【NARUTO】オオノキの護衛をする黒ツチの活躍とその後とは!?

「NARUTO」の五影会談の際に土の国からやってきた黒ツチ。男負けしない強さを持つ黒ツチとははたしてどんな人物なのでしょうか。

黒ツチのプロフィールや名台詞から、第4次忍界大戦が集結した後にも更なる活躍の様子などをじっくりご紹介します。

黒ツチの基本情報

【NARUTO】オオノキの護衛をする黒ツチの活躍とその後とは!?

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

黒ツチの特徴

黒ツチは3代目土影であるオオノキの孫であり、黄ツチの娘に当たる上忍のくノ一になります。黒髪のショートヘアで、くっきりした二重の可愛らしくも凛々しさもある顔立ちです。服装はチャイナ服をアレンジしたような装いで、右は袖なしで左は手首が隠れる程の丈があります。乱暴な言葉遣いが目立ちます。

オオノキが土影から引退した時には、其の跡を継いで4代目土影になっています。服装は主には同じですが、それまでしていた額当ては外しています。

黒ツチの能力

黒ツチは火と土のチャクラ性質を持ち、血継限界であり火遁と土遁の組み合わせである熔遁の使い手です。中でも体内のチャクラを石灰に変換し、口から吹き出す種類の熔遁を使います。

熔遁・石灰凝の術は、水に反応して凝固する特性があり、水遁の術で範囲を広げることでより効果の出る術で、十尾に大多数で使用し水遁と火遁を併用して動きを封じようと試みました。

熔遁・灰石封の術では、敵の体を石灰で固めて動きを封じました。ただし、本気の力づくに対しては脆弱性もあるようです。

第2部での黒ツチ

黒ツチは第2部の五影会談より、土影であるオオノキの護衛として赤ツチと一緒に同行しました。忍連合軍の連合会議の時にも同じメンバーで行動し、八尾と九尾を奪いに孤島までやって来たカブトの足止めに加わります。結局はカブトに逃げられてしまい、あえなく忍連合軍の本部に戻ります。

第4次忍界大戦では黄ツチの率いる第2部隊に配属され、10万体ものゼツと交戦することになってしまいました。

デイダラとの関係

デイダラが第4次忍界大戦で穢土転生で蘇った時には、忍連合に捕らえれた時に再会しています。元々岩隠れの忍であり、禁術を使って爆発させることばりにしか興味がなく抜忍となった経緯がありました。しかし、それまでのデイダラとは仲が良かったようで、「デイダラにい」と呼んで仲睦まじそうに会話しました。デイダラの影響があるのか良くも悪くも似た性格になっています。

土影になった黒ツチ

「NARUTO」の最終話にてオオノキの跡を継いで4代目土影に就任し、木の葉の里での五影会談に参加します。「BORUTO」になってからも健在です。

第4次忍界大戦の弊害による人的損失をどうしようかと土影ながらも悩む様子もありました。
若い忍達の圧倒的な実力不足があったので、これでは里の力が足りないと感じていました。そこには前土影で相談役となったオオノキもまだ健在なので、何かあればすぐに相談できる体制は整っていたようです。

オオノキとの対峙

オオノキは人造人間のツクラレに価値を見出します。ツクラレを戦力として活用すれば若者が犠牲になることはないも説得されました。しかし、完全な制御が不可能であるツクラレを軍事的に利用することはできないとして突っぱねました。

しかし、そのオオノキは結局はツクラレを利用してしまい、里をも巻き込む大事件へと至りました。最終的に力尽きて死んだオオノキを孫として土影として、葬儀を行って送りました。

黒ツチの声優

黒ツチの声を担当したのは、武田華さんになります。代表作はアニメでは「ヒーリングっど♥プリキュア」のペギタン、「CLAYMORE」のデネブなどです。吹き替えでは「ラ・ラ・ランド」の主人公ミア、「アロハ」のアリソン・イアなどがあります。

黒ツチの名台詞・名シーン

「また無理すっからだよ!」

【NARUTO】オオノキの護衛をする黒ツチの活躍とその後とは!?

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

腰の悪く歳を重ねて老体になったオオノキが腰の痛みを訴えた時に返した台詞です。腰が痛いと言いつつも無理をするオオノキのことを分かっている黒ツチは、口の悪さが滲み出ながらもオオノキの心配をします。

「土影を引退した身だからって、楽観的に言ってくれるなぁ~」

【NARUTO】オオノキの護衛をする黒ツチの活躍とその後とは!?

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

オオノキが土影の座から退いて4代目となった黒ツチの言葉です。やはり里をまとめてるだけあって大変な役職なので、オオノキと話すことで改善策を探すこともあったようです。ただし、オオノキはあくまでも相談役でしかないので気楽に黒ツチにアドバイスしました。「NARUTO」の時代での大きな大戦が終わり、時代が変わったことをより感じさせる場面でもありました。

立派になった黒ツチ

【NARUTO】オオノキの護衛をする黒ツチの活躍とその後とは!?

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

「NARUTO」では土影の護衛を務められる程の実力が既に備わっており、第4次忍界大戦でも敵と渡り歩き、見事に生き抜きました。「BORUTO」では更に優秀になり、土影として苦労を抱えながらも困難を乗り越えていきました。そんな黒ツチがいれば土の国もきっと安泰なことでしょう。