雲隠れの里のくノ一のカルイ。キラービーのことが心配のことを心配のあまりに、あのナルトをボコボコにしてしまうというシーンがあります。そんなカルイとは一体どのように恐ろしい人物であるのか、どこから登場したのかなどについて、名台詞・名シーンと共にご紹介していきます。
カルイの基本情報
名前 | カルイ |
性別 | 女性 |
所属 | 雲隠れの里 |
階級 | 中忍 |
使用する技・術 | 不明 |
年齢/誕生日 | 不明/2月14日 |
身長/体重 | 不明 |
声優 | 小松由佳 |
初登場 | キラービー失踪後 |
夫 | 秋道チョウジ |
カルイの特徴
カルイは雲隠れの里の中忍のくノ一で、長い赤髪で黄色い瞳をした浅黒い肌色をした女性です。耳元には黄色の小さな玉のような飾りわやし、背中には刀を携えています。
アニメオリジナルエピソードでは、実の弟にユカイがいることが判明しています。
カルイの性格
カルイは、常にポジティブで明るい人物です。また、名前の通り軽い性格をしており、後先のことをあまり考えずにその場で咄嗟に行動してしまうタイプです。時に怒りっぽくなってしまい、手が先に出てしまうことがありますが、相手のことをしっかりと認められるという一面もあります。
上司であるサムイのことはサムイ隊長として慕い、大人しく従います。一方でうだうだと呟いて1人で抱え込むことの多いカルイに対しては、叱咤激励をしてしりを叩く場面が多々あります。
第2部での登場
第2部より登場したカルイは、師として敬愛していたキラービーが姿を消したことに気を揉んでいました。連れ去ったとされるうちはサスケには強い憎悪と憤りを感じておりました。人柱力であるキラービーの所在を明らかにする為に、雷影からの司令を受けてサムイとオモイと共に情報を探りに行きました。
サスケの所属していた木ノ葉の里に訪れた際にはサスケの情報を出すようにとナルトに詰め寄りました。いくら里から離れて大蛇丸の元へ行ったサスケでも、そんなことをするはずがないと信じ、情報提供を拒んで無抵抗のままでいるナルトに一方的に容赦なく殴りかかり、怪我を追わせています。
第4次忍界大戦
第4次忍界大戦では、カルイは第2部隊に配属され、中でも特に実力のある少年少女ら7人で構成された雷雲隊に所属して補給部隊を任せられていたものの、 10万体もの大量投入された白ゼツと交戦せざるを得ない状況に直面しました。
姉としてのカルイは、戦況を鑑みても個人的な理由で弟だけの為に戦力を割けられないと理解していて、歯痒い思いをしていました。しかし、そこでオモイが単独行動をあえてとることで救出してくれた時には安堵の笑みを浮かべる姿が見られました。
戦後のカルイ
「NARUTO」の最終話では、意外なことに秋道チョウジと結婚して名前を秋道カルイと改め、木ノ葉の里で暮らしています。娘には秋道チョウチョウがおり、ナルトと息子のボルトと同世代です。木の葉の里の伝統である「猪鹿蝶トリオ」を受け継がせる必要性はないと考えており、続けようとしている山中いのに文句を言われていました。
「BORUTO」でのカルイ
すっかり木の葉の里に馴染んだカルイは、母親として過ごす様子が描かれました。父子揃って大食らいで、特にチョウジはカルイが翌日の朝食に用意したパンをお腹が空いたからと勝手に食べたことを怒ってしまったことがありました。それに対して、大食い大会でカッコイイ所を見せようとしたチョウジとチョウチョウの頑張りを認め、微笑ましく思って笑いました。その日の晩御飯は、3人揃って焼肉を食べたというエピソードがありました。
チョウジもチョウチョウも本当によく食べ、特にお菓子にはポテチを食べていることが多いので、どのくらい食費がかかっているのか、カルイが料理しているのか気になるところです。
カルイの声優
カルイの声を担当したのは、小松由佳さんです。代表作はアニメでは「フレッシュプリキュア!」の東せつなことキュアパッションや「パンティ&ストッキングwithガーターベルト」のスキャンティ、吹き替え作品では、アン・ハサウェイ演じる「プラダを着た悪魔」のアンドレア・サックス、「ラブ&ドラッグ」のマギー・マードックなどです。
カルイの名台詞・名シーン
「あー!うっせーよもう!うだうだ言ってねーで行こうぜ!」
サムイの肩凝りの原因についてぶつくさと言うオモイに対して、カルイが嗜めました。しかし、オモイはもっと慎重に考えるべきと言うと共にカルイのことをからかった為に更なる制裁を加えられています。雲隠れの忍の仲の良さが表れた場面でした。
「邪魔するならお前もやっちまうぞコラ!」
キラービーの手がかりとなるはずのサスケのことを教えないナルトに苛立って何度も殴るカルイに対し、サイが止めにかかりました。ナルトや里を捨てたサスケを庇うことはないと言いますが、ナルトは聞きません。サスケへのナルトの覚悟が見えた名シーンでした。
母になったカルイ
どちらかと言うと短期で口調の悪いカルイでしたが、サムイやキラービーのことを慕うなど、人として優しい部分も持ち合わせていたようです。
そして、大戦後には秋道チョウジと家庭を築いてチョウチョウを産み、立派な母親となっていました。時に悩むことがあっても、チョウチョウと同世代の子供の親となったサクラやヒナタなどとも随分と仲良くなり、木の葉の里に居着いていました。