黄ツチとは漫画【NARUTO】に登場するキャラクターの一人です。登場回数は少ないため、記憶に残っていないという人も多いかもしれません。
黄ツチという名前から土影との関係性が考えられますが、死亡しているという説もあります。そこで、今回は実際のところ黄ツチは死亡しているのか、家族構成はどうなっているのかなどについて徹底的に解説いたします。
黄ツチの基本情報
名前 | 黄ツチ |
性別 | 男性 |
所属 | 岩隠れの里 |
階級 | 上忍 |
使用する技・術 | 高等土遁忍術 |
年齢/誕生日 | 44歳/ |
身長/体重 | 217cm/120kg |
声優 | 木村雅史 |
初登場 | 55巻515話「大戦、開戦!」 |
家族 | 父親:三代目土影・オオノキ、娘:四代目土影・黒ツチ |
黄ツチの基本情報
黄ツチは大きな体格に丸い大きな団子鼻が特徴的なキャラクターです。顎髭を生やしており、黄ツチという名前ですが赤いバンダナと赤い衣服を身にまとっています。
体形はかなり恵まれており、200cmを超える身長と120kgの体重という巨漢です。黄ツチは岩隠れの里の上忍で、地位はかなり高い忍であったため、上層部の会合に参加するなど岩隠れの里ではかなりの重要人物と考えられます。
実は、薬師カブトに殺害された薬師ノノウの最後を看取るなど、要所要所で登場していました。得意忍術は高等土遁忍術であり、第四次忍界大戦では第二部隊長として隊を率いて戦っています。
大量に量産された白ゼツと交戦しており、その数は十万体にも及びました。そして、十尾の尾獣玉使用に対して、土遁障壁や土遁・煉瓦の術を忍連合軍全体に伝えるなど、戦闘にかなり貢献しています。
黄ツチの家族構成
黄ツチは三代目土影・オオノキの息子であり、娘は黒ツチです。父親である三代目土影・オオノキは高齢でありながら、現役で里のトップを担っており、実力も衰えていないようです。
現に、岩隠れの里の抜け忍であるデイダラと土遁・軽重岩の術により飛行して交戦していますが、デイダラいわく「全盛期より速い」とのことでした。
また、娘である黒ツチは祖父であるオオノキの護衛として五影会談に出席しており、対デイダラ戦でもオオノキとともに交戦しており、実力もかなりのもののようです。
第四次忍界大戦では、娘が配属された第二部隊の隊長を務めており、親子で共闘しています。
黄ツチの死亡説とは
黄ツチを調べると「死亡」というワードが出てきますが、実際に漫画【NARUTO】のストーリーでは死亡していませんし、ナルトの子供達の物語である【BORUTO】でも死亡したという内容は発見できませんでした。
しかし、【BORUTO】では岩隠れの里のストーリーがあり、その中で黄ツチの父親であるオオノキが里を守るために戦闘後、死亡しています。父親が死亡したことが原因で、黄ツチの死亡説が浮上していると考えられます。
黄ツチの名シーン
黄ツチは第四次忍界大戦頃から登場が増え、その実力を遺憾なく発揮しています。ですので、黄ツチの登場場面から印象に残ったシーンをご紹介したいと思います。
土遁・山土の術
第四次忍界大戦では、外道魔像が尾獣たちを取り込むことで十尾となっています。前尾獣を取り込んだだけあって巨大な体を持ち、攻撃もかなり強力となっています。
その十尾の動きを封じるために黄ツチの高等土遁忍術である土遁・山土(サンド)の術を使用したときのシーンです。一時的とはいえ、あの十尾をたった一人の術で止めており、かなり強力な術と考えられます。
忍連合軍全体での土遁障壁
第四次忍界大戦での十尾の尾獣玉はかなりの犠牲を出しており、本部も壊滅させられてしまいました。この尾獣玉を使用されるための対策として、シカマルから土遁障壁や土遁・煉瓦の術を忍連合軍全員に教えることとなりました。
教えるにあたって、山中いのを通じて忍連合軍全員に通信して印を押しるという方法を使いました。
娘を四代目土影に育て上げた黄ツチ
第四次忍界大戦では部隊長を務め、忍連合軍全体に煉瓦の術を伝授するなどの活躍をした黄ツチですが、娘である黒ツチを立派に育て上げて黒ツチは四代目土影となっています。
オオノキは現役で長い期間土影を務めており、代替わりをする頃には娘である黒ツチの実力はかなりのものになっていたためか、娘の黒ツチが四代目土影となっています。
娘を一人前の大人に育て上げるだけでなく、岩隠れの里のトップである土影になる実力を身につけるまでに育て上げた黄ツチは、父親としても忍としてもとても優れた人物であったと言えます。
黄ツチ自体は土影を務めていませんが、実力は申し分ないと考えられ、オオノキの引退が早ければ黄ツチが土影になっていた可能性もあったのではないでしょうか。
死亡説が浮上していた黄ツチですが、【NARUTO】本編では死亡しておらず、【BORUTO】では岩隠れ編での活躍が期待されます。
父親であるオオノキと娘の黒ツチと一緒に登場する可能性が高いので、親子三代での共闘が見られるかもしれません。