うちはカガミとは、漫画【NARUTO】に登場するキャラクターの一人です。その名のとおり『うちは一族』の一員ですので、【NARUTO】のもう一人の主人公うちはサスケと同族ということになります。
今回は、このうちはカガミについて生死について、血縁者、写輪眼の開眼についてなど、謎に迫りたいと思います。
うちはカガミの基本情報
名前 | うちはカガミ |
性別 | 男性 |
所属 | 木ノ葉隠れの里 |
階級 | 不明(恐らく上忍) |
使用する技・術 | 不明 |
年齢/誕生日 | 不明/不明 |
身長/体重 | 不明/不明 |
声優 | 河西健吾 |
初登場 | 51巻481話”ダンゾウ死す!!” |
その他 | 子孫:うちはシスイ |
うちはカガミの特徴
うちはカガミは前述したとおり、うちは一族の人間です。うちは一族は黒髪ストレートヘアの人が多いですが、カガミは黒髪ではありますがストレートヘアではないように見受けられます。
カガミは、木ノ葉隠れの里二代目火影である千手扉間の率いる部隊に所属する忍として活躍していました。
共に二代目火影・千手扉間に仕える忍には、後の三代目火影・猿飛ヒルゼンや「根」の創設者である志村ダンゾウ、御意見番となるうたたねコハルと水戸門ホムラ、チョウジの血縁である秋道トリフです。
錚々たるメンバーで構成された部隊であることから、優秀な忍であったと考えられます。また、長らく続いた千手とうちはの因縁から、扉間はうちは一族を警戒していました。
そんな扉間の指揮する部隊に所属していたことから、カガミは扉間に信頼された数少ないうちは一族だったのではないでしょうか。
うちはカガミは生きているのか!?
所属部隊の顔ぶれからうちはカガミも相当な実力者であることが伺えますが、回想シーンでしか登場せず、物語開始時点では既に死亡していると考えられます。
死亡の原因などは不明ですが、千手扉間が火影として里を治めていた時代は忍の世はまだまだ戦争が頻発していた時代であり、うちはカガミも戦乱の世に命を落とした可能性が高いです。
ただ、カガミは二代目火影・千手扉間が亡くなる前の回想で登場していますが、この時は部隊の隊員の命を救うために火影自らが囮となり、それ以降の描写ではカガミの生死は分かりません。
戦闘で命を落としていない可能性ももちろんありますが、その場合はうちはイタチによるうちは一族の抹殺の際に死亡していると考えられます。
どちらにしても、物語開始時点ではうちはの人間は一族殺しを実行したイタチと、唯一の生き残りであるサスケ、そして死んだと思われていたオビトのみですので、死亡しているのは確実です。
うちはカガミの血縁者
基本情報の項目で前述したとおり、子孫はうちはシスイです。しかし、関係性がはっきりとわかる描写はありません。
カガミが志村ダンゾウや猿飛ヒルゼンたちと共に任務をこなしていたこと、シスイがイタチと親友であることから、恐らくシスイの祖父にあたると考えられます。
では、そのうちはシスイとはどのような人物だったのでしょうか。実はシスイはあのうちはイタチよりも秀でた能力を持つ忍でした。
そして、『万華鏡写輪眼』を開眼しており、『瞬身のシスイ』の異名を持つほどの忍だったのです。そして、その瞳術欲しさから志村ダンゾウに瞳を奪われてしまいます。
片方の瞳を奪われたシスイは、自分はこれ以上戦うことはできないと判断し、里と一族の未来を託して死亡してしまいました。
うちはカガミは写輪眼を開眼していた!?
うちはカガミは回想で登場するのみで、基本的にうちは一族であるという情報以外はっきりしたことは分かっていません。
しかし、その回想でのうちはカガミの眼は写輪眼のような模様が見受けられ、恐らく写輪眼を開眼していたであろうことが推測されます。
ただ、写輪眼によってどのような術を使用するかなどは不明です。
うちはカガミの声優
うちはカガミの声を担当しているのは、河西健吾さんという声優です。2015年の『機動戦士ガンダム~鉄血のオルフェンズ~』の三日月・オーガス役でアニメ初主演を果たした方です。
出演作品は数多くありますが、『炎炎の消防隊』のトオル岸理役や、『鬼滅の刃』の時透無一郎などの有名作品にも出演している実力派の声優さんです。
うちはカガミの登場シーン
うちはカガミは物語開始時点ですでに死亡しているため、仮想で数回登場しただけですが、そんなうちはカガミの貴重な登場シーンをご紹介します。
追い詰められた部隊!!作戦会議でのうちはカガミ
志村ダンゾウの若かりし頃、二代目火影率いる部隊が雲隠れの金角部隊に追い詰められた時のシーンです。
人数的にも絶対的不利な状況で、どのような作戦をとるかを部隊全員で話し合っていました。うたたねコハルは不意を突いて突破することを提案します。
しかし、この作戦では敵を突破することは不可能と踏んだうちはカガミは「この場合誰か一人が陽動で気を引くしかない」と発言します。
この分析は的を得ていたため、うちはカガミの提案通り一人が囮役になることとなりました。実際に囮となったのは二代目火影であり、その後猿飛ヒルゼンが火影の忍につくこととなったのです。
二代目火影に信頼された唯一のうちは一族!!
うちは一族を警戒していた二代目火影・千手扉間は、里の重要な役割にうちはの人間を据えることはなかったと言われています。
しかし、第四次忍界大戦で穢土転生により復活した際に、イタチの話を聞いた扉間は「一族の枠を超えて里のために尽くしてくれた者も少なからずいた」と発言しています。
この発言から、警戒すべき一族出身であったにもかかわらず、うちはカガミは里のことを最優先に考え、それが扉間からの信頼につながったと考えられます。
里のことを何よりも大事にしたうちはカガミ!!
愛情深いという性質を持ったうちは一族は、何よりも親兄弟や一族のことを大切にする人間が多かったようです。
そのため、大切な存在が傷つけられたときの怒りや憎しみは非常に大きく、うちはマダラやうちはオビトのような存在を生んでしまうこともありました。
しかし、その愛情が向かう先が里であれば、里のよりよい未来のために尽力し、大きな信頼を勝ち取る。それが、うちはカガミやうちはイタチだったのです
悲劇の一族となってしまったうちは一族ですが、うちはカガミのような素晴らしい人材がいたのも事実であり、決して滅んでよかったと言えるような疎ましい一族ではなかったのではないでしょうか。