【NARUTO】に出てくるサイは、登場時から独特なキャラクターで人気のキャラクターです。
また、初登場から本編終了までの間に大きく性格が変わった人物でもあります。
性格が大きく変わったキャラはそう多くはいませんが、サイはどのような人生を送ったのでしょうか。
今回は、サイがたどった人生について解説します。
使用する技や、本編後の人生についても解説していきます!
サイの基本情報
名前 | サイ(本名不明) |
性別 | 男 |
所属 | 木ノ葉の里 |
階級 | 中忍 |
使用する技・術 | 超獣戯画 |
年齢/誕生日 | 17歳/11月25日 |
身長/体重 | 172.1cm/53.3kg |
声優 | 日野聡 |
初登場 | 第二部 |
その他 | 山中いのの夫、山中いのじんの父 |
サイの特徴
サイの外見的特徴は、黒髪と黒目、そして色白。
作中では美少年として描かれています。
また、サイはどんな相手でも丁寧語で話すというという特徴があります。
これは、他人に自分の心証を良くするためであり、丁寧語と常に笑顔を浮かべていることもあり、第一印象は良好と言えるでしょう。
しかし、思ったことをすぐに口に出してしまうため、周囲の反感を買うことが多いのも特徴です。
背中には刀を背負っていますが、実際に刀を使って戦闘している描写はありません。
サイの来歴
サイはかつて戦火で一家が離散していたところを、木ノ葉の暗部養成機関「根」のダンゾウに引き取られました。
幼少から感情を殺す訓練を受けてきたために感情がほとんどなく、喜怒哀楽を表すことはほとんどありませんでした。
本編では第二部から登場。
里を抜けたサスケの穴埋めとして、第七班に所属します。
初めはなかなか打ち解けられませんでしたが、ナルト達に触れ合いながら「仲間」について考えるようになり、サイも自分の意思で第七班にいるようになります。
しかし、第七班に所属したのはダンゾウの命令であり、里を抜けたサスケを暗殺するという命令を受けていました。
五影会談の際にはダンゾウが一時的に火影になったため、ナルトを監視する命令を下されます。
第四次忍界大戦では奇襲部隊に配属され、デイダラやサソリ、兄代わりであったシンと対決することに。
シンを爆弾扱いするデイダラに対して、サイは本気で感情を露にし、シンの心を取り戻すことに成功しました。
サスケが戦場に復帰し、第七班が揃った時には疎外感を感じていました。
無限月読にかかってしまい脱落してしまいますが、大戦後は山中いのと結婚し、一人息子のいのじんを授かっています。
続編の【BORUTO】では暗部の長官に就任し、忍術学校の臨時教師としても働いています。
サイの性格の変化
サイは初登場から性格の変化が著しいキャラクターです。
初めは喜怒哀楽がほとんどなく、言いたいことを言ってしまうために、周囲から反感を買っていました。
サクラには「ブス」と目の前で発言し、チョウジには「デブ」と言いかけ、逆のことを言うと良いことを思い出し、妻のいのには「美人さん」と発言しています。
第七班に所属してからは、ナルトがサスケを追い続けている理由に疑問を感じ、徐々に仲間や感情について考えるようになります。
五影会談の際は、ナルトをかばうような発言を見せ、任務よりも仲間を優先するようになりました。
その後、第四次忍界大戦ではシンが爆弾扱いされたことで感情を爆発させました。
サイの強さ
サイの強さは根の中でもトップクラスとされており、霧隠れの上忍を数人相手を瞬殺しています。
サイは「絵心」という能力を持っており、絵を実体化させて戦う遠距離タイプの忍です。
・忍法、超獣戯画
サイの基本的な術です。
チャクラを混ぜた墨で絵を描き上げて実体化させて攻撃します。
攻撃や移動、諜報活動等様々な場面に使えるので便利な技と言えるでしょう。
鼠や鳥を描き、描いた動物の能力を使うことで様々な能力が使えるようになるという術と言えます。
・封印術、虎視眈弾
「根」に伝わる封印術で、巻物に虎を描いて実体化させて封印する術です。
第四次忍界大戦時に、西瓜山河豚鬼を封印するのに使用しました。
ただし、相当身体に負担のかかる術とされているようで、一度使用しただけでサイはかなり負担がかかっています。
サイの名シーン・名台詞
「思い出したんだ…思い出したんだ…!」
サスケ奪還編で、ナルトに触れ合うことでナルトにシンを重ねるようになり、やっと兄とのつながりを思い出すようになりました。
空白だった絵本のページに、笑顔で手をつないでいる兄弟(血の繋がりはない)の絵を描きました。
感情のなかったサイが、少しずつ感情を取り戻してゆくきっかけとなるシーンでした。
「やってみろ」
サイが感情が爆発させたシーンです。
第四次忍界大戦中に兄代わりのシンを穢土転生され、あまつさえ爆弾扱いされたことに対して怒りの表情を見せながら感情を爆発させたシーンとなっています。
それまで感情を出し切れなかったサイが、初めて自分の感情を大きく表現をしたシーンになっています。
物語を通じて感情を取り戻した忍
サイがは物語を通じ、殺していた感情を取り戻しました。
大戦後にはいのと結婚し、家庭を持ったサイ。
これからも、少しずつ感情を露わにするシーンが増えていく事でしょう。