マブイとは漫画【NARUTO】に登場するキャラクターの一人です。木ノ葉の里の忍ではなく、出番が多いキャラクターではないにも関わらず、その美貌から人気を集めるキャラクターとなっております。
そんなマブイは実は死亡していると言われていますが、死亡が確定するような描写はありません。そこで、どのようにして死亡したのか、生前はどのような能力があったのかなど詳しく解説していきたいと思います。
マブイの基本情報
名前 | マブイ |
性別 | 女性 |
所属 | 雲隠れの里 |
階級 | 上忍 |
使用する技・術 | 天送の術 |
年齢/誕生日 | 29歳/2月1日 |
身長/体重 | 165cm/52.4㎏ |
声優 | 関山美沙紀 |
初登場 | 45巻416話「ド根性忍伝」 |
役職 | 四代目雷影秘書 |
マブイの特徴
マブイは雲隠れの里の忍に特徴的な褐色の肌に、銀髪の髪を後ろで束ねています。スタイルはかなり良いようで、タイトなスカートからすらっと伸びた足をのぞかせています。
マブイという名前は美しいという意味の『マブい』からきていると言われていますが、あながち間違いではありません。『マブイ』は琉球語で『魂』という意味があり、その言葉と『まぶしい』をかけて名付けられたようです。
マブイは四代目雷影の秘書としていつも雷影の付き人をしています。マブイは「天送の術」という術を使用することができ、この術が決め手となって四代目雷影の秘書となりました。
四代目雷影は忍としての能力はとても高いようですが、問題行動が多いため秘書であるマブイは頭を悩ませることが多いようです。
雷影の秘書ということもあり、里では常に雷影の横に控えており、第四次忍界大戦中は軍の要である本部でサポートしています。扱いの難しい四代目雷影を影で支え、秘書としての役割をしっかりこなしており、かなり優秀な人物と言えます。
マブイの能力
マブイは雷影の秘書として行動しており、戦闘シーンと言えるものはなく、ほとんどサポート役となっています。しかし、マブイは「天送の術」という能力を持っています。
「天送の術」とは、物質を光の速さで転送することができ、転送する場所も任意の場所に設定することが可能です。しかし、これはあくまでも物質を転送するものであって、生物を転送するものではありません。
生身の人間は早すぎる転送に肉体がついていけずズタズタになって死亡してしまいます。第四次忍界大戦以前は、この術による転送を耐えたのは強靭な肉体を持つ三代目雷影のみと言われていました。
第四次忍界大戦でこの「天送の術」はかなり活躍しており、六道仙人の宝具の一つ「琥珀の浄瓶」を戦場に届けたり、四代目雷影・エーと五代目火影・綱手を戦場に送り届けるなど連合軍に多大な利益をもたらすものとなりました。
四代目雷影・エーだけがこの「天送の術」に生身で耐えられた唯一の人間でしたが、第四次忍界大戦にて五代目火影・綱手も転送に成功しています。
この時、綱手は「百豪の術」を使用しており、転送によるダメージを急激な細胞分裂による肉体再生によって克服し、見事戦場に到着することが出来たのです。
マブイの死因
マブイが亡くなったのは第四次忍界大戦の最中です。マブイは非戦闘員でしたので、線上には赴いていませんでしたが、本部で作戦を立て、それを伝達するなどのサポートを担っていました。
うちはマダラとうちはオビトは、十尾の力を試すついでに司令塔である忍連合軍の本部を潰すことを考え、十尾に尾獣玉を打たせます。
最初はなかなか狙いが定まらなかった十尾ですが、最後には本部に直撃させ山中いのいちや奈良シカク達は命を落とします。この時、マブイの姿は描かれていませんが、本部にいた人間はこの後の描写が一切ありません。
そのため、その他の本部にいた忍の生き残りはいないと思われていました。しかし、実は霧隠れの里の青のみ「BORUTO」に登場しています。かなり衝撃的な事実でしたが、今のところ青だけしか生存は確認されていません。
マブイの名シーン
四代目雷影の秘書として活躍するマブイの名シーンを集めてみました。
秘書としての務めを果たすマブイ
五影会談に向かう前に雷影に必要事項を伝えるマブイです。頭よりも先に体が動くタイプの雷影に対し、秘書として物事を先回りして考えてサポートしています。
基本的には雷影はちゃんと聞かなそうですが、秘書として、里の頭脳としてしっかりと役目をこなしており、優秀さが目に留まります。
天送の術
本来物を運ぶ天送の術ですが、第四次忍界大戦では急を要する場面も多く、マブイの天送の術が大いに役立っていました。うちはマダラに対抗するべく、現場にいない五代目火影・綱手と四代目雷影・エーを天送の術で戦場に送ります。
マブイは最初死の危険があることを説明し、転送することを拒みますが、最後には雷影の指示を聞き入れて二人を転送しています。
平和な世界を見る前に散ってしまったマブイ
戦争では誰しも死の危険があるものですが、軍の中枢である本部が狙われ命を落とすことになったマブイ。サポート役とはいえ、戦いに貢献し、結果的には平和を勝ち取ることが出来ました。
しかし、マブイはその平和な世界を見ることなく散っていきました。他にも第四次忍界大戦で亡くなった忍達は大勢おり、貴重な人材を失った代わりに得た平和を皆噛みしめていることでしょう。
恐らく死亡していると考えられるマブいですが、はっきりとした描写はなく、「BORUTO」では青の生存が発覚していますので、もしかしたら生きていたなんてこともあるかもしれません。