとし、綱手を愛し、第四次忍界大戦では綱手の元に駆け寄り、綱手の活躍を喜んだ人物です。
まさに、愛情深い忍者であったと言えるでしょう。