【ドラゴンボール】の世界には同じ名前を持つ全く別のキャラクターが存在しています。それが「孫悟飯」なのですが、今回は孫悟空の息子の方の孫悟飯を解説していきます。
この孫悟飯、主人公の息子ということもあり、物語後半の重要なキャラクターになるのですが、果たしてどのような来歴を持ったキャラクターなのでしょうか。
また、特徴や担当声優についても、孫悟飯を知る上では抑えておきたいところ。
そこで、今回は孫悟飯という人物について徹底的に解説していきます。
孫悟飯の基本情報
名前 | 孫悟飯(そんごはん) |
性別 | 男 |
所属 | 第七宇宙(地球) |
種族 | サイヤ人と人間の混血 |
戦闘力 | 不明 |
必殺技 | 魔閃光等 |
年齢/誕生日 | サイヤ人編(4歳)→魔人ブウ編(16歳)/エイジ757年生まれ |
身長/体重 | 176cm/76kg(どちらも魔人ブウ編以降) |
声優 | 野沢雅子 |
初登場 | サイヤ人編 |
その他 | 孫悟空・チチの息子、孫悟天の兄、ビーデルの夫、パンの父 |
孫悟飯の特徴
孫悟飯はドラゴンボールの主人公、孫悟飯とチチの間に産まれた息子で、孫悟天とは兄弟関係にあたります(孫悟飯が兄)。また、孫悟飯はサイヤ人と地球人のハーフでもありますが、唯一サイヤ人の特徴である尻尾が生えているという特徴があります(同じハーフのトランクスには尻尾がない)。
名前の由来については孫悟空の育ての親である「孫悟飯」と同じ名前を付けられていますが、アニメでは孫悟空が放った「ご飯」という言葉に反応したためにこの名前になったというエピソードが追加されています。
孫悟飯は主人公の息子ですが、性格は父とは正反対に泣き虫かつ甘えん坊で、とても戦闘向きではなく、ピッコロからは呆れられるという有様。一方で父とは異なり非常に礼儀正しく、どちらかと言えば学者向きの性格をしています。
ただし、仲間を傷つけられると激昂し、驚異的な戦闘能力を発揮するという特徴も持っています。
孫悟飯の来歴
孫悟飯は生まれた時からチチによって勉強中心の生活をさせられており、悟空から武術を教わることはほとんどなく生活してきました。それが変わったのは、ラディッツ戦以降になります。地球にやってきたラディッツによって人質にされ窮地に陥る孫悟空を見て激昂。ラディッツに頭突きを喰らわせています。
ラディッツ戦以降はピッコロを師と仰ぎ、ピッコロと孫悟空と3人で3年間の修行に励み、人造人間編では超サイヤ人になることが可能に。ベジータとナッパがやってきた際にはベジータを大猿になることで戦闘不能にし、セル編では完全体セルに戦いを挑み、ベジータと手伝いも重なって完全体のセルを撃破。
魔人ブウ編ではほとんど修行をしていなかったため、ダーブラや魔人ブウに苦戦するものの、界王神界で老界王神によって能力を開放してもらったことで魔人ブウを圧倒。しかし、ゴテンクスやピッコロを吸収した魔人ブウによって体内に吸収され、地球の消滅に巻き込まれて死亡してしまいます。
その後はドラゴンボールで生き返り、22歳で結婚したミスター・サタンの娘のビーデルとの間にパンを設けます。これ以降は学者となり、一線から遠ざかる生活を送っています。
孫悟飯の担当声優
孫悟飯の担当声優は、野沢雅子さん。野沢さんと言えばドラゴンボールでは孫家の男子の声優を一人で務める方で、主人公の孫悟空はもちろん、弟の孫悟天、孫悟空の父にあたるバーダック、ゴクウブラックやターレス、孫悟空ジュニアと孫悟空関連を担当することの多い声優さんです。
ドラゴンボール以外では「ど根性ガエル(ひろし役)」、「ワンピース(ドクターくれは役)」、「あらいぐまラスカル(ラスカル役)」等を担当しています。
孫悟飯の名シーンや名セリフ
主人公の息子ということもあり、後半に活躍のシーンが多い孫悟飯。ここでは孫悟飯の名シーンや名セリフを2つ紹介していきます。
ピッコロとの修行
孫悟飯の武術の師匠と言えば、ピッコロ。孫悟飯は4歳でピッコロと修行を始め、それ以降もピッコロのことを尊敬しています。
とはいえ、その修行は過酷そのもの。わずか4歳で荒野に1人置き去りにされ、半年間1人で生活させられているのです。初めは泣いてばかりいた孫悟飯ですが、半年後には普通に生活できるまでに成長しています。
ただし、変わったのは泣き虫という点だけで、基本的な争いを好まないという性格までは変わっていないようです。
サイヤ人らしくない生活
孫悟飯は母のチチの影響からか、基本的に戦闘を好まず、幼いころから学者になることが夢でした。また、礼儀についても父の孫悟空とは正反対にしっかりとしており、その夢はやがて現実のものになります。
戦いからは遠ざかり、妻のビーデルと娘のパンと3人でひっそりと暮らしており、その暮らしぶりはとても孫悟空を父に持つ人間とは思えないでしょう。
争いを好まない戦士、孫悟飯
孫悟飯は決して争いを好まず、父とは違う道を歩んだ戦士です。とはいえ、戦士としての素質は十分にあり、いざという時だけその力を使うという使い方をしています。